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春の花を求めて
ふたりで出かけました
どれくらい咲いているのだろう・・・
期待と不安を胸に
湘南を目指しました
ようやく着いた植物園
駐車場の周囲に咲く菜の花に
ひと安心
空を覆っていた雲も切れ
青空が広がり始めました
期待を胸に入口を抜けると
明るい日差しの中
菜の花、桃の花、春の花々が
ふたりの目の前に広がりました
湘南海岸の午後
少し冷たい風の中
波の音に包まれて
波打ち際を貴女と歩きました
「嬉しい・・・」と言って
貴女が腕を組んでくれました
海辺のカフェ
夕焼けに染っていく空
色を深めていく海を眺めながら
貴女と過ごす黄昏の時間
貴女への想いが深まる時間
ゆっくりと
素敵に流れていきました
赤みを帯びた都会の空
ビルの合い間
いつもは二人で目を凝らして
ようやく見つける
小さなオリオン座
あなたの住む町では
もっとはっきり見えると
いつも聞かせてくれていた
オリオン座
あなたと二人で訪ねた夜の海
色濃く広がる夜空に
輝くその星座を見つけて
こんなに大きく
こんなに美しい星座だったのだと
改めて感動しました
星空の下
波音を聞きながら
大好きなあなたと
二人で過ごした夜
あの日からオリオン座は
私の心の中で
前よりももっと大きく輝いています
そして いつも
幸せなあの夜を思い起こさせてくれます
貴女と過ごした冬の夜
ひとり見上げていた
オリオン座
一緒に見る日が訪れました
車を停め
貴女の手をとり降り立った海岸
色深く沈む海 色濃く沈む空
穏やかな波音が辺りに響きます
見上げた夜空には
大きなオリオン座が輝いていました
「見える?」との問いかけに
「見える・・・」
「三つの星の下の小さな星でしょ?」
「あれはシリウスかな・・・」
目が慣れるに連れ
徐々に増えていく星
何億光年もの
遥か彼方から届く星の輝きを
ふたりで
手を繋ぎながら見上げました
ふたりの想い出に
またひとつ煌きが加わりました
何億光年もの彼方から
届く星の光
今見上げている星の光は
何億年も前のもので
今見つめている星は
もうずっと昔に
なくなっているかもしれない
そんな不思議な世界
幻かもしれない煌き
その不確かさのなかで
抱きしめている幸せ
何十年も前の
思い出の世界から
突然現れたあなた
夢のような幸せのなかで
あなたが
あなたの愛が
確かに存在していると
確信したくて
あなたを見つめ
その手を握りしめます
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BGM: "" 作者不詳
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