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食餌
以前は、市販のドライフードと、猫用として売られている煮干しを与えていました。
あるとき、6頭のうち1頭が下部尿路疾患を患い、入院しました。
治療のため、尿中の結晶の原因であるミネラル分を抑え*1、尿のpH値を整える*2ために、
病院で勧められた食餌療法用のキャットフード『pHコントロール』に換えました。
残る5頭は、特に症状も見られなかったので、その後も以前と同じキャットフードを
与えていましたが(さすがに、ミネラルの多い煮干しは止めた)、念のために
尿のpHをチェック*3してみると、アルカリ性に偏っている個体がいました。
いざ発症した時点で治療するとなると、入院だ通院治療だで費用がかかるし、その症状で
苦しんでいる様子*4も、先の1頭で見て知っていたし、『pHコントロール』は普段の食餌として
与えても問題ない、とのことだったので、全員そちらに切り替えました。
以来、与えているのは『pHコントロール』と水道水*5だけです。

 
 pHコントロール<URINARY 1(スターター)>&<URINARY 2>
URINARY "1"と"2"では、若干成分が異なります。
食餌療法開始時に、"1"で速やかにpHを弱酸性(5.8〜6.2)に整え、
その後、"2"で(6.0〜6.5に)安定を図る、といった感じみたい。
うちでは、発症した1頭には、"1"と"2"をほぼ同量ずつ混ぜて与え、
発症はしていないけれど、アルカリに傾きやすい♂2頭と♀1頭には
"1"のみを与え、安定している♀2頭には"2"のみを与えています。

原産国:フランス(ロイヤルカナンS.A.
輸入者:マスターフーズリミテッド
発売元:共立製薬株式会社

人間の食べるものは動物には毒だと思っているので、生まれたときから、
そういったものは与えていません。
人間が食事していると、興味を示して寄ってはきますが、臭いをかがせても、
食べるものじゃないと思うのか、そっぽを向いてしまいますね。
唯一、海苔は好きみたいでしたが、海苔ってミネラルが多いよな、と思って、
いまは食べさせないようにしています。

1頭は、納豆のねばねばが好きで、食べ終わった容器に鼻を突っ込んで、
夢中で舐めます(あるいは、鰹だしのタレの味が好きなのかも)。
一応病院で訊いてみましたが、「大丈夫でしょう」ということだったので。
ただ、そもそも飼い主が納豆をあまり好まないので、滅多に与えることもありませんが。

あとは草。イネ科の植物の葉っぱ。
お腹に溜まった毛玉を吐き出すために食べますが、これを目にしたときのねこの様子は、
好物を出されて早く喰わせろと喚く、と言うよりも、なぜそれを求めるのか自分でも分からないけれども、
生きるために本能がそれを強く求めている、としか思えないような騒ぎ方です。
エノコログサ(ネコジャラシ)が好きみたいですが、これだと採取出来る時期が限られている。
「イネ科の植物」であればよいらしいので、そこらへんに生えている笹を折りとって与えています。
虫の卵とかありそうなので、熱湯で洗ってからね。
葉っぱ自体は消化されにくいみたいで、毛玉と一緒に吐き出されなければ、便に混じって出てきます。
たま〜に、お尻からぶら下がってたりしますが。

*1:特にストルバイト結晶の成分であるマグネシウム含有量が低く抑えられている(『pHコントロール』で0.07%以下)
*2:弱酸性が正常値。中性〜アルカリ性に偏ると、下部尿路疾患の原因のひとつである「ストルバイト結晶」が出来やすくなる。
ただし個体差もあって、アルカリ性だと必ず発症するわけではないし、弱酸性なら絶対大丈夫というわけでもないらしい。
また、適正値よりも酸性度が強まると出来やすい結晶もあるそうなので、治療や予防を目的として食餌を切り替えるのであれば、
やはり病院に相談するのがよろしいかと
*3:普段のトイレ砂に混ぜて、色の変化でpH値をチェックするペレットを、一般のペット用品店でも購入できる。
病院を通じて購入したものは、カラーチャートが市販品よりも細かく分類されている。色味によってpH値が
「5.8〜6.2」「6.4〜6.6」「6.8〜7.0」「7.2〜7.4」「7.6」「7.8〜8.2」という具合
*4:膀胱に尿がいっぱいに詰まっているのに出ない、というのは、ちょっと想像するだけで、ツライだろうなー、と思う。
それが進むと、水を大量に飲んでは吐くを繰り返す。尿毒症の症状であり、そうなると二日ほどで死んでしまうこともあるらしい
*5:ミネラルウォーターもよろしくないらしい。水道水は、蛇口をひねって出てくるそのまんま。特に浄水器等も使っていない