ここに収録した
「新島ノスタルジック・アルバム」 と 「2003年ブリュッセル・ブルージュ・プラハの旅」
は テオの脳梗塞発病前の記録です。

リハビリには当たりませんが、「発病前」「発病後」という感じでご覧くだされば幸いです。

右麻痺が取れず、右手は自力では肩の高さにやっと上がり、左手で掴んで持ち上げれば頭上に上がります。

右足は立つには立てますが、杖無しでは歩くのが困難です。バスのステップや階段は左側に手摺があれば、杖を右手に抱えて、左手の力を借りて、ヨジ昇れます。
だから、バスや電車には「転ばない(こけない)限り」乗れます。まだ転んだことはありませんが、転んだら自力で起き上がるのが困難だろうと思っています。とにかく安全に動くことだけが、最重要です。

椅子でなく、座敷や地面の平面に腰を下ろすのが難しく、一度腰を下ろしたら立ち上がるのが一苦労です。車椅子は使いませんが、美術館など長く歩く時には借りることがあります。歩くことが基本ですから、毎日訓練するよう心がけています。寝るときは、寝返りが打てません。風呂に入ってうっかりすると、手摺に掴まらないと溺れそうになりますが、元来泳げるので浮くことは出来ますが、泳いで手摺に捕まるというほど、器用にはいきません。
去年、伊豆に行ったとき、コンドミアムの部屋がスキップ・フロアでした。入り口階に一部ベッドがあり、梯子のような階段を降りると、ユティリティとメイン・ベッドがあり、なかなか軽快でしたが、小生には夜中に階段を昇り降りは出来ませんし、入り口階にはトイレがありません。部屋の外には、トイレが殆ど無く、エレベーターでフロント・フロアに行くしかありません。団体宿泊なので仕方ありませんでしたが、これには往生しました。良い経験になりました。

小生はまだ恵まれている方で、身障者にはこんな目に見えない苦労がたくさんあるでしょう。こんな、旅を工夫して楽しむ術を探って行くのもまた楽しからずや!です。