問3

銀行の出納係が残業をしていた。

外は昨夜から雪が降り続いているが、この金庫室にはガス・ストーブが赤々と燃えていて、とても暖かい。
 帳簿の整理が終わり、現金の袋を三つ下げて金庫に納めようとしたとき、強盗が入ってきた。

手にはピストルの銃口がこちらに向けられていた。泥棒は銀行の扉に鍵をかけ、再び金庫室に戻った。

近くの空袋を取り、出納係に金を詰めさせた。

金を詰めたら殺される、そう思っているうちに出納係はある名案を思いついた。

彼は金を詰めながら、泥棒に築かれないように実行した。
「もう一つの金庫も開けろ」
「残念ながら、そのピストルは役に立たないよ。引き金を引いたらどうなるかわかるだろう」
 泥棒がその事実に気付くと同時に、出納係は金庫室から逃げだし、金庫室の鍵をかけてしまった。この間、泥棒は引き金を引くことはなく、立ち止まったままだった。
 では、出納係の名案とはいったい何だったのだろう。