第8回 カバラを鎧う死神の列
クラセ=トウマ(以下クラセ)「えー、それでは早速「General Material Report」を始」
アルマ=クルツリンガー(以下アルマ)「メリー、クリスマース!!(クラッカー)」
クラセ「アルマ殿!?」
エステル(以下エスト)「…季節ネタは控えたほうがよろしいかと」
アルマ「…やっぱり?」
エスト「…はい(どキッパリ)」
アルマ「はーい…。んじゃ、とっとと始めましょ」
クラセ「…お主のせいで手間取ったのだがな」
アルマ「まあまあ。で、今回はなんだっけ?」
エスト「…真帝国軍と、真帝国のカバラ利用についてです。まずは順を追って、真帝国の軍隊について解説いたします」
クラセ「むう、心してかかるべきであるな」
>帝国軍(ライヒス=アルメー)
エスト「…我が真帝国の誇る帝国軍(ライヒス=アルメー)は、十二人からなる枢機卿が一人、マクシミリアン枢機卿によって組織されたミッドガルド最大=世界最大の軍隊です」
クラセ「まあ、規模だけは一人前といったところでござるな」
アルマ「またまた、強がっちゃってぇ〜(笑)」
エスト「…兵士はそれぞれの役割によって部隊を分けられます。使用する武器の種別や偵察・工作任務、補給をはじめとして治安維持、災害活動に従事するものもあります」
クラセ「治安維持…か。むう、帝国軍と言ってもただ破壊するだけの軍隊ではないのだなあ」
エスト「…帝国軍を野獣の群れのような言い方をするのはやめていただけますか。あなたの故郷、ヤシマでも部隊分けはされているのでしょう?」
クラセ「…や、失礼。戦国日本を基にするならば、それは部隊の任務というよりは配下の義務というやつでござろうな。もっとも公式では解説されてはおらぬのだがな(笑)」
エスト「…そうですか。…失礼、言葉を荒げてしまいました」
アルマ「いいわよ、気にしなくて。続けて、エスト」
エスト「…はい。基本的に帝国軍に所属する兵士はすべてゾルダートとなっています」
クラセ「ゾルダートというと、あの身体を機械で強化した連中のことか?」
エスト「…はい。身体をカバラ技術によって強化したゾルダートは、サプリメント「クイーン・オブ・グレイス」以降からはプレイヤーキャラクターとしての使用が可能となっています」
クラセ「カバラ技術か。そう言えば、兵隊が大きなリアクターを背負ってるのは良く見るでござるな」
エスト「…そうですね。背中に背負ったリアクターから発生する”ゾーン”によって、ゾルダートはカバラ技術によって生み出された兵器を使用できるのです。
主だったものを挙げると、
・リージグメッサー(巨大な包丁に似た片手剣)
・動力甲冑(巨大歩兵型機動装甲)
・人間戦車(人間を模したカバラ戦車)
・パンツァー(二輪方装甲兵器。おもに部隊長が搭乗)
などは良く見られると思います。この他にも、必要となる局面では巨大飛行戦艦や巨大空母などの出動があります」
アルマ「ま、だいたいそんなとこね。…こういうのが大挙して襲ってくるから、帝国軍とは係わり合いになりたくないのよねー(苦笑)」
クラセ「拙者はのぞむところだがな。…ん、そういえばアルマ殿はパンツァーを持ってましたな。まさか帝国と?」
アルマ「違う違う(笑)、廃棄寸前だったのを譲り受けただけよ。…お給金、少ないのだもの」
クラセ「…ふむ。ではPCクラスであるパンツァーリッターは、パンツァーが帝国製なだけで、必ずしも帝国とつながりがあるわけではないのだな?」
エスト「…詳細はクラス解説で行う予定ですが、そのような解釈で構いません。真帝国に思うところあって離反するものが持ち逃げをしたり、偶然手に入れることもありますから」
クラセ「なるほどな、了解した。…ちと話をそらしてしまったが、問題ないか?」
エスト「…いえ、聞き手から話が出てくるというのは良い傾向だと思いますから」
アルマ「と言っても、脱線はほどほどに。ね?(笑)」
クラセ「それはそうでござるな。ところで帝国軍の代表的な部隊というのはどれくらいあるのだ? 今後のためにぜひ教えてほしいところなのだが」
エスト「……血気盛ん、なかたなのですね」
クラセ「まあ、敵を知らねば勝つことなどかなわぬからな」
アルマ「胸張っていうことなのかしら(苦笑)」
エスト「…わかりました。代表的な部隊は公式/非公式を含めると概ね以下の通りです。
・銀十字軍(皇帝直属の親衛隊、叛意あるものの粛清も行う)
・実験部隊(新兵器・新技術などの実験台。それ自体も相当の兵力を有する)
・亜人部隊(人間以外の種族を率いる部隊。軍内での地位は極めて低い)
・シャード狩り部隊(シャードの収集を目的とする部隊。行動は極秘裏)
これ以外にも、GMは自由に帝国軍に部隊を設定して構わないでしょう」
クラセ「お、亜人部隊というのは知っているぞ。”蛇の目”アンジェラ=ローゼンベルクが隊長なのでござるよな」
エスト「…意外です。面識がおありなのですか?」
クラセ「まあ、昔ちとあってな」
