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 NEW !  映画「ナルニア国物語 第三章:アスランと魔法の島 3D吹替え版」 ★★★☆☆
 ナルニア国で王、女王となったエドマンドとルーシー。イギリスでは平凡な少年少女の彼らは、いとこの意地悪なユースチスとともに三たびナルニアに呼ばれます。そこでは王となったカスピアンが、前王に追放された貴族たちを探す船旅に出たところでした。ナルニアの外海を東に進む彼らは不思議なことに次々と遭遇し、世界の果てにあるというアスラン(ナルニアの創造主)の国へ近づいていきます……というお話。ファンタジー小説の映画化三作目。
 むーん、だいぶ原作をとっつきやすいファンタジーっぽく変えてあるのかな?という感じなのですが、かえってすごくわかりにくくなっているような気がする……のですが(汗)。私の好きなシーン(ルーシーと海の少女が目を合わせるシーン)が原作どおりの感じで入ってなかったのがとても残念。だけど、ユースチスが結構活躍してくれたので良かったです。ユースチスとねずみのリーピチープのやり取りもとてもよかったです。海蛇のデザインは子供向けとは思えない造形でこれはいいのかなー(笑)。それにしても全作品映画化してくれるのかこの先不安です。
 NEW !  映画「ヒアアフター」 ★★★☆☆
 インドネシアの地震津波に巻き込まれたフランス人ジャーナリスト、無くなった人々の声を聞くことが出来る霊能者、一心同体のごとき存在だった双子のの兄を亡くした少年。彼らは運命に引き寄せられるように出会い、それぞれの人生を力強く生きていく大切なきっかけとなる……というお話。
 ファンタジーなお話を書いている私ですが、実はあの世とか来世とかそういう系は信じていないし、かといって絶対に無いとも言い切れないので、そんなものは無いほうがいいなー(汗)というスタンスです。でもそういう世界を描いたお話は結構好きです。
 この映画では三人の人物の平凡?な暮らしと、そのなかにある葛藤も淡々と描かれて日々の積み重ねの大切さを感じさせました。少年が自分の兄と話をしたくていろんな自称霊能力者に会いに行くところ、胡散臭いのがいっぱいで面白かった。少年の母親も里親も児童相談所の人もみんないい人でほっとしました。霊能力者の人のディケンズおたくなところもほほえましい感じ。
 冒頭の津波のシーンは迫力はあって怖かったけど、ちょっと綺麗過ぎるなーと感じました。当時の映像を思い返しても、水あんなに澄んでないって。
(この文章は東北地震の前に考え、書きました。どうにも言い表せない惨状に胸がつぶれ、ただ沈黙するばかりですが、自分の出来ることをしていこうと思います)
 映画「ソーシャル・ネットワーク」 ★★★☆☆
 名門ハーバード大学の学生マークは、人との関わりに難があるコンピューターオタク。彼は彼女に振られたのと酒の勢いで、女学生の写真を並べて“どっちがイケてるか”投票するサイトを立ち上げる。その写真は大学のネットワークからハッキングで手に入れたもの。そのサイトは瞬く間に話題になり、それを見た上級生からハーバード内のエリートだけのSNSを作らないかと持ちかけられる。しかしマークは独走して“フェイスブック”立ち上げる。どこまでも広がる規模、膨らむ会員数。新たなビジネスとなったフェイスブックの、マークの行く先は……というお話。実在するSNS創設のお話です。
 私自身は、現実の人間関係もフォローしきれないのにネットでたくさんの人と繋がるなんてとてもとても……なので、今ひとつSNSの良さがわかっていません(汗)。が、この映画は退屈するところも無く、興味を持ち続けて見ていられました。
 このお話は二つの訴訟を平行して進めています。マークに依頼した上級生は自分たちのアイデアをマークが盗んだとして、もう一つは共同設立者の友人が勝手にその立場を外され不利益をこうむったとして。
 どちらもコミュニケーションの不足や相互の理解が足りないせいで問題が起こったのかもしれませんが、その辺については私も似たようなところがあるので(言うべきことを言うべきときに言わない、とか面倒なことをそのままにしてしまうとか)ちょっと心苦しかったです。マークに悪意があってそうしたのかどうかはよくわからない、どっちにも取れるような。どちらにしても、あまり好感も持てる人物像ではないけれど。
 上級生のボートのシーンはミニチュア撮影みたいで本筋とはあまり関係無いのだけど面白かった。マークがハッキングしていく場面は字幕を追うのが大変だったけどスピード感があってよかったです。
映画「デュー・デート 出産まであと5日!」 ★★★★☆
 ピーターは身重の妻をロサンゼルスに残してアトランタで仕事をしていた。出産には余裕で間に合うはずが、偶然関わった奇妙な男イーサンのせいでテロリストに間違われ、飛行機に乗れなくなってしまう。荷物も財布も身分証明も無くしてしまった彼に、イーサンが車で送ると持ちかけるが、それは新たなトラブルの始まりだった……というお話。
 いや〜、笑った〜。英語とアメリカ文化がわかればもっと楽しめたはずなのが残念です。キレまくり怪我しまくりのピーターが不憫で(笑)。途中にとんでもなく下品な場面があるのでお子様には見せられない…ってR−15でしたか。色々あった珍道中、最後はハッピーエンドのお約束ですが、何にも考えずに楽しめました。
