Jun.15.2001

ドイツ出張・1日目

今回の出張を言い渡されたのは5月29日のことで、過去の出張に比べて極めて短い準備期間であった。

さらに悪いことに、この季節のヨーロッパは一年中でもっとも陽が長い観光のベストシーズンとあって、なかなか希望の便が取れずに、旅程が確定したのは出発のわずか3日前のことであった。

今回の出張にあたって特にこだわったのが、名古屋発着便のルフトハンザにしたかったことである。成田発も含めてなかなかルフトハンザの予約がとれずに、一時は関西空港発チューリッヒ経由ミュンヒェン行きの便も仮に押さえていたのだが、どうにかほぼ希望通りの旅程を確保することができた。

名古屋発にしたかったのは、自宅のある掛川をその日の朝出ても充分間に合うことができる便だからである。

掛川早朝6:17発の新幹線で名古屋まで行き、名古屋から空港行きのバスに乗り換え、空港についたのは8:00ちょっと前。

カウンターにてチェックインを済ませ、混んでいるというので直ちに出国手続を済ませてしまったが、よく考えたらまだたっぷり時間があったのだから本だとか、食べ物だとか、今回対応してくれる人への土産など買い物をすればよかったと思ったが、後の祭りであった

フランクフルトまでの飛行は約12時間、B747でなくA340なので横に2・4・2列という配置で、私の席は左側列の通路側ということでトイレなどに立ちやすい場所である。

隣に座ったのは語学研修にでも行くのか、フランクフルト経由でロンドンまで行くという、かわいいという感じの若い女性であった。これは幸先よいと思ったのだが、行き先などを聞いたのだが受け答えがぎこちなくて、中年のおじさんだから敬遠されているのかなという感じであったので、それ以上話し掛けるのはやめにした。後で考えれば、若い女性の海外一人旅で緊張していたのかも知れず、必要以上に警戒していたのかもしれなかった。

フランクフルト空港での乗り換え時間が短いため、急いで入国手続を済ませなければならず、後で乗り換えなどについてアドバイスしてあげればよかったと悔やんでいる次第である。

雨雲が立ち込めるフランクフルト空港 さすが資源リサイクルの最進国
フランクフルト空港にある無料コーヒーサーバー アウクスブルクまではプロペラ機

フランクフルトから48人乗りのプロペラ機に乗り、定刻よりもやや早めの17:00前にアウクスブルク空港に到着。飛行機が小さいのでバッゲージの出てくるのを待つこともなく、直ちにタクシーに乗りホテルへ直行。

フランクフルトでいかにも降りだしそうだった空が、アウクスブルクでは本格的な雨になっていた。

夕食をとりにアウクスブルクの中心地に向かった。

ラートハウス(市役所)の前の広場に立って、ああまたこの街に帰ってきたんだな、という実感がわいてきた。この街を訪れるのは8回目。石畳の街並みがきれいなこの街は、僕の第3のふるさとのような気さえするのである。

[NEXT]