初めてのドライブ あなたの車に乗って 都会から山の麓に向かって ハンドルを握る手 前方を見つめる眼差し 運転するあなたに見とれて 胸ときめかせて走るハイウェイ 遠い昔 私が知っていたのは まだ車の免許も持っていなかったあなた そして今 慣れた手つきでハンドルを切る 大人のあなたがいる 陽射しはまだ眩しく 山も木々も緑濃い 夏の終わり このままどこまでも 一緒に走っていきたい 日常から夢の世界へ抜け出して ふたりが青春の1日を過ごした山々の向こうに 新たな思い出の場所ができました 沿道にコスモスも咲き始めた 夏の終わりの一日 今日は貴女が横にいてくれました 一緒に眺めた川の流れが ふたりの心を癒してくれました 大樹を見上げて 自然の素晴らしさを感じました 静かな湖面を滑るボートを眺めました 川の緑、山の木々の緑、 沿道の緑、湖面の緑・・・ 様々な緑が私たちを和ませてくれました 深みを増す自然とともに ふたりの愛を深めた一日でした 私には素敵な彼女がいます 私のことを本当に想ってくれている 素敵な女性です ときどき微笑みながら 私のことを見つめます 優しい眼差しで 私のことを見つめます 言葉少なだけど 強い想いが伝わってきます そんな彼女をいとおしく想います 優しく口づけて 気持ちを伝えます 強く抱きしめて 気持ちを伝えます たとえひと時でも 一緒に過ごす幸せを感じて欲しいから 緑の山々のなかに 緑の水をたたえた湖があります 絶え間なく流れている川があります あなたと訪ねたあの日から そこは大切な思い出の場所になりました 秋風が吹き 色づき始める山々のなかで 今も湖は静かに水をたたえ 川は絶え間なく流れていることでしょう 移りゆく季節のなかで 深まるあなたへの想いを胸に 幸せに満ちた夏の日を思い起こしています 次のドライブの約束に 胸をときめかせながら・・・ 夜のとばりが降りて 雨も降り出し 緑の山々も闇につつまれた帰り道 楽しい時間は瞬く間に過ぎ せつなさが胸に迫る時刻 山々から都会へ 夢の世界から現実の世界へ ふたりを乗せた車が 滑り降りてゆく 近づく街の灯り さよならの駅までの距離を告げる 道路標識 泣きたい気持ちをこらえて あなたを見つめていた帰り道 Copyright (c) 2001-2005 Crown_pierrot. All Rights Reserved. BGM: "やさしい雨" 作者不詳