 映画「アンストッパブル」 ★★★☆☆
 少しの油断から起きたミスが、深刻な事態を引き起こしてしまう。有毒化学物質とディーゼル燃料を大量に積んだ貨物列車777号が暴走してしまったのもそれだ。住宅地で脱線すれば被害は尋常ではない。その日初めてコンビを組んだ運転士フランクと車掌ウィルは、家族を守るために列車を止めようと行動を起こすのだった。……というお話。実話をベースにしたお話です。
 冒頭、ミスを引き起こしてしまう男性に(全速力で走れ!!!)と思わず突っ込みを入れてしまいました(笑)。それにしても魔が差したようなミスってありますよね。自分はここまでひどいミスの経験はありませんがゾッとします。TV中継されたり作戦が失敗したり市民が避難したりCEOは株価を気にしたり……とお約束な流れですが、ハラハラドキドキで面白かったです。しかし奥さん手のひら返しすぎで笑った。
 映画「RED/レッド」 ★★★☆☆
 CIAを引退したフランクは役所の年金課のサラに何かにつけて電話するのが小さな楽しみだった。サラもまんざらではなさそうで、快く相手をしてくれる。そんなある晩、武装した一団がフランクを襲う。慣れた調子で撃退した彼だったが、事件の裏側にきな臭いものを感じ、通話記録からサラも狙われると判断、彼女をさらうように連れ出す。そしてかつて死線を共に潜り抜けた仲間たちを訪ねるのだった……というお話。アメコミ原作らしいです。
 引退したおじいちゃんおばあちゃんたちのタフさが痛快です。それぞれ強い個性で見ていて楽しい。巻き込まれたサラは呆然と見ているだけのうちに力強く変わって……いかない。普通はそうだよね(笑)。ヘレン・ミレンはおばあちゃんというのは抵抗あるなーと思うくらい気品があって美しかった。彼女の恋愛話がきゅん(笑)と来ました。それにしてもいいところをCMで全部見てしまっていたので損した気分になりました。
 映画「グリーン・ホーネット 3D版」 ★★★☆☆
 お調子者のブリットは新聞社デイリー・センチネルの設立者のドラ息子。その父が何者かに殺害され、ブリットは会社を受け継ぐことになる。その過程で運転手カトーと出会ったブリットは彼の優秀さ器用さに感心し、世の中の悪を共に叩き潰そうと持ちかける。二人は“グリーン・ホーネット”に変身し、マフィアの下っ端たちを次々にやってつけていくのだった…というお話。昔の米ドラマの映画化です。
 昔のドラマのほうはブルース・リーが出ていたということしか知らないのですが、コミカルアクションという感じで面白かったです。危機に陥ったときに発言する“カトーヴィジョン”がかっこよかったです。カトー役の人はよく知らないのでちょっと地味?と思っていたのですが、見ているうちになかなか魅力的に思えました。秘書役のキャメロン・ディアスの男たちに負けてないキャラはよかったけど、もうちょっと新鮮味のある女優さんが良かったかも。
 映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」 ★★☆☆☆
 ヴォルデモートは魔法省を掌握し、魔法界全てを支配下に置こうとしていた。ハリーたちはからくも追っ手を逃れ、隠れながらさすらう日々だった。ヴォルデモートの弱点とされる分霊箱を探し出して破壊しなければならないが、その場所も破壊方法もはっきりとしない。一方ヴォルデモートは自らの力を高めるため、三つの死の秘宝を探していた……というお話。シリーズ最終作の前編です。
 希望の見えない逃亡の旅は仲良し三人組に暗い影を落とし、友情を引き裂く。のですが、いきなりアイテム出現、友情復活。原作には色々その間の出来事があるんでしょうけどねぇ。登場人物も外見が変わってて誰かわからなかったり。そういうことは取るに足らないこと、気にしないが吉なんでしょうねぇ。スネイプ先生もほんの少しだけだし。ドビーで泣かせようたってねぇ。泣いたけど(笑)。ここまできて、原作を読みこんでいないと楽しめないとは辛いものです。死の秘宝のお話のところが一番面白かった。暗くてうら寂しい自然の景色はとても綺麗で良かったです。
 映画「しあわせの雨傘」 ★★★★☆
 雨傘工場の社長を夫に持つスザンヌは毎日優雅に何不自由なく暮らしていた。が、ある日夫が倒れてしまい、スザンヌが代わりに経営を任されることになってしまった。従業員を締め付けていた夫とは違い「従業員は家族」の方針を打ち出したスザンヌは傾きかけていた工場を盛り返す。何もかもうまくいっていたのだが、夫が回復して戻ってくることに。生きがいを奪われたスザンヌが取った行動は……というお話。
 1970年代を舞台にしたお話なので、ファッションがそれっぽくとてもかわいくてお洒落で見ていて楽しかったです。スザンヌのメルヘン主婦ぶりも面白かった。フランスならではの貞操観念には苦笑ですが、カトリーヌ・ドヌーブだもんなぁと納得せざる得ない感じ。スザンヌはそこら辺の男なんてはるかに超えたとてつもないパワーと大きな器の持ち主なのだけれど、カトリーヌ・ドヌーブが演じているので説得力がありすぎです。

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