第9回 帝国を取り巻く世界
クラセ=トウマ(以下クラセ)「む。それでは「General Material Report」、第9回でござるな」
エステル(以下エスト)「…はい。帝国を中心としたワールドガイド的解説を何回かにわたってお送りしていきます」
アルマ=クルツリンガー(以下アルマ)「”中心”ってことは、帝国にあんまりかかわらない部分は解説しないってこと?」
エスト「…あくまで今パートは真帝国編ですので。他国や異種族につきましては、以降のクラス解説のなかで説明があるかと」
クラセ「ふむ、まあ一時にどばっと説明するのもどうかと思うからな」
アルマ「それじゃエスト、よろしくね」
エスト「…はい」
>天を衝くカバラの都市
エスト「…まずは真帝国の特徴的な建造物である”積層都市”について解説いたします」
クラセ「む、まずは帝国内部からということか」
エスト「…はい。その名から推察できるように、積層都市とは都市としての役割をブロック分けしたものを積み重ねた都市です」
クラセ「むう、そういえば以前、真帝国領土に侵入したことがあったが、そのような建物が見えた記憶があるな。天を衝く槍とでも呼ぶべきか」
エスト「…それが積層都市なのです。全部で十二存在する積層都市は、現実世界でいうところのキリスト教における”使徒”の名をいだき、真帝国の活動の中心点となっています」
クラセ「十二、か…これはまた、崩すのに骨が折れそうだな」
アルマ「元気ねえ(苦笑)。ちなみにわたしも、一応積層都市暮らしなのよね。と言ってもG=M社の社宅なんだけど」
エスト「…積層都市は先ほども申しましたように、その都市としての機能ごとにブロック分けがされております。基本的に上層から、
・教会ブロック
・軍事ブロック
・高級市民ブロック
・商業ブロック
・港ブロック
・工業ブロック
・貧民階層
・地下ブロック
となっております。なおこれは帝国西方に立つ最大の積層都市バルトロマイをモデルとしておりますので、他方の積層都市ではいくつかのブロックが簡略化されている場合もございます」
クラセ「…港、でござるか?」
アルマ「飛行船、ってことよ。うちの会社も上下のブロック同様お世話になってるわね」
クラセ「あ、なるほど。確かに海を往くだけが船ではなかったな、アルシャードでは。…それにしても、なぜ積層都市というのは上方に伸びていくのだ? 土地の広さなどを考慮するほどミッドガルドは狭くはないし、第一上に伸ばすのは不安定ではないか?」
エスト「…”ゾーン”についてご存知ですか、クラセ=トウマ?」
クラセ「ん? …あー、えーとしばし待て。……むう、シャードをリアクターに組み込むことによって発生するフィールドとかいうのであったな」
エスト「……虎の巻の乱用は控えてください。…リアクターにシャードを組み込んだ場合に展開される”ゾーン”は、シャードの力の大小によって範囲こと異なりますが、高低は無限大に伸びていくのです」
クラセ「?」
アルマ「つまり、”ゾーン”が上に上にしかフィールドを作らないから、積層都市は上方に増築していくってこと、よね?」
エスト「(こくり)…それに加えて、真帝国の力を象徴するため…という意図も込められております」
クラセ「…なるほどな。それにしても、形を除けばさまざまな施設のある、シナリオソースにはもってこいの建設物であるよな、積層都市というのは(笑)」
アルマ「そうね。潜入するにしたって、地下・港・軍事といくらでも入れるところがあるし。主にクライマックスの舞台となる軍事ブロック・教会ブロックが上層部のほうにあるっていうのも、”ボスに挑む感”が演出できてイイ感じかもね」
エスト「…真帝国では不定期に”第十三積層都市建造計画”が立ち上がりますので、それを巡る策謀などをシナリオの軸に据えるというのも一興と思われます」
クラセ「ふむ、出来かけの積層都市を破壊しろ! といったところか」
エスト「…それを見越して罠を張る…という展開もありえますね。積層都市の運営には大量のシャードが必要となることですし、クエスターが飛び込んでくれるのなら好都合、ですね(くすり)」
クラセ「ふん、言っておれ。策略などこのサムライ刀で切り裂いてくれるわ(にやり)」
アルマ「(あー、もう(苦笑))どういうふうに扱うにせよ、ネタの宝庫ってことかしらね、積層都市は」
エスト「…そうですね。それでは今回はここまでといたしましょう。まとめとしては、
・積層都市は真帝国内に十二存在する巨大都市
・リアクターの作り出す”ゾーン”によって運営されている
・ブロック別に都市機能が分担されている
・運営にはたくさんのシャードが必要(ゆえにシャード狩り)
・ネタの山
といったところでしょうか」
クラセ「ふむ。では次回は?」
エスト「…次回は真帝国にとってはごく小さな懸念でしかありませんが、クエスターにとっては無視できない存在である反帝国組織・プリムローズについて解説する予定です」
クラセ「おお! 帝国に抗う組織というものがあったのか! それは良いことを聞いたぞ」
アルマ「あ〜、まあそういうのもあったわね。はは」
エスト「……それでは、また次回まで。ごきげんよう、さようなら」
第9回終わり→第10回「帝国を取り巻く世界(2)」に続く
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