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     いつかの夢     9

制作時期:高校時代 1998/11/20発表

※ DDを去り行く仲間が多かった時期に、彼らに向けた詩。
さりげなく小説<ALEF>の前身も見られます。
この頃からアレフのイメージは固まっていた模様。

ひどい悪夢を見た

居心地のいい暗闇に
取り残された様に
閉じ込められたままで

自身が輝いているならば
光の中で輪郭は保てない
だから 出ることも出来ず
消える事を恐れ続けていた

ひどい孤独を見た

いつかのように
届かない光の向こうを
ただ眺めるしか出来ず

そうして
私はまだここにいる
居心地のいい暗闇に
まどろみながら

漠然とした不安に
蝕まれる
目を覚ました時
全てが消えているようで

だからこそ

いつかまた
安らぎの闇に戻って来る者達の為に
目印になろう
闇の中に輝く一筋の眩い光
あの 北極星の様に

懐かしい夢を見た
なんだか ひどく
遠いようだった

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