『タマの見る空』
おいらが見る空は とてつもなくでかい
おいらはちっぽけなノラ猫だけど
一匹(ひとり)も気ままでそれほど悪くはないよ
その日暮らしでひもじい時もあるけど
ちゃんと幸せも感じているよ
寝床もあるし飯をもらえる伝もある
おいらにゃ、ダチもちゃんといるんだぜ
これでも毎日充実した日々を送っているし
大好きな淡い三毛色のあの猫(こ)は
彼女はおいらに気付いてはいないけど
あの猫を見るだけで心に幸せが降ってくる
夜空に浮かぶ月のブランコを見上げれば
おいらとあの子がいつも肩を並べて座ってるんだ
いつかあの猫と一緒にこの空を見上げる日を夢見て
今日もでっかいこの空を見上げているのさ
おいらはとっても幸せ猫の「タマ」
みんなはおいらを「タマ」って呼んでるよ