漫歩計の山行記録:北摂:ツツジ咲く中山連山
2007年4月14日

コース:
 阪急山本駅 --- 最明寺滝 --- 鉄塔のピーク --- 鞍部 --- 中山最高峰 --- 奥の院分岐 --- 東尾根分岐 --- 沢道 --- 中山寺 --- 阪急中山駅

 花粉症の季節も終わり、桜に替わってツツジの花も咲き出しました。久々の山歩きは、北摂の中山連山。低山ではあるものの展望に恵まれ、春のミツバツツジが美しい所です。

最明寺滝ロッククライミングさながらの登り
最明寺滝
ロッククライミングさながらの登り

 阪急山本駅で下車して、少し梅田方向へ戻り、北へ向かいます。住宅地を通り抜け、道標に従って最明寺滝を目指します。住宅地の中は少し分かりにくい箇所もありますが、道標に注意して歩けば大丈夫。やがて気持ちのいい自然林の樹林に入り、立派な門(宝教寺)をくぐると、赤い橋があります。これを渡ってすぐに右の小道に入ると、3分ほどで最明寺滝に出ます。小さな滝ですが信心厚い方が多いようで、綺麗に整備され、掃除も行き届いています。我々が行ったときも女性が一人掃除をされていました。

 赤い橋の分岐に戻り、右へ緩く登っていきます。堰堤を越えると最明寺への分岐があります。これを見送ってさらに登ります。この付近は2002年に大規模な山火事があったところで、今もその痕跡が見られます。「木は一日では育たない。火は一日 で木を焼き尽くす」という看板がありましたがまさにその通り。心ない一人のハイカーのために、貴重な森や自然が破壊されるのは残念でなりません。

 やがて、ロッククライミングさながらの岩稜を登るようになります。ロープが張ってありますが、全体重をかけるのは危険。三点確保の原則に従って、慎重に登ります。
 登るにつれて見晴らしが開け、気分爽快です。今日は天気も良く、大阪湾がきらきらと輝く横には大阪のビル群が見え、その左には生駒の山並み、そして右を見ればぽっこりとした甲山とその背後に六甲連山。うっすらと明石大橋も見えます。

ミツバツツジ山頂からの展望
ミツバツツジ
山頂からの展望

 鉄塔の建つ尾根に出て、360度の展望を楽しみながら歩きます。ミツバツツジの鮮やかな花があちこちに咲いていて、春を感じます。
 一度大きく下り、ゴルフ場の横の鞍部を通過して、左に迫る住宅を見下しながら再び急坂を登ります。標高が低いとはいえ、アップダウンはかなりあるので、あまり侮らないほうがいいでしょう。
 再度尾根に出るころには、あたり一面ミツバツツジだらけになります。両側に生垣のように咲くミツバツツジをカメラにおさめながら歩きます。このあたりの森は自然林で、杉や非ヒノキの植林は見かけません。美しい新緑が日に映えてさわやかです。

 水準点のある広場で昼食を摂り、さらに尾根を行きます。後半の尾根歩きは展望はありませんが、アップダウンもほとんどなく楽に歩けます。ミツバツツジは前半の方が多いようです。

 長い尾根が続いて少し退屈になってきた頃、中山最高峰(標高478m)に着きます。ただしピークは重走路にはなく、右へ少し入ったところにあります。はっきりした道標がないので、見落とさないよう注意が必要です。山頂からは北側の展望が開けています。

美しいミツバツツジツツジの尾根道
美しいミツバツツジ
ツツジの尾根道

 山頂を過ぎてしばらく行くと右に「山頂展望台」があり、それを過ぎると分岐があります。右へ行けば中山寺奥の院を経て中山寺に下る道。この道は前回(02年3月)に来たときに歩いたので、今回は左を取りました。
 この道はやがて谷へ下り、さらに分岐があって、東尾根コースと沢コースに分かれます。今回は沢コースを下りましたが、少し道が荒れていました。尾根コースのほうが正解かも知れませんし、道の歩きやすさからすれば奥の院経由の方が良かったよう です。
 かなり長い沢下りを経て、奥の院経由の道と合流し、ぶらぶら下って中山寺へ。桜の花を楽しみながら駅まで下りました。

 このコース、ミツバツツジの咲く4月の今は最高のタイミング。アップダウンもあり、距離も11km以上あって、かなり歩き応えがありますが、展望が良く、自然林の森林浴を楽しめるいいコースです。


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