|
昨年同様、夏休み特別企画ということで、7月31日(土)に音楽部現役生の練習の見学に行って参りました。
2010年度のコンクール曲は、
課題曲:五月のうた(谷川俊太郎詩・寺嶋陸也曲)
自由曲:女声合唱とピアノのための組曲「譚詩頌五花」より5.運命(宗左近詩・鈴木輝昭曲)
の2曲です。
まず課題曲の『五月のうた』は、全10曲からなる『二月から十一月への愛のうた』の第4曲にあたります。
作詞はかの有名な谷川俊太郎氏で、『魂のいちばんおいしいところ』という詩集の中に収められているようです。
出だしはピアニッシモでソプラノ、メゾソプラノ、アルトの3パートが一斉に歌い出します。
そして曲に彩りを添えるように、後からピアノ伴奏が流れるように追いかけてきます。
旋律の合間に多々存在する16分休符が、メロディーラインに軽快さを添え、
対象的に『青空の瞳やさしく』『心臓のアレグロに耳をすまし』の旋律は朗々と滑らかに歌い上げられます。
また、パート関係なくソプラノが通常歌うようなメロディーが、メゾソプラノ、アルトの旋律の中に多々出現します。
流れるようなメロディーラインの中で音程が微妙に下がったりしてしまう部分も少し見受けられましたが、
さすがは現役生!集中力を絶やさず小松先生のアドバイスを必死に吸収しようとされている姿勢が
何とも頼もしかったです!
そして驚いたのは声の統一感です。
現役生は84名いらっしゃるとお伺いしましたが、パート関係なく全員が同じ声質をされていて、ピアニッシモ、フォルテッシモの表現で特にその声の統一感が際立ち、非常に感動致しました!
また、自由曲は鈴木輝昭氏作曲の『運命』です。
故
宗左近氏作詞で、タイトルの『運命』を、
『大空』、『光』、『星』、『大地』、『水』、『川』、『海』、『入道雲』、『夕焼け』、『宇宙』、『水平線』等、
地球をとりまく自然や環境の輪で表現する、感動的な壮大な曲です。
後半はピアノ伴奏が入り曲調も一気に変化します。
特に『入道雲』の旋律が印象的でした。ソプラノの高音の勢いある息遣い。1郡、2郡のせめぎ合うような掛け合い。
課題曲とは全く違った迫力が感じられ、ハーモニーも厚くなり、
堂々と凛として歌う現役生の姿を目の当たりにすることが出来ました。
また鈴木輝昭氏独特の音楽表現『tri
tri〜』も中に組み込まれており、
音楽の流れの中にリズムよくtriの言葉が刻みこまれ、一気に音の洪水の中に引き込まれていきました。
曲の練習は朝10時から約2時間程度行われましたが、
小松先生は特に体を使った声の出し方を徹底的にご指導されておりました。
『おなかと仲良く』という表現で腹式呼吸と連動した声の出し方を念入りに確認されており、
また現役生も非常によく反応して声を出しておりました。
例年よりも長い時間見学させて頂きましたが、
現役生の皆さんの集中力、忍耐力、そしてなにより若々しい透明感のある声に感動致しました!
8月29日(日)には早速県大会がありますね。
シード演奏だと思いますが、埼玉県代表として誇りと自信を持って素晴らしい演奏が出来ることを心よりお祈り申し上げます!
最後に小松先生、現役生の皆様、当日温かく迎えてくださり有難うございました。
今後も何卒宜しくお願い致します!
(2010.8.15 荒井更新)
<練習の様子>
 
  
※現在部員は84名だそうです!毎年の事ながら大所帯ですね。広い視聴覚室も少し狭く感じます。
※クラスTシャツは今年も健在です!水色が多いですね(笑)
|