西国33箇所には珍しいものが多々ある。ここではその内の幾つかをご紹介します。
芭蕉の愛した池

芭蕉の有名な俳句の一つに「古池や 蛙飛び込む 水の音」がある。
この池は全国各地に多く在り確定していないらしい。
12番札所「岩間寺」の本堂と不動堂との間にある古池もその一つだが。俳句を志す読者はぜひ一度立ち寄られて確認されてはいかがでしょうか。
ご詠歌「水上は いづくなるらん 岩間寺 岸うつ波は 松風の音」
14番札所「三井寺」にある閼伽井屋の正面に左甚五郎作と伝えられる龍の彫刻がある。
ご詠歌「いで入や 波間の月を 三井寺の 鐘のひびきに あくる湖」
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20番札所「善峰寺」の多宝塔の前にある松は圧巻。主幹は周囲約182センチ、高さ90センチ、横枝の延長は北に22メートル、西に23メートルです。
ご詠歌「野をもすぎ 山路に向ふ 雨のそら 善峰よりも 晴るる夕立」
22番札所「総持寺」の開基、政朝は日本包丁の元祖、つまり板前さんの元祖とか。料理屋の板前なら誰でも知っているはず?。一度お聞きになられては。
ご詠歌「おしなべて 貴き賤しき 総持寺の 仏の誓ひ 頼まぬはなし」
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撞かずの鐘 | ![]() |
天橋立 |
28番札所「成相寺」にある鐘は何故か撞かれない。
これには非常に悲しい理由がある。ここで説明しても良いのですが、泣き崩れてしまう人が続出しそうなので、省略します。参拝されて気持ちを引き締めてから現場にて説明をお聞きください。
成相寺へは2回ほどお参りしたが、境内からの日本三景の一つ天橋立の眺めは絶景である。
ご詠歌「波の音 松のひびきも 成相の 風ふきわたす 天の橋立」

33番札所「華厳寺」のご詠歌には過去、現在、未来を意味する三つがある。
「今までは 親と頼みし 笈摺を 脱て納むる 美濃の谷汲」
「万世の 願ひをここに 納めおく 水は苔より 出る谷汲」
「世を照す 仏の険し ありければ まだ灯火も 消えぬなりけり」