『欠陥品の心』


鏡の向こうにいるあなたを好きになって

心焦がして 甘い言葉に溺れて泣いて

この汚れた体に壊れた心では どんなに愛を叫んでも

僕は傍に行くことすら叶わないと諦めを口にする

欠陥だらけの心と体では まともな恋なんてできやしない

まともな恋がどんなものなのかすらも

僕にはきっと分からない

あなたを愛すれば愛するほどに 自分傷つけてしまう

真っ直ぐに前を向くことすらできないで

知らず知らずのうちにあなたをも苦しめてしまうだろう

声がかれるほど どんなにこの想い叫んでも

目の前のガラスさえも割れやしない

欠陥だらけの心と体では あまりにも無力で

この声すらもあなたには届けられないから

欠陥だらけの心と体では・・・

もう自分自身を保つことさえも難しくて

気が触れてしまいそうなんだ・・・

だから僕は独り この部屋の真ん中で膝を抱えて

耳を塞ぎ目を閉じて 僕の中に微かに残る

あなたの声だけに耳を傾ける・・・