初めて訪れた田舎の駅 ひとり佇むホームに あなたを乗せた電車が着きます 遠い町まで 会いに来てくれたあなたを迎えて ふたりで訪ねたコスモス畑 ピンク、白、深紅のコスモスが 一面に花咲き ふたりを迎えてくれました 他に訪れる人もない 秋の午後の花畑 そこは ふたりだけの夢の世界 美しい花々に囲まれて あなたのやさしさに包まれて 幸せを抱きしめた旅でした ふたりの秋 やさしい花色に彩られた 思い出の1ページ 可憐な花を見つめながら ふたりで座った花畑の傍ら 目の前に広がる 貴女が好きそうな メルヘンチックな情景 私たちが訪れる日を 知っていたのでしょうか 長い夏の日を乗り越え 一斉に花開いた秋桜が 風に揺れて ふたりを歓迎してくれました 可愛らしい花が好きな貴女 少女のように喜ぶ姿を見たくて 訪れた花の園 大好きな貴女の心に また一歩近づきたくて 訪れた花の園 辺り一面の秋桜に心躍らせる貴女 慎重に選びながら花を摘む貴女 摘んだ花を見せて微笑む貴女 そんな貴女の姿が とても愛くるしくて... 秋桜に囲まれて貴女と過ごした 忘れられない秋の日 遥か遠くまで続く花畑 無数に咲くコスモス その花の一つひとつに 異なる表情があるように 一つひとつに きっと誰も知らない 物語があるのでしょう 摘む花を選びながら 迷いながら 私とともに旅立つことになる 花の運命を想いました この広い世界 たくさんの人と めぐり合い、すれ違うなかで あなたと結ばれた 私の運命を想いました 花束を抱えたあなたと ふたりで歩く帰り道 秋の風が心にしみます あなたと語らいながら 歩く田舎道 駅前にやっと見つけた 小さなお店で飲んだ黒ビール 楽しい時間は刻々と過ぎていきます 駅で見上げた空は もう深い闇の色 コスモスの花色に染まった 美しい思い出を心に刻んで あなたとふたり 帰りの電車に乗り込みます ふたりで過ごせる 残りわずかな時間を惜しんで あなたの手を握りしめた 旅の終わり 夢の中で君に手渡した あの花束は コスモスの花束だったのでしょうか... ふたりの思い出にせつなく残る 昔、君に贈ったポピーの花束 君が素敵な詩で飾ってくれた 薔薇の花束 君が好きだと言っていた カスミソウの花束 さまざまな花束が思いを駆け巡ります まだ、つぼみの多い 夢の花束を抱えながら 帰りの電車を待つホーム できるだけ長く咲いて 君を楽しませて欲しい... 花束に願いました そっと腕を組んでくれた君に 次はどんな夢の花束を贈りましょうか... あなたと眺めたコスモスが あなたが抱えて歩いたコスモスが 今、私の部屋で咲いています ひとつ、またひとつと つぼみが花開き 楽しかった旅の思い出が あざやかに蘇ります コスモスが枯れても悲しまないで・・・ そんなあなたの言葉から 伝わってくるやさしさ 秋の夜 コスモスを見つめながら あなたを想っています Copyright (c) 2001-2005 Crown_pierrot. All Rights Reserved. BGM: "やさしい雨" 作者不詳