西国三十三箇所の一番札所といえば「青岸渡寺」です。青岸渡寺は那智大社と隣り合わせに位置しています。古びた感じのするお寺ですが、何といいましても一番札所。私もここからスタートしました。
青岸渡寺は和歌山県の南端、JR那智駅から北へ入ったところにあります。JR那智駅へは電車でも大阪や名古屋から約4時間は十分にかかります。青岸渡寺へはJR紀伊勝浦駅か那智駅からバスが出ています。それゆえに参拝は日帰りでなく、1泊はほしいものです。
近くには勝浦温泉、そしてちょっと1時間余り離れた所には川湯温泉や湯の峰温泉があります。一風呂浴びて帰られてはいかがでしょうか。
車でいかれる場合は、国道42号線を進みます。ちょうどJR那智駅前にかかる交差点前に「那智の滝」への案内板がありますのでこれを目印に。那智の滝へ進む鳥居前に無料駐車場がありますが、スペースは狭いです。付近には有料駐車場があります。

お参りには階段を登っていきますが、両側には土産物屋があって退屈しません。
途中に郵便局や茶店もあり、また変わった品物を発見できる可能性があり楽しいですよ。
「那智の滝」の売店手前から滝壷のほうへ降りられます。那智の滝壺付近をよく見ますと、堤防が築かれているのが分かります。これは那智(水力)発電所に滝の水を導くためのもので、対岸に取水口があります。
<注意>対岸から山裾付近には30cmもあるムカデとか毒を持つマムシがいますので堤防を渡らないようにしてください。
青岸渡寺の裏手にある階段を登り、遊歩道を30分ほど歩くと公園に出ます。新宮赴任中に一度行ったきりですが、手入れの行き届いた公園でした。時間があればちょっと立寄ってはいかがでしょうか。
車で公園へ行く場合は、那智へ行く途中にあるガソリンスタンドの手前を左折します。地道なので細い箇所もあります。地元の方に道を聞きながら進むほうが無難です。
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青岸渡寺本堂 |
| 青岸渡寺の境内から眺めた 「那智の滝」 手前左に 「三重の塔」が見えます。 |
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青岸渡寺の境内で見つけた「蝶」? 珍しい生き物が一杯見られます。 |
西国各寺にはご詠歌があります。青岸渡寺のご詠歌は、
「補陀洛や 岸うつ波は 三熊野の 那智のお山に ひびく滝津瀬」