名も知らぬ海辺の突堤 青い空に舞う海鳥 貴女を連れて来たかった海 とめどなく押し寄せる波 遥か彼方に霞む水平線 目の前に広がる大自然の景観が 会えなかった時間を埋めてくれる 潮騒と海風に身を委ねながら 幸せそうな貴女の笑顔を見ていた午後 私の人生の中に貴女がいる そして今 貴女の人生の中に私がいる そんな感動に包まれた 夏の終わりの午後でした 誰もいない 夏の終わりの海 あなたと歩く砂浜 夢に見ていたシーンが またひとつ現実となって 心は幸せに満たされていきます 寄せては返す波 遠くにたたずむ灯台 大好きな海・・・ 何よりも あなたが隣りにいることが嬉しくて 胸を熱くした午後でした あなたが連れて来てくれた海 そこは 私が初めてひとり旅をした場所でした 岬にそびえ立つ灯台 激しく砕け散る波 灯台へと続く砂浜 小さな踏切・・・ 移りゆく時のなかで 変わらぬ景色を探して 頼りない記憶のかけらをつないで あなたに語りながら 今日はあなたとふたり旅です あの日ひとりで歩いた道を あなたの車でたどりながら 不思議な感動に包まれてゆく 大好きなあなたとのふたり旅です 人影のない海辺 果てなく続く海岸線 ふたりで砂浜に降り立ち 風紋に残した足跡 海に来たことを確かめるように 近づいた波打ち際 明るい日差しを背に 遠く海を眺め 風に髪をなびかせていた貴女 抱き寄せたとき ふたりの影は重なり 波打ち際まで伸びていた たとえ、ふたりの足跡が波に消されても この日の思い出は永遠に残ります 岩肌に砕ける白い波 繰り返し砕ける白い波 次の大波を心待ちに波間を見ていた 陽に照らされた海面の輝き 微笑む貴女の目の輝き ふたりで過ごす時間は輝きに満ちていた ようやく叶ったふたりの小さな願い 見渡す限りの大空と水平線 少し冷たい風に感じた秋の始まり 頬を寄せて感じる貴女の温もり 貴女の頬が夕陽に染まるまで このまま見ていたい・・・ ずっとこのまま抱きしめていたい・・・ 肩を抱き寄せ思い描く 貴女と再び砂浜を訪れる日 再び貴女の幸せな笑顔を見る日 新たな未来へ ふたりの物語が始まった Copyright (c) 2001-2005 Crown_pierrot. All Rights Reserved. BGM: "夏の終わりに" 作者不詳