『叛逆の時を生きて』 2010.6.18刊 ご案内  
 
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  【著者略歴】  本書から引用

臼井敏男(うすいとしお)

1949年生、岡山県生まれ。
都立高校卒業、一浪後東京大学入学、1972年東京大学法学部卒業、朝日新聞社入社。
宮崎・行橋各支局、福岡総局、朝日ジャーナル編集部、東京社会部を経て、大阪、東京社会部次長、論説委員、社会部長、論説副主幹などを務め、2009年1月定年。同月より朝日新聞シニアライターとして「ニッポン人脈記」を担当、「反逆の時を生きて」「差別を越えて」を執筆。
2010年3月、朝日新聞社を退職。
2009年4月から慶応大学非常勤講師として「取材論」を担当。
 
     
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  この本は、2009年6月朝日新聞夕刊に連載された「ニッポン人脈記」の<反逆の時を生きて>全15回を大幅加筆して刊行されたものです。

「朝日新聞論説副主幹 臼井敏男」の名刺を頂いたのは、2008年11月25日、教育会館で開催されていた「『新版・叛逆のバリケード』出版記念・日大闘争写真展」の会場でした。
定年を間近にして、「人脈記」で1968年の全共闘運動を書いてみたいというお話。居合わせた数人と喫茶店で懇談(臼井さんは大学ノートを広げペンを走らせていたけど)。

取材を承諾し私は2009年初めインタビューを受け、また臼井さんは2月15日中村克己君墓参会でも取材されていました。
多分多くの日大生と同様に、私も文章を書くのが苦手で嫌いです、しゃべったことがプロの手で美しくまとめられていて「小っ恥ずかしい」限りです。

取材時に「連載の最後でいいので、なぜ1968年 の全共闘運動を取材しようと思ったのか、立場的なものとその思いを是非書いて もらいたい」とお願いしました。連載時には叶わなかったのですが、それは本書の「あとがき」でキッチリ書いて頂いています。

臼井さんも<1968年につかまれてしまった>仲間(共に闘ったという意味ではないにしても)の一人と思います(=ぼくにとってあの時代を通過したということは、何かに「つかまれてしまう」という経験だった。小阪修平著『思想としての全共闘世代』ちくま新書・はじめに)。

「1968年」を知るために、是非お読み下さい。

なお、東京工業大学で、大学当局とつるんで「スト破り隊」の隊長をやり、挙げ句の果てに全共闘メンバーを告訴し警察に売り渡した当時4年生の御仁や、ほぼ同じことを東大でやった町村二世の話は読み飛ばしちゃって下さい(笑)。