グリーン家殺人事件・・・ヴァン・ダイン

この作品は中学生の頃に読みました。もう、すごく興奮したのを覚えています。
だーって、大きな家で一人、また一人、家族が殺されちゃうんですよっ。
家族がですよっ。じゃあ犯人も家族の誰かなんですよっ。はーはーぜーぜー。

すいません、取り乱しました。(笑) 横溝正史の犬神家・・・など、日本の
そういう作品を読む前に、私は兄の影響で外国モノを読んでいたので、この
作品のインパクトは強かったですね。ヴァン・ダインというと、僧正殺人事件の
ほうが評価は高いのですが、私は絶対、こちらの方が好きでした。

ただ。外国モノというのは、人の名前がどうしてあぁ覚えづらいのでしょうか。
大体、エドワードならずっとエドワードでいいのに、途中で「エディ」と呼ばれて
いたりする。「え?エディって誰?」と、登場人物のところのページに戻る。
「・・・・いない。」ニックネームだという事に気付くまで、しばらくかかる。
そしてキャサリンもキャシーになったり、パパはダディになったりする。

ま、この作品の思い出はそんなことではなく。(笑)
若いというのは恐ろしい事で、私は江○川乱○賞(推理小説の権威ある賞です。)に
応募しようと思った事があります。大学ノート何冊かに書き留めていたんです。
・・・そのとき、雰囲気だけでも真似したかったのが、この作品。
高校生の時でしたが、私は絵を描くのも好きでしたので、登場人物を漫画仕立て
にして、よく友達に見せて、批評してもらってたんです。

今思うと、まぁ、若い時というのは、夢は叶うと思い込んでいるのですねぇ。
思い込んだら、一生懸命努力して夢を叶える人と、何か勘違いの方向に
行ってしまう人がいると思います。・・・勿論私は後者の方です。(笑)

私はどんどん漫画仕立てのほうにはまってしまって、「犯人の子はもっと可愛く
しよう!」とか、「探偵役はカッコよくなきゃ!」とか、絵を描く方に夢中になりました。
・・・肝心のお話の方は、たしか、みんな家族が殺されて、最後に残った車椅子の
少女が犯人で(トリックはなにもなし。)、その子は目も不自由で・・・と、どうやって
殺すんじゃいという、周囲の突っ込みは一切無視。(笑)
こんな作品、賞に応募していたら、末代までの笑いものであったでしょう。

ちなみに。短大時代、親友に、この本を貸したら、何年経っても読んでもらえず
しまいに、「・・・ごめん。人の名前がどうしても覚えられなくて。」と言われ、しかも
本は無くしてしまったという、悲しいオチまであるのでした。ちゃんちゃん。


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