写真館 − 秋 −

万華鏡




あなたが誕生日に贈ってくれた 小さな万華鏡 ひとりの夜 そっと覗いています 万華鏡の奥は不思議な世界 色とりどりの花が次々に開き 美しく姿を変えながら 心を癒してくれます すべての風景を花に変えて やさしく煌かせながら せつなさや さみしさを 忘れさせてくれます あなたの愛のこもった 小さな万華鏡 私の大切な宝物です

秋の竹芝桟橋

美しい夜景が 今宵も二人を迎えてくれました 夜の海に架かる レインボーブリッジの煌きも 対岸の街の灯りも 観覧車も あの日のままに 潮風だけが秋色に染まり あれから二つの季節が 過ぎ去ったことを伝えます あなたと寄り添って この美しい景色を ふたたび眺められる幸せ 昨夜はしばらく会えないと思って 別れたあなたと 今宵もまた共に過ごせる幸せ あなたの愛に包まれて 怖くなるほどの幸せを 抱きしめた夜でした

秋の公園

うつろな愛... 口ずさむたび 貴女と過ごした雪の日が思い出されます 今でも鮮明に覚えています ダッフルコート姿の貴女 キスを迫る私に戸惑っていた貴女 そんな貴女がいて今の私がいます そんな貴女がいたから今の私がいるのかもしれません あの日、あの時の私を知っているのは 貴女だけなのです あの日、あの時の貴女を知っているのは 私だけなのです あの日、あの時のふたりがいて 今のふたりがいるのです 雪が降る前に思い出の場所を ふたりで訪れることができました この日のことを知っているのもふたりだけなのです 再び訪れた場所も心に刻みましょう 他の人には何気ない街角が ふたりにとっては思い出の場所なのです 素敵なことだと思いませんか...

秋の公園

懐かしい街を訪ねました あなたがポピーの花束を抱えて お見舞いに来てくれた かつての私の家 雪の日にふたりで カーリー・サイモンを聴きながら 紅茶を飲んだ喫茶店 三十年の時が流れ 街も姿を変え 思い出の家も喫茶店も 今はなかったけれど 昔の面影を残した駅や 神宮や乗馬クラブ 中学へと向かった坂道 ところどころに残る 見覚えのある壁からも 遠い日の記憶が蘇ります 駅前の喫茶店 まだ幼かったふたりが 幸せな時間を過ごした街で 大人になったふたりが 見つめ合い、語り合います 見失っていた愛を 再び抱きしめて・・・ 思い出の街に また新たな思い出のページが 加わりました

東京タワー

せつない涙は 今度会うときまで とっておいて・・・ あなたがそう言ってくれたからでしょうか 地下鉄の駅から 街路へ登る階段 あなたの姿が見えたら もう涙があふれてきてしまいました 突然心に蘇ってしまった 悲しい思い出 苦しくて、せつなくて、不安で 泣き続けた夜 あなたがとっておきの場所で見せてくれた 美しい東京タワーが タワーのライトを滲ませる涙を そっと拭いてくれたあなたのやさしさが 私の心を慰めてくれました

東京タワー

君が一緒に見たいと言っていた 輝くタワー 公園のベンチは ふたりに用意された特等席 辛いことも悲しいことも 忘れさせてくれる 素敵なタワーの眺め いつも見ていたタワー こんな素敵な眺めがあったんだね ふたりの発見だね 君に再び逢わなければ こんな情景を見ることもきっとなかったよ たとえ見たとしても こんな感動はなかったよ ふたりだから味わえる感動 今のふたりだから味わえる感動を 心に刻もうね

東京タワー

君に見せたいものがある・・・ あなたがそう言って連れて行ってくれた場所 目を閉じて  あなたに手を引かれて たどり着いた場所は 息をのむほど美しい イルミネーションの世界でした 誰もいない庭に青く煌く 幾つものクリスマスツリーの灯り その向こうには輝く東京タワー あなたと手をつないで 夢のように美しい世界を歩きながら 笑顔を取り戻すことができました

東京タワー

東京タワー

冷たい夜風 秋深まる都会の片隅 今夜は、魔法使いが 君の流した涙をイルミネーションに変えてくれた そこは光の世界 幻想的な空間 散りばめられた無数の光に包まれて、 まるで銀河を旅しているようだった そこは夢の世界 心に焼きつく景観 蒼く煌めく無数の光に包まれて、 まるで未来の街に迷い込んだようだった 煌めきを映す君の瞳 感動に輝く君の瞳 今夜は、魔法使いが 君のせつない涙を感動の涙に変えてくれた ふたりの時間を素敵な夜に変えてくれた

東京タワー

美しい月を見たとき 君にも見てもらいたくて 真夜中に送ったこともあったね 刹那さに苛まれた君に 笑顔を取り戻してもらいたくて 初めて使う絵文字に戸惑いながらも 君の驚く様子を思い浮かべて 携帯の画面いっぱいに溢れるハートマーク 贈ったこともあったね ふたりの心 繋いでくれる携帯メール

東京タワー

煌くランプ

オフィス街のランチタイム 色づく街路樹 横断歩道の向こうで 今日もあなたが待っていてくれました 電話応対、会議、企画書、 通知文、原稿依頼、ファイリング・・・ そんな世界から逃れて あなたと向き合うひととき 心躍る幸せな時間です 再会したあなたと 二度目に会ったのも ランチタイムでした 紳士的なあなたにホッとして 少し緊張して あなたと語り合ったあの日 あなたはまだ遠い思い出の中の人で 好きになってはいけない人でした あれから共に過ごした たくさんの日々 会えない時間も心をつなぎあった たくさんのメール 今、私の人生で かけがえのない人となったあなたが 目の前にいます 瞬く間に過ぎてしまう あなたとのランチタイムは 真昼の夢 会うたびに深まっていく あなたへの想いを胸に抱いて 何気ない顔でオフィスへと戻ります


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BGM: "やさしい雨" 作者不詳