郷土鍋&ユニーク鍋
妹尾河童さんの『扁炉(ピェンロー)鍋』
1992年発行の「暮らしの手帖別冊・ご馳走の手帳」に妹尾河童さんの『扁炉という鍋』という題で鍋が紹介されている。この記事を見てから、わが家は客人が来ると作ることにしている。
10年程前の雑誌なので、見た人も少なくなったことだろうから、あらためて作り方を紹介する。
★5人前の材料★
白菜一株・干し椎茸50グラム・豚肉(バラ肉)500グラム・とり肉(もも肉、ササミは味が出ないからダメ)・ビーフン一袋・ごま油(精製した極上品の太白ではなく、色の付いたふつうのもの)・調味用の粗塩と唐辛子少々。
鍋は出来るだけ大きいものがいい。
★作り方★
@干し椎茸を水に浸して戻しておく
A白菜を5センチ幅にざく切りする。根っこの方と青い部分を仕分けしておく
B豚肉、鶏肉は食べやすい大きさに
Cビーフンを水に浸しておく
以上が下ごしらえ。作り方は簡単。
D大きい鍋に白い部分の白菜をギュウギュウ詰めにする。椎茸の戻し水を入れ、沸騰させる。
E沸騰したら豚肉、鶏肉、椎茸をぶち込み、ごま油を大さじ3杯ほどたらす
Fしばらく煮たら、白菜の青い部分も追加し、約40分ほど煮る。
G最後にビーフンを入れ、食べる直前にごま油をもう一度垂らす。
★食べ方★
味は付いていないので、食べる人が味を付ける。取り椀に塩と唐辛子を入れ、汁を入れる。
食べ終わった後、残りスープで粥を作るので、汁は絶対飲まないこと。
※これを読んで今すぐ食べたくなっても、白菜が美味しくなる冬まで我慢する。
常夜鍋(ほうれん草鍋)
いつの間にか、常夜鍋などという名前がついて、レシピに仲間入りしてしまった。
これは、我々が学生の頃、金がないので考え出したものなのだが、集まる顔触れや場所の違いで、色々な意見が出る。
他の素材も入れてみたら?と言う意見である。しかし、私は頑なにこれを拒否し続けてきた。
残念ながら、他の人の書いたレシピを見ると、盛りだくさんの素材を使ったり、出汁やポン酢で食べたりと、どうも、私の言うほうれん草鍋と常夜鍋とは異なるようだ。
この鍋が一番美味いのは、畑の仲間と食べるとき。
何しろ、今畑で元気にしていたほうれん草を頂くわけだから、美味いはずだ。
ほうれん草が足りなくなれば、手を伸ばしてほうれん草を抜いてくれば済む。
まあ、飽食の時代にあっさり鍋も良いのではないかと思い、掲載した。
追伸
やはり、日本酒の燗酒だろうな。
★材料★
●ほうれん草(適当)
●豚肉(小間切れ・なるべく脂身のあるもの)適当
●大根(適当)
●醤油
●とんがらし
★作り方★
@鍋にお湯を沸かす。
A大根下ろしを作る
★食べ方★
しゃぶしゃぶの容量で、ほうれん草と豚肉を大根下ろしと醤油のタレで食べる
以上
石狩鍋(北海道)
ぶつ切りのサケ
きりたんぽ鍋(秋田)
とり鍋が主流。
ふくちり鍋(山口)
ふぐの切り身と野菜・昆布だし
すきやき
明治時代の牛鍋が原型
カキの土手鍋(広島)
みそを土手のように盛り、こそぎながら解く溶く
しゃぶしゃぶ』
水か昆布だしに牛肉の薄切りと春菊
湯豆腐(京都)
豆腐は浮いたらすぐ食べる
カニ鍋(福井)
甲羅を割って手足を折り込み豪快に
ちゃんこ鍋(東京)
相撲部屋で作られる鍋。
アンコウ鍋(茨城)
肝の味が染みこんだ豆腐や白菜が美味
ほうとう(山梨)
武田信玄が起源だそうだが、怪しいものだ。ほうとうを煮込む。