2009年4月29−30日 |
花粉の季節もようやく終わり、連休前半は、少し遠出して、愛知県と長野県の県境にある茶臼山高原に行ってみました。ごく最近まで名前すら知らなかった場所ですが、茶臼山(標高1415m)は愛知県の最高峰で、周囲は高原リゾートになっているそうです。
<4月29日>
奈良の自宅から、高速道路を乗り継ぎ、東海環状道路の勘八インターで降りて、まずは足助(あすけ)という街に立ち寄りました。足助にある香嵐渓は紅葉の名所。また、4月には一面にカタクリの花が咲くことで知られています。今はもう花はありませんが、満開のカタクリの姿を想像しながら、香嵐渓の入口にある飯盛山(254m)に登り、裏へ下って三州足助屋敷などを見て、渓谷の新緑を楽しみながら下りました。なかなかいい所ですね。
足助からは、快適な茶臼山高原道路を経て、茶臼山の麓にある国民休暇村に到着。今夜はここに泊まります。
チェックインのあと、周囲を散歩。美しい高原です。冬はスキー場となりますがリフトが1本しかない小さなスキー場で、大きなホテルや施設もなく至って静かです。池や芝生が広がり、春から秋は牛の放牧もされるそうで、以前仕事でよく行ったイギリスの田舎を思わせる雰囲気があります。
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時間があるので、池の周囲を回って、車道の下をくぐり、スキー場をはさんで茶臼山と対をなす萩太郎山(1358m)に登ってみました。リフトで登ることもできますが、夕方でリフトは営業終了。樹林の中をのんびり登ります。麓から約30分で、芝桜の丘に出て、丘から右へ石段を登ればベンチのある頂上です。
頂上からの眺めも良いのですが、手前の芝桜の丘にある展望台からのほうがさらに展望が良く、北岳・間ノ岳など南アルプスの雪をかぶった山並みが良く見えます。芝桜には1週間ほど早かったようで、2−3分咲きといったところでした。
<4月30日>
コース:
第四駐車場 --- 自由の丘 --- 見晴台 --- 茶臼山山頂(標高1,415m) --- 展望台 --- ささやきの小道 --- 樅の丘 --- レストハウス --- 駐車場
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休暇村から、第四駐車場まで車で行って、ここから茶臼山に登ります。登山道はいろいろありますが、高原自体が標高1200m以上あるので、山に登ると言っても散歩程度。どのルートをとっても40分もあれば登ることができます。
駐車場から、道標に従い「西側登山ルート」を登ります。自由の丘と名づけられた広場を経て、右斜めに登り、やがて樹林に入って、短いながら厳しい丸太階段が続きます。これを登り切って右にたどればすぐ山頂。二等三角点があります。麓から40分もあれば十分です。
頂上には展望台があり、南側の茶臼山高原と萩太郎山、左には南アルプス連峰が見えます。ただし、展望は山頂からさらに数分東へ辿ったところにある長野県側の展望台の方がすばらしく、360度遮る物のない展望が楽しめます。
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展望台で南アルプスや高原の眺めを満喫したあと、再び急な階段を下り、分岐を左に取って「森の広場」から「樅の丘」へ歩きます。この丘には東屋があり、茶臼山高原の展望が素晴らしい場所です。
丘から快適な道を下り、コテージ群を左に見て樹林の中をさらに下れば車道に出ます。これを左に取ればもとの駐車場に戻り、左斜め前に下れば第三駐車場を経てレストハウスのある広場に出ます。
茶臼山高原は、リゾートとは言ってもこれと言った施設があるわけではなく、広々とした牧場や芝生、池、そして山がある静かな高原です。のんびりと散歩をし、花や新緑や紅葉、そして展望が楽しめ、癒される空間になっています。家族でゆっくり過ごすには格好の場所ですね。