安定と挑戦と変化と。
転勤を命じられた時、何よりも困惑したのは、『いつまでという期限がない。』ということ。だってそれって、その期間は何も始められないし、何も進められないってことやないのん?
もう十分なほどいい年なのに、例えばいつ引き払うか分からない部屋に家財道具を必要以上に増やすことは出来ないし、ましてや自分の城を持つことも出来ないし、半年毎に帰還命令が下される可能性がある身としては、習い事を始めるにも中途半端で、どっしりと腰を下ろして何一つ進められない。
こっちに永住してしまう事を決心してしまえば、自分の将来に向けていろんなことを始められるのだけど、今の自分にはまだそこまでの勇気がない。かといって『今すぐ帰れ!』と言われる可能性も大いにある訳で、今の自分はまだ帰りたくない気持ちがある。どうしたらいいのか自分でもわからないなぁ。
自分の定位置ってのはやっぱ持っておきたいわけで、なにか拠点をもってそこから変化を求めたり、いろんなことに挑戦していきたいって気持ちは十分あって、落ち着いてしまいたいわけでは決して無い。(普通はとっくに落ち着いている年齢なんだろうケド、それはおいといて・・・)
どちらも叶えたいなら、答えはひとつ。仕事を辞めること。
あえて困難な場所に身をおくのも、変化を好む自分的には嫌いではない。ただ、ここに来た自分の使命を考えると、まだ果たせてない気がするから、それを自分が納得するまでやり切るにはまだ時間が必要かな。
まだ全く予想のつかない未来が先にはある。この年になってまだそんな浮き草状態に自分があるなんて、そんなこと全く想像してなかった。いつも同じような毎日が来ると思っていた。
あるべくしてあった運命なら、ある意味刺激的。道草になるのか、近道になるのかはまだわからない。