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memoの小部屋

しまこの心を捉えた言葉集



そこにひろびろした青空のような人生が待っていそうな気がする


司馬遼太郎「竜馬がゆく」(文春文庫)より。
坂本竜馬が土佐を脱藩しようと決心したときの心境を書いたもの。
私にとって青空のように広く、澄んでゆったりとした人生はいつやってくるかな。
そんなときが来たらきっと大声をあげたくなるだろな。




自分はこの世の中の不動なものと不動ではないものとの違いを学んだような気がする。

親しくなりすぎることが、お互いの負担になる場合もある。

心の病気ってのは、つまり人間病だ。一所懸命に生きてたり、辛い悲しいことが起こると、
人間だから心が少しこわれちまう。それにはそれなりの治し方があるんだ。

過去は、きみのうしろをついて来る骸骨にすぎない。ときどき話し掛けてくるが、放っておけばいい。


すべて宮本輝さんの本「月光の東」(新潮文庫)より。
久々に読んだ彼の文章には、やはり心を捉えて離さない言葉がたくさんつまっていました。。





時々人は自分の言っていることがわからなくなるんだ。
そしてそれがどれほど他人を傷つけているのかさえわからないんだ。


これは、一時期話題になったマイケル・ジャクソンのTVインタビュー内で彼が言っていたこと。
まさにこの通り。気づいてからじゃ遅いんだけどな。
でもわからない、気づかないって、恐いことだ。





直球だけど魔球


確かフリーペーパーにあった、ゆらゆら帝国の新しいアルバムについての対談みたいなので、
メンバーだかインタビュアーだか忘れたけど作品についてこんなことを言ってた。
すごく、おもしろいと思った。これを見て以来、何かあるとこの表現に当てはめてしまう。良くも悪くも聞こえるよな。





甘え方を知らず、許し方を知らず、怒り方を知らず、くつろぎ方を知らない。


私の大好きな宮本輝さんの本、「血脈の火」(新潮文庫)より。
父の愛情を知らずに育った女性について、父なるものへの処し方を知らないことが女として頑迷にさせているという内容。
父親や母親だけに限らず、人の愛情を十分に受けられず育つということは どんなにか
その人間に大きな影響を与えるんだろう。 だけど逆に、まわりのたくさんの人たちから
たくさんの愛情を受けて、 そして自分もまた大きな愛でみんなを包み込むとする。 そうしてみんなが幸せな気持ちになる。
例えば世界中の人全員がそうできたなら、きっと戦争や抗争なんて起こらないんだろう。





コーヒーを入れたから少し話そうよ


おなじみ、マキシム(?だっけ?ちょい不明)のコマーシャルソング。
ちゃんとリリースされてる曲なのか、CM用なのかさえ知らないのですが(すいません、どなたかご存知でしたら
教えてください。)
話したいって思ったときに話せなかったり、話そうって思っても気を使ってやめてみたり、
なかなか想いが伝えられないでヤキモキしてしまうことが、よくあるのだ。
こんなさらっとした誘い方ができればステキだよな。なんか、ジェントルだ(笑)





歌を歌っただけさ。


「真っ赤なソレイユ」のお芝居での一言。
心中しようとしていたカップルを説得し、みんなで楽しく歌うと二人の生きる希望と勇気が湧いてくる
という場面で、カップルがお礼を言ったことに対する返事。
なんで人間は歌を歌うのだ?と考えたら、つまりはこういうことなのかもしれないね。
いや、歌に限らずとも、なんかすごーく普通の、いつもは何でもないようなものが
あるときにはとても励みになり、チャンスになり、希望になることがあるんだもんな。
そういう瞬間を見逃さないように生きたいね。





放っておいても物事は流れるべき方向に流れるし、どれだけベストを尽くしても
人は傷つくときは傷つくのです。人生とはそういうものです。偉そうなことを言うようですが、
あなたもそういう人生のやり方をそろそろ学んでいい頃です。あなたはときどき人生を
自分のやり方にひっぱりこもうとしすぎます。精神病院に入りたくなかったらもう少し心を開いて
人生の流れに身を委ねなさい。


村上春樹「ノルウェイの森・下」(講談文庫)より、「レイコさん」から「ワタナベ君」へ宛てた手紙の一部分。
私の常々なるキーワード、まさに「なるようになる」的なコト?いくらあがいたって、ダメなときはダメだものね。
でもその逆も然りで、望んでないのにラッキー、ハッピーなときだってあるんだから、ほんと、人生ってなんじゃいな。





だからあなたは誰にも遠慮なんかしないで、幸せになれると思ったらその機会をつかまえて
幸せになりなさい。私は経験的に思うのだけれど、そういう機会は人生に二回や三回しかないし、
それを逃すと一生悔やみますよ。


上に同じく「ノルウェイの森・下」より、これまた同じ手紙の中から。だってこの手紙、何回も読み返したもん(笑)
これが、今になって考えると影響してたか?と思うのは、流れに身を任せているクセに、けっこうがっつくときは
がっつくよ、みたいな(笑)でも、何かを選択しないといけないとき、自分の幸せを考えてあげるっていう
甘えやしたたかさも、たまにはいいんじゃないかなと思います。





期待するから後悔が生じるんだ


高校のときに読んだ、なんか「自分を愛するための本」みたいなのに書いてあった。
あの頃、なぜかそーゆう系の本を読みあさっていたのでした。そんなに自分がキライだったのか(笑)
すごく小さい頃、近所の友達の家に遊びに行くとその子はすでに誰かと遊びに行ってて、
次に誘いに行った友達も何かの用事で出かけていたことがあって、その日を境に私はアポなしで友達を訪れるのをやめたのを思い出します。





向上心のない奴は馬鹿だ!


小学校5、6年の時の担任の先生が、教室の黒板の上のほうに貼っていた標語(?)。谷川俊太郎だか誰だか忘れたけど、
どっかの作家のことば。誰かご存知なら教えてください。
なんか、最初そのことばを聞いた時はすごい語調がキツイ印象だったし、
なにより「向上心」の意味がわからなかったから(笑)あまり好きではなかったのだけど、
そのことばがやっと私の脳に届いたのが高校ぐらいで、それ以来、なにかあるごとに「向上心、向上心、ブツブツ・・・」
と 自分に言い聞かせてます。





すべてのことが誰かにとっておかしなことなんだ。


一番最初に書いたのと同じ、マイケルのインタビューより。
そう、絶対これが正しいとか、間違ってるとか、常識・非常識、そんなものはないに等しい。
まったく同じ環境で生まれ育った人なんて誰1人いないもんね。
要は、できる・できない、知ってる・知らない、おもしろい・つまんない、好き・嫌いだもんね。
なんだ、簡単なことだ。





「大切にしよう!自分のからだと素直な心」


私の住むマンション前にある横断歩道のそばに立てかけた看板の標語。
だいたいその位置的に、「飛び出し注意」とかそんな系のことが書かれているはずなのに、何故にこれ??
でも、グッときましたね。こんな看板に(笑)
私の永遠のテーマです。





どこにもぶつからなくても、ぼくはぼくだろうか


オススメ本にもありますが、絵本「だれも死なない」より。
上手に、そつなく、傷つかないように生きるのもいいけれど、
走って転んで泣いて、休んでまた走って・・・なんてのも
それがもしその人らしいといえるなら、誰も止めたりなんかできない。





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