●ドレッジとハイバンカーその他
・ドレッジとハイバンカーの説明
どちらも川底の土砂を吸い上げて、スルースボックスに流す浚渫
装置。浮きが付いた舟式がドレッジ。脚が付いた固定式がハイバン
カー。昔はドレッジと言えば、家より大きい船を意味したが、現在
ではアメリカでも個人用の装置を意味する。ハイバンカーは土砂を
吸い上げるだけでなく、スコップで掘った土砂を投げ込む使い方も
する。詳しくは別項で説明する。ドレッジ
ハイバンカー
●ゴールドスペアー
接触式の砂金探知機で、砂や泥や草の根に差し込んで調べる。
スウェーデン製。ちょっと高い(8万円くらい)。性能が抜群。
0.1mmの砂金でも判る。ただし、うまく接触すれば、である。
砂鉄、砂金が発光ダイオードの色で識別できる。立てかけてあ
るのは、同じスウェーデンの会社の製品で全プラスチック製
スルースボックス。
http://www.guldstrom.se/gsmethod.htm
●ゴールド・ホィール(スクリュー)
スクリューとも呼ぶ。砂鉄から砂金を連続的に分離する道具。
多量の砂鉄が出るドレッジなどと併用する。螺旋が回転すると、
外側から中心へと砂鉄は送られるが、水を浴びせられるので下へ
落ち、中心まで届かない。砂金は重たいので水では落ちず、中心
まで達し、穴から向こう側の容器に入る。動作は速いが、細かい
砂金と大粒の砂鉄を分離するには、全体の角度と水流の強さの調
整が微妙である。
●ボウル(1)
これも砂鉄から砂金を分離する道具。回転水流が周辺から中心へ向か
い、富士山形の斜面を登り、中央の穴から下へ落ちる。砂鉄は下へ落ち
るが、砂金は重たいので流されず、平らな底に残る。可動部分が無いの
で壊れない。風呂水用の小型ポンプをバッテリーで駆動して使う。速度
はホィールより遅いが分離率は完全である。
●ミニロッカー(使用方法&説明)
●金属探知機
複数の会社が作っている砂金用の金属探知機に共通の特徴は、
楕円形の探知コイル、高周波(50kHz〜)、細かいグランドバラン
ス調整である。安いものは3万円くらいから。私のはコンパス
社のAu2000。残念ながら「金」だけに反応するわけではない。
全金属反応モードで使うので、鉛や鉄やアルミのゴミに反応し
てしまう。金属識別モードで使うと、小さな砂金には反応しな
い。人の入っていない山奥や、段丘堆積物に使用すれば日本で
も有効。
●掃除機1
川岸の基盤岩を盤たたきした際、岩の隙間に詰まっていた砂や泥を
ブラシやヘラで採りきれないことがる。携帯掃除機があると素早く、
効率良く採れる。ただし、小石が詰まりやすいので吸い
込み口に工夫が要るし、充電式の掃除機はすぐに電池があがってし
まう。バイク用の小型鉛蓄電池(12V)が電源として手ごろである。
(写真のは乗用車用バッテリー) 隙間の中の砂や泥が湿っている
とうまく吸い取れないので、この時はガスバーナーの炎で乾かす。

●掃除機2 普通サイズの掃除機で、クラックの砂利から泥まで全て吸い込むと
手っ取り早い。アメリカではガソリンエンジン式の製品が複数の会社
から販売されている。日本ではガソリンエンジン式のブロアーが高価
な為、直流電源用ブロワーを用いて作った。写真ではバイク用バッテ
リーが接続されてるが、容量不足。やや重たいが乗用車用のバッテリー
を電源に使う。バケツは釣り道具屋で入手。軽耐圧ホー
スは洗濯機の排水ホース。最近は交流100V用の安いブロアーとインバ
ーター(12V→100V)の組み合わせも使っている。
●砂金採取中に出土した古銭
