第4回 シャードとアスガルド、そして奈落(2)
アルマ=クルツリンガー(以下アルマ)「こんにちわ、アルマ=クルツリンガーです。皆様に”アルシャード”の世界解説をさせていただいております”General Material Report”、第四回のお時間です」
クラセ=トウマ(以下クラセ)「今回は早かったでござるな」
アルマ「まあ、色々とね(笑)。それじゃ始めるわよ」
クラセ「ほいほい」
>世界の欠片、希望の欠片
クラセ「(刀を取り出す)…で、前回はこの拙者の刀やアルマ殿の耳飾りに付いている”シャード”という石が世界の最後の希望である、という話でござったな」
アルマ「(こくり)そう。その前にシャードについての説明が必要よね。…前回、マナは古き神々の力の残滓であるという話をしたわよね?」
クラセ「うむ。魔法を使う際の触媒になったり、動物や無生物に取り付いたりしてクリーチャーへと変容させるということであったな」
アルマ「そ。シャードっていうのはこれらとはちょっと違って、マナ自体が結晶化したものなのよ」
クラセ「……? つまり、この石ころの中に神様がいらっしゃるつーことでござるのか?」
アルマ「うん」
クラセ「むう…言われてみれば、確かに神々しさを感じるようなそうでないような…」
アルマ「だって神様だもん(笑)」
クラセ「ふむ。で、この神様が固まった石が、どうやって世界を救うというのかね」
アルマ「それが前回のヒキでも言った”アスガルド”と関係あるのよ。”アスガルド”というのは、古くからミッドガルドに伝えられる伝説の理想郷の名前。そこにはすべての充足と悦楽があるのだと言われているわ」
クラセ「そこにゆけばどんな夢もかなうという愛の国でござるな」
アルマ「否定しきれないボケはやめなさいって(笑)。だから、アスガルドに行くことができればこの世界は救われるかも知れない、という言説がまことしやかにささやかれているのよ」
クラセ「ふむ。ならば探せばよかろうに。このミッドガルドのどこかにはあるのでござろう?」
アルマ「ところが、そうでもないのよねえ。伝説には、アスガルドはこの世の果てにかかる虹の端を渡った先にあるとしか伝えられてないわけよ」
クラセ「…雲をつかむような話でござるな(笑)」
アルマ「そ。…けど、もしかしたらそこに至る事ができるかも知れない人たちが、確かに存在するの」
クラセ「? ……もしや……」
アルマ「(こくり)…そう。わたしたちシャードに選ばれた”クエスター”なら、ね」
クラセ「なんとぉ!?」
アルマ「わたしたちが”クエスター”と呼ばれるのは”アスガルドを探し求める者”という意味が含まれているのよ。了解?」
クラセ「知らなかったでござるよ。だいたい拙者、”アスガルド”なんつーもんは今始めて聞いたんでござるが(笑)」
アルマ「確かに、”アスガルド”という言葉は始めてかもね。…けど、旅を始めたきっかけには、何か思い至るところはないかしら?」
クラセ「むう…そう言えば、時折胸の奥から衝動が湧き上がったりもしたような。”今のヤシマに安んじるだけの自分で良いのか!?”というような」
アルマ「ふうん、キミはそういう感じなのね。まあ程度の大小はあるけれど、シャードに選ばれる者はシャードによって精神や人生になにがしかの影響を受けてしまうってことよ」
クラセ「結果として、”アスガルドを探す”という目的を負うことになる…というわけでござるな」
アルマ「そういうこと。クエスターには波乱万丈の人生が宿命付けられていると言ってもいいかしらね」
クラセ「なるほど。…ところで、クエスターを放棄してシャードを捨てることはできるので?」
アルマ「絶対無理ね(笑)。たとえ地面の底や火山に追いやったとしても、シャードは必ずクエスターの元に帰ってくるわ。何度でも、クエスターがアスガルドに至るまでね。…一応、クエスターが死ぬことでシャードは一旦霧散して、次のクエスター候補者を探すみたいだけど」
クラセ「…そう聞くと、良いことでもないような気がするでござるな(笑)。宿命というよりは、呪い?」
アルマ「鋭いわね(苦笑)。けどそういうものは往々にして捉え方次第、悪いことばかりでもないはずよ。現にこのシャードの力が無かったら、わたしもあなたもこうしてこの場所にいることとはなかったのかもしれないわよ?」
クラセ「む、確かに。この石ころ、なかなか侮れぬ力を秘めているのだなあ」
アルマ「そうね。具体的には、
・シャードに秘められた”加護”を三つまで使用できる
・HPが0以下になったときに”ブレイク”をして復活できる
・カバラを代償なしに使用することができる
といったところね。どれも重要なのよね〜」
クラセ「……ちょいと待たれよ。上のふたつは拙者も実感してわかってはおるが、最後の”カバラを使える”とはどういうことでござるか?」
アルマ「あ、そういえばカバラの仕組みについて説明してなかったっけ?(笑) じゃあ、次回のネタはそれにするわ」
クラセ「な、なんといい加減な(笑)」
アルマ「いやいや、コレがかなり重要な話なのよ、実際。とくにわたしたちクエスターにとっては、ね」
クラセ「むう…」
アルマ「ということで次回をお見逃しなく!!」
第4回終わり→第5回「カバラの闇、帝国の影」に続く
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