General Material Report

GMR入口に戻る
アルシャードトップに戻る
卓上語りトップに戻る


第20回 アメージング・ワールド(8) 

エステル(以下エスト)「…皆様、ごきげんよう。「General Material Report」のお時間です」
クラセ=トウマ(以下クラセ)「うぬ、よろしく頼む(ぺこり)」
アルマ=クルツリンガー(以下アルマ)「なんと、今回で20回達成なのよね〜。よく続いたものよ(笑)」
クラセ「まあ、途中で立ち消えというのは喜ばしくはないからな」
エスト「……始めます」

>奈落の堕とし子たち
クラセ「して、今回はターマイトとやらについて、という話であったが」
エスト「…はい。ターマイトという種族は、現時点でもっとも新しく生まれた種族です。外見は昆虫と人間をかけあわせたと呼ぶべきもので、その甲殻により尋常ではない防御能力を持っています」
アルマ「「アメージング・ワールド」の表紙を参照してくださいね(宣伝)」
クラセ「ふむ、随分とグロテスクな姿であるな」
エスト「…必要に応じて人間の姿に擬態することができるという特徴も備えているようです」
アルマ「変身! みたいな?」
クラセ「あのなあ(笑)。して、アレか。昆虫との合いの子であれば、生まれてきたのは森や土といったところか?」
エスト「……いいえ。ターマイトはドヴェルグやシリウス、リンクスというように”古き神”によって生み出された種族ではありません」
アルマ「ああ、そか。”ラグナロク”でそーいう神様たちは滅ぼされたものね」
クラセ「……では、ターマイトとは何者なのだ?」
エスト「…それにはまず、ターマイトの誕生から解説する必要があります。ターマイトの誕生は、ひとつの積層都市の壊滅によってなされたものなのです。それは不幸な事故とでも呼ぶべきものでしょう」
クラセ「む、また真帝国か。ほんと、碌なことせんな(笑)」
エスト「……事故の原因は、ひとりのツァオベラー(=ソーサラー)による実験でした。彼女は”奈落”をコントロールし、世界に完全なる秩序をもたらそうとしたのです」
アルマ「言葉だけなら、かなり素晴らしいものよね。”奈落”のせいでミッドガルドが滅茶苦茶になってるのは事実だし」
エスト「…しかし実験は失敗に終わり、”奈落”に飲み込まれた積層都市には昆虫人間ターマイトたちが巣食うのみとなったのです」
クラセ「ほんと、要らんことしおってからに(笑)」

>昆虫軍団
アルマ「怖い話だわねぇ。で、そのターマイトってどんな社会を築いてるわけ?」
エスト「…ターマイトたちは、昆虫がそうであるように階級制によって社会を運営しています。階級は「女王/王/兵蟻/職蟻」の大きく四つに分かれ、頂点である女王を絶対としています」
アルマ「虫と人間のいいとこどりって感じよね」
エスト「…ターマイトたちの社会維持は、主に人間都市への襲撃によってなされているようです。最下層であるターマイト・ウォーカーが襲撃に駆り出され、”エサ”を調達してくるのです」
クラセ「……それは、必ず人間の都市でなければならんのか?」
エスト「…はい。しかもターマイトが標的にするのは必ず大都市クラスの規模を持つものなのです」
アルマ「それじゃあ、真帝国領なんてかっこうの狩り場なんじゃない? わたしんとこもいつか狙われちゃうのかなぁ」
クラセ「そんな、襲撃といえど、相手は虫なんであろ? 真帝国でなんとかできんのか、それぐらい?」
エスト「……もちろん、ターマイトの襲撃には真帝国軍が対処しています。…が、ターマイトの一団はおそるべき統率が取られており、まるで全体がひとつの意志で動いているかのようだという報告があります」
クラセ「む。戦いは水物であるから、事前に決めた作戦をただ履行しているだけでもなかろう。……となれば、なんらかの意思疎通をしているということか?」
エスト「…そうなりますね。ターマイトの身体を解析した結果、ある種のフェロモンのようなものが検出されました。これによって無言の意思疎通をしているのでしょう」
アルマ「リアルタイム、ノータイムラグの軍隊、ってトコかしら。おっかないわねぇ(笑)」
クラセ「笑い事じゃねーでござるよ」
エスト「…ターマイトたちの恐るべき点は、侵攻を続けるにつれ知識を得つつあることでしょう。真帝国軍から奪取した武具を使いこなし、果ては他種族の言葉を学習し使用するのですから」
アルマ「……昆虫人間がいきなりわたしたちの言葉で喋りだしたら、ギクっとくるわよね……」
クラセ「さきほど、連中は人間に擬態すると言っていたな。そういう目的のために学習できるだけの知能がある、ということか……。恐ろしい話だな、確かに」

>まとめ
エスト「…ターマイトについては以上です」
アルマ「うーん、これまでの中でいちばん不気味だったかもね」
エスト「…ターマイトについてのまとめは以下の通りです。

 ・昆虫と人間の合いの子?
 ・積層都市が”奈落”に侵食されたことで生まれた新生命体
 ・人間の姿をとれる
 ・硬い
 ・フェロモンによる無言の意思疎通が可能
 ・絶対階級制(女王が頂点)
 ・襲うのは人間の都市

 です」
クラセ「ふむ。して、次回はどうするのだ? だいたいルールブックにある種族は説明したのだが…」
エスト「…次回は「GMR」第一期終了ということで、これまで触れてこなかった地域・組織などについて簡単に解説をいたします」
アルマ「総仕上げ、ってトコかしらね。「ティル・ナ・ノグ」が出るまでには終われそうね(笑)」
クラセ「だから、そういうことをだなあ(笑)」
エスト「……それでは皆様、ごきげんよう(ふかぶか)」

 第20回終わり→第21回「アメージング・ワールド(9)」に続く

GMR入口に戻る
アルシャードトップに戻る
卓上語りトップに戻る



「アルシャード」は、有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチの著作物です。
(C)2002 Inoue Junichi / FarEast Amusement Research Co.,Ltd.
(C)2002 ENTERBRAIN,INC