ポロ・同一シリーズ(ビクセン・アルティマ)の比較                  MENUへ戻る    

 同一メーカー、同一シリーズの比較 (ポロ、ビクセン アルティマ)
 

 ビクセン アルティマ Z7×50と、 Z8×32
 同一メーカー、同シリーズの2台。


 アルティマZ7×50   アルティマZ8×32(W) 
倍率(倍) 7倍 8倍
対物レンズ 有効径(mm) 50mm 32mm
実視界(゜) 6.6° 8.3°
見掛視界(゜) 46.2° 66.4°
1000mにおける視界(m) 115m 145m
ひとみ径(mm) 7.1mm 4.0mm
明るさ 50.4 16
アイレリーフ(mm) 18.0mm 15.0mm
至近距離(m) 約14.0m 約4.5m
質量(重さ)(g) 520g 520g
高さ (mm) 18.1 10.1
幅(mm) 18.5 16.3
厚さ(cm) 6 6.1
プリズム材質 BaK4 BaK4

プリズム部分、合焦機構の外観は全く同じで、シリーズ共用していると思われる。
対物側コーティングはどちらも同じ緑色だが、接眼側は50mmは緑、32mmは赤っぽい。
(同じコーティングなのか違うのかは不明。)

昼間の見え方はどちらも繊細で似た傾向。 
中心部のシャープさはどちらも不満は無い。 またダハの各機と比べて色収差はほとんど感じない。
32mmの特徴は広い視界。 若干樽型の収差は残るが気になる程ではない。
50mmでは歪曲はほとんど感じないが、32mmと見比べると視界が狭く感じる。
昼間使うなら、小型軽量で視界の広い32mmを使い、50mmの必要性は感じない。

夕暮れ時は暗くなるほど口径の大きな50mmの方が見易くなる。
薄暗い程度なら眼の自動調節が働くのか、50mmのひとみ径が瞳孔径をオーバーフローするのか、あまり大きな差は感じられない。 
しかし更に月明かり程まで暗くなってくると、50mmの口径とひとみ径7mmが威力を発揮して、月明かりのなか、目視では見づらい目標も視界に浮き上がってくる。 

夜の星見では口径の大きな50mmが、見える星の数で歴然と優位。 また広視界の32mmでは流れてしまう周辺像も、50mmでは潔く切り捨てたような印象。
ただ50mmでも市街地の薄明るい空ではバックグラウンドまで明るくなってコントラストが出ないので、ひとみ径の小さい32mmの方がコントラストよく見える。
しかし、田舎(日本の秘境100選だって! 本当かよ・・・)の真っ暗な空だとひとつひとつの星がキリッと小さく冷たく浮き上がり、見える星の数も2〜3倍になる。

昼間から夕暮れまでは50mmはただ大きいだけで32mmに比べて実感できる差はなく、より広視界の32mmが扱い易い。
薄暗い中での監視観察は断然50mm、夜の星見では市街地近くなら32mm、秘境の空では文句なく、50mm。
鳥見など昼間の用途と、光害の残る空での星見には32mmと、夜間の監視・観察、田舎の星見には50mm。 
どちらもコストパファーマンスは高く、2台でもニコン・モナークXや30EUの1台分でおつりがくるのは嬉しい。
 (実はアルティマの隠れファン?)

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