| 内容 | Grade | ||
| 1 | 3 | 5 | |
| 運指 | 音域内の全ての半音を運指表なしで吹ける | いくつかの替え指が使える | 全てのトリルおよび替え指を覚えていてすぐに使える 替え指でやシェーディングで音程を調整できる |
| タンギング | 普通のタンギング一種類だけ使う | ダブルタンギングができ、また2種類のタンギングを使い分けられる | 数種類のタンギングを表現に応じて使い分けられる |
| リコーダーの種類 | 1種類しか吹けない | SATBのすべてが一応吹ける | SATBのいずれでも初見で自由に吹ける |
| 初見 | 初見では易しい曲も間違うことがある | 単純な曲なら初見でアレグロの曲が吹けるが音の跳躍やリズムの変化があると困難を感じる | 初見で速い、複雑なリズムの曲を曲想を加えて吹ける |
| スケール | ハ長調とイ短調のスケールを1オクターブ | ヘ長調のスケールとアルペジオ(ファラドファラドファ)を2オクターブ:変イ長調のスケールをゆっくり一オクターブ:ドから始まる半音階をゆっくり1オクターブ | 全ての調子のスケールが132/分のスピードでできる;2オクターブの半音階が132/分のスピードでできる;全音域でDiminish 7thのスケールができる |
| 音域 | ソプラノの上のソ(アルトのド)以上は不安定 | ソプラノの上のド、レ、アルトで上のファ、ソまで安定して出せる 3オクターブ目での速いフレーズは困難 |
3オクターブ目での速いフレーズも楽に吹ける アルトで3オクターブ目のf#、aが使える |
| 合奏での確実性 | 簡単な曲でも合奏中脱落してしまうことがある | リズムの単純な曲はアンサンブルから落ちることはほとんどないがシンコペーションや不規則なリズムで脱落することがある | シンコペーションや不規則なジャズのリズム、ルネサンスの複雑なリズムでもほとんど脱落せず、脱落してもすぐに復帰できる |
| 聞くことと音程 | 他の人の音まで聞く余裕がない | 他人の音を聞いて自分の音を調整することができる 合奏の響きがあっているかどうかがわかる |
他の人の音を良く聞いて純正律で合わせることができる アンサンブルで音の響きが悪いときはどの音がはずれているか指摘できる |
| 指回し(曲想などは問わず単に楽譜どおり吹けるかどうか) | 「主よみもとに」(ゆっくりしたコラール)が吹ける | バッハのフーガの技法コントラプンクツゥス1:ヘンデルのリコーダーソナタ:パッヘルベルのカノン(16分音符の単純な連続) | 「みつばち」:テレマンのイ短調組曲:ビバルディのハ長調協奏曲:バッハ無伴奏パルティータBWV1013:クレーマー序奏と変奏が人前で吹ける(もちろん音楽的に) |
| 知識 | 楽譜に書いてある記号の意味がわからないことがある ヘ音記号では演奏できない |
楽譜の大体の記号、表情記号を理解して演奏できる ヘ音記号で演奏可能 曲の解釈には十分な自信がなくアンサンブルを指導するところまでは難しい |
イネガル、ヘミオラなどを理解してバロック音楽を正しく演奏できる。 アンサンブルでは音楽的リーダーシップをとれる ハ音記号やその他のクレフで演奏できる |
| 装飾 | トリルはできない | 大半のトリルができるが一部できないトリルやモルデントがある | 全てのトリル、ターン、モルデント、その他の装飾を運指表を見ることなくインテンポで演奏できる。緩徐楽章ではオリジナルの装飾を加えることができる。 |
| 息のコントロールとフレージング | 息のコントロールができない フォルテやピアノに十分対応できない |
コントロールされたロングトーンができる 自分なりに強弱をつけた演奏ができる 跳躍する音などでは雑音が混ざることがある |
コントロールされたビブラート、表現に応じた完全な息のコントロールが正しい音程でできる ほとんど雑音のない音で吹ける |
1と3の間は2、3と5の間は4です(3は十分自信をもってできるが5は難しい)
(3がかろうじてできる人は3です)
各項目のGradeを全部足し合わせます(全部で12項目です)
初級: 12以下
中級: 13-24 low intermediate, 25-41 middle intermediate, 42-53 high intermediate
上級: 54-59 アマチュア上級者, 60 performer
この表の作成にあたってはAmerican Recorder2005年Marchに掲載されたBlaker/Berlin
scale を元にしました(ほとんど原型を留めていません)。