アルマ「そんなこと言ってえ、キャラ作成時にコネ取ったからでしょ〜(笑)」
クラセ「だから! そういう身も蓋もないことを言うでないつーのに!(笑)」
アルマ「…けど、これだけの大部隊の割には、案外ミッドガルドの領土拡大って進んでないわよね。反帝国勢力による抵抗があったとしても、最近は鈍くなってるんじゃない?」
エスト「……ひとことにはお答えできませんが、後ほど枠を設けて解説させていただきます」
クラセ「ふむ。帝国軍についてはこんなものか?」
>帝国とカバラ、そしてシャード
エスト「…それでは次は、真帝国のカバラ使用について解説させていただきます。…真帝国を語るうえで、カバラ技術は切って離せない存在であるといえます。兵器の開発や都市の運営をはじめとして、車を走らせたりお湯を沸かすに至るまで、真帝国ではそのすべてをカバラに一任しているのです」
アルマ「そうなのよね〜。ひと仕事終えたあとのシャワーが気持ちいいったらないのよ、コレが。冷蔵庫ではお酒がキンキンに冷えてるし(笑)」
クラセ「……ファンタジーRPGの住人の言葉にはとても聞こえませんな(苦笑)」
エスト「…アルシャードはスタンダードファンタジーRPGですから」
クラセ「説明になってねーでござるぞ、それ」
アルマ「FF7ってことでしょ?」
エスト「…はい」
クラセ「それでいいのか、それで(笑)」
アルマ「まあ真面目な話、カバラの存在が文明を一足飛びに進めたのは事実なのよね。たとえ使用によって”奈落”が拡大される可能性があるとは言っても、なかなか捨てられないとは思うわ」
クラセ「むう、確かに楽を知ったのちにわざわざ苦に戻るということはせんのかも知れぬな…」
アルマ「ところでエスト、真帝国がシャードを収集しているのって、やっぱりリアクターを動かすためなのかな? 前にも書いたんだけど、人工シャードであるクリスタルより、シャードのほうが遥かに”ゾーン”の形成力が違うしね」
エスト「…皇帝陛下のおふれでは、”シャードはデウス=エクス=マキナが古き神を倒した際の戦利品とも呼べる存在である。ゆえにシャードは帝国のものである”ということになっています」
クラセ「なんか、勝手な話でござるな。要は真帝国にはシャードが必要だから難癖つけて自分のものにしたいだけというように聞こえるな」
エスト「…他国のかたにそう言われるのは重々承知しております。ただ、これは皇帝陛下、ひいては機械神デウス=エクス=マキナのご意志ですから」
クラセ「とは言え、ただでくれてやるわけにはいかんな、拙者としても」
エスト「…でしょうね」
アルマ「(あ、なんかちょっと話題変えたほうがいいみたい)…ところでエスト、またぶっちゃけた話しちゃうけど、あなた帝国軍人なのにクエスターなのよね? 帝国の人間からはシャードを奪ったりしないの?」
エスト「……答えにくいことをズバリと聞くのですね。アルマ=クルツリンガー」
アルマ「ま、軍の外にいるクエスターだけが狩られるのなら、ちょっと不公平だしね」
エスト「…結論から言いますと、表向きには”帝国にはクエスターはいない”ということになっています。古き神の力に選ばれた人間が真帝国に居ていい理由はありませんから」
アルマ「”表向きには”ってことは、いることはいるんだ?」
エスト「…そういうことになりますね。ただシャードに選ばれた帝国兵はその存在を厳しく隠すでしょうし、クエスターであることを問い詰めることははばかられております」
クラセ「ふむ、もし「貴様、クエスターだな!?」と問い詰めてハズレだったら、不敬罪どころではすまんだろうからな(笑)」
エスト「…まさにそういうことになります。ゆえに、真帝国にはクエスターは存在しないというわけなのです」
アルマ「なるほどね。色々あるわけだ」
クラセ「ふむ。いまいち理不尽なものを感じなくもないが(笑)」
エスト「…それでは今回のまとめです。
・帝国軍(ライヒス=アルメー)は基本的にゾルダートで構成される
・帝国兵はリアクターを背負い、カバラ兵器を使う
・帝国の文明から「カバラ技術」は切って離せない存在となっている
・帝国は”ラグナロク”の戦利品という名目でシャードを集めている
・帝国にもクエスターは存在するが、その事実は秘匿されている
などでいかがでしょう」
クラセ「ふむ、真帝国の目的が徐々に明らかになっていって気がするな。良い感じだ」
アルマ「そうね。…ていうか、まとめやってもらっちゃった(笑)。悪いわね、エスト」
エスト「…いえ、これも任務ですので」
クラセ「それで、次回はなにを解説するのでござるか?」
エスト「次回は真帝国に抵抗を続ける組織や国家、異種族などについての解説を行っていく予定です」
アルマ「やっとワールドガイドっぽくなりそうね(笑)」
クラセ「それを言うなつーのに(苦笑)。ではまた次回」
第8回終わり→第9回「帝国を取り巻く世界」に続く
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