那 珂 川 の 全 貌

那珂川水系那珂川(二級河川)の全貌


上 流 域

那珂川の源である背振山の水を集めた背振ダムから流れ出た水は,小川内・五ケ山の山林の中を流れぬけ、南畑ダムへと向う。
南畑ダムを駆け下り、景勝地の筑紫耶馬溪を創造し中之島公園・福岡市南区・福岡市の中心街である博多区を貫き河口の博多湾へ注ぐ。
流域面積:約124平方km 河川延長:約35km 福岡県の二級河川です。

背振ダムの全容
型   式堤 高堤 頂 長堤  体 積堤長標高総貯水量
フィルダム43m240m530,000㎥555.3m4,500,000㎥

広大な背振山に降った恵みの雨が「やまぞえがわ」と「くろむたがわ」で集められ、背振ダム(有効貯水量4,401キロ立方)に蓄えられる。
湖水の水は、いろいろな動植物を育て、ゆっくりと湖尻へと進む。

下の写真、ダムの放水口に当たる部分から第一歩を踏み出した湖水の水は、ここで那珂川と名を変えて下流へと永い旅に出る。
”ここから那珂川は始まるのだ。”



【背振ダムから那珂川は始まる】


【那珂川の第一歩・巨大滑り台】

背振ダムから一気に駆け下りた水は、せせらぎとともにゆっくりと急ぎ足で下流へと向う。
途中、清閑な山林の中を抜け水をより清めながら岩の間だをすべり、生まれ育ったいただきの背振山に別れを告げる。

南畑ダムは、貯水量5、000立方。
背振ダムと合わせ、福岡市民の飲料水をまかなう大切な水源となる。
また休日は人々の憩いの場となり、釣り・デーキャンプなど家族連れで盛況である。
また「グリーンピア那珂川」では、キャンプ村・オールシーズンOKの人工芝スキー場・山の中腹から降りてくる長距離滑り台(スカイダー)など、大人も子供も楽しめるスペースがある。


南畑ダムで流量を蓄え、急流を癒しワカサギたちと休息を取った後、流れはダムを一気に流れ落ちる。
急流は、景観をより美しく創造しながら、筑紫耶馬溪の中を流れる。
四季を通じて、憂いと趣を感じさせる市民の憩いの場だ。
春は新緑の憂い・夏には深緑に抱かれし涼しさを・秋は紅葉の美しさ・冬には北国の趣を。



南畑ダムの水流を利用した発電所。


増水のときは沈下する・・・「沈下橋」


沈下橋を過ぎると、道の駅"中之島公園"や"ホタルの里"で知られる「市ノ瀬」に到達する。
初夏には、乱舞するホタルを一目見ようと、近隣から沢山の観客が訪れる。
また夏場には子供連れの家族や若い人達で賑わい、水遊びやキャンプを楽しむ姿が見られ、近郊の憩いの里として中心的所在である。