1944年1月20日…
「司令部! 街を奴らに奪われた!!」
守備隊からの悲鳴のような連絡。 予測はしていたが、それが現実のものとなる。 しかし、パンターの増援までやられるとは・・・。
だが、このままではまずい事になる。
どうしても街を奪回しなければならない。
我が軍にこの冬を雪原で乗り切れというのは不可能だ。 冬季装備がまったく足りないからだ。 弾はまだあるが食料も燃料も少ない。
我が部隊も凍傷で動けなくなる兵が毎日出ている。
車輌の稼働率も低下の一途だ。
街はどうしても必要なのだ。
司令部は付近に展開していたバウム隊に奪回を命じた。
この戦力で成功しろとは無茶な命令だが、もう他の戦力は手元には無いのだ。
唯一の望みはバウム隊の練度の高さだ。 彼らは歴戦の戦車部隊であり、隊長のバイエルライン大尉は開戦初期から確実な勝利を得てきた優秀な指揮官だった。
彼等ならやってくれるはずだ・・・。
友軍が街から駆逐されてしまった翌日、バウム隊は街の郊外に到着した。 すでに彼らもかなりの被害を受けており、現時点では大尉の小隊の、わずか四輌の戦車しかない。
たった2輌のW号と、補充されたパンター2輌の混成部隊だった。
分散していた小隊にも集合を命じてあるが、おそらく戦闘開始までには間に合わないだろう。
生き残りの守備隊を編入し攻撃部隊が命令を待つ・・・。
吹雪の中、野砲の準備射撃が地響きを伝えてくる。
寒い、とても寒い氷点下の中、ドイツ軍はついに攻撃を開始した・・・。
<作者より>
ここは結構色々やってみました。 たとえば野砲や歩兵。
実はここのマップでは展開が毎回微妙に違うんですよ。 野砲で敵が撃破された為に後続の車両が早めに到着したりするわけです。
雰囲気も出て結構良かったと思います。
注意点はやっぱり街角ですね。 こっそり狙撃するのがベター。
後半は敵の増援到着。 とにかく強引に突っ込んでくるのでどう迎撃するかが重要です。
どきどきの市街戦! 楽しんで下さい。
これがクリア出来るようになったら「〜狼を狙う羊〜」もどうぞ〜。
マップメイキングはこちら