のコーナーでは、これからロシアを旅しようという人たちのために、ロシアの旅のABCを順序立てて記していきます。

シアへの旅は、他に国とは全く違い、遙かに面倒です。たとえば、観光ビザの取得でも、宿泊先や日数などの詳細が完全に予約されていなければおりません。

こは、旅行会社に代行してもらうのが一番いいでしょう。

また、ここでは「旅行」を前提にしています。「留学」の方はその旨を旅行会社に言うか、語学留学プログラムを利用してください。そのうちこのホームページでも紹介するかもしれません。

フローチャート

1.決意する
2.おおまかな旅程をたてる
3.複数の旅行会社に見積もりを頼む
4.旅行会社に手配を頼む
5.荷物などを準備する
6.書類を受け取る
7.出発!!

1.決意する

 「シアに行くぞっ!」と固く決意する。

2.おおまかな旅程をたてる

 の時点で、何日間の行程か、飛行機で行くか船で行くか、どこの都市に何泊するか、予算はどのくらいに設定するか、などをある程度決め、紙に書いてしまいます。
 『地球の歩き方』などの旅行ガイドを購入し、熟読して検討してください。
 また、パスポートがない人は、あらかじめここで自分で取ってしまうのがいいでしょう。
 ロシアの旅では、完全な自由旅行は現時点では不可能です。国にとって都合のいいバウチャー制度(後述)だからですが、中国側からビザを取って入国するなどすれば、数日間の自由は利きます。

3.複数の旅行会社に見積もりを頼む

 2.で書いた計画を元に、いくつかの旅行会社に見積もりを頼みます。見積もりが無料の所を選びましょう。
 ロシア旅行では、会社によって代金が全く違ったりします。これは、予約できるホテルが違ったりするからです。ユースホステルが利用できないところもあります。
 ホテル代は、日本円で一泊一万円が高い安いの境目です。モスクワやペテルブルグでは、6〜7千円でもかなり高級なところがありますが、地方都市では絶対数の少なさからでしょうか、一万数千円するところもあります。
 鉄道料金などは、試しに1q10円として計算してみてください。長距離を一気に駆け抜ければ安くなります。
 日本で頼んでいくと総じて高くなりますが、こればかりは仕方がありません。
 よくわからないことがあれば、とことん聞いてしまいましょう。
 いくつか頼んでみて、印象の良さそうなところに、他の安いところの情報を加えて、旅行会社を決めます。
 HOFAのホームページの鉄道料金情報なども参考になります。

4.旅行会社に手配を頼む

 行会社に航空機やホテルの予約、ビザの取得をまとめて手配してもらいます。
 手配を頼むのが、遅くても出発の2ヶ月前くらいになれば、楽に進めることができるでしょう。

5.荷物などを準備する

 移動が多ければバックパック、少なければスーツケースなどを用意し、持っていった方がいいものをリストアップ、詰め込みます。
 何を持っていけばいいかは、旅行会社に問い合わせたり、ガイドブックを見たりして判断しましょう。
 また、ロシアの旅の経験者に聞くのもいい方法です。メールをくだされば、私も多少のアドバイスはできます。

6.書類を受け取る

 旅行会社に頼んでいたビザやバウチャー(ホテルや航空券、列車の切符などの予約の証明書。ホテルの宿泊前には、これを提示する。ホテルのサービスビューローなどで切符用のバウチャーと切符自体を交換する)や航空券などを受け取り、最終的な注意を聞きます。
 これで準備は完了です。

7.出発!!

 巨大な国への勇敢なる旅立ちあるのみです。

(注)

 ロシア旅行が他と違う最大の点は、バウチャーでしょう。上にも書きましたが、これは予約の証明書と言っていいものです。また、ビザはパスポートに貼り付けたりスタンプを押すタイプでもなく、紙切れになっていて、写真が貼ってあります。
 それら以外にも戸惑う点は多々あるでしょうが、わからない言葉があれば、「Encyclopedia」コーナーでも見てやってください。
 予算としては、手配を頼むときに旅行会社に頼んだものの他、米ドルで1日平均30ドルあればかなり贅沢ができます。地方都市や列車乗車中などは、1ドルでもやっていけるでしょう。
 ただ、シベリア地方からモスクワやペテルブルグに入った場合、そこで物価が急騰したかのような錯覚に陥るでしょう。それでも日本よりは安いですが。


興味のない人に無理矢理、是非一度はロシアに行った方がいい、とは言いません。

ただ、「シベリア鉄道で大陸横断」と言う言葉には心を動かされる方もいるのではないでしょうか。

そんな貴方の助けになることができれば幸いです。