さすがはi(ry

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九月十七日

首痛い

 神北伸之です。てなわけで劇場版デカレンジャー&ブレイドの感想です。
 ネタバレブリバリですのでご容赦のほどを。


>特捜戦隊デカレンジャー フルブラスト・アクション
 まずはデカから。まあデカレンジャーのことだから特に期待せずとも順当に面白かろうと思って行ったわけですが、まあ順当に面白かったです(笑)。
 特に強大な事件があったわけでもなく(そういうのは本編でやるでしょうしね)、本編であれば二週一本程度の内容であったと言えます。

 と言っても手は抜かれておらず、普段より長い放映(上映)時間を、うまく各人の活躍に当てていると感じました。それは戦闘に顕著で、久々に各個撃破のシーンを見られたように思います。グリーン様がリボルクラッシュしてたり、イエロー&ピンクがダブルライダーキックしてたのは、どうなんでしょう(笑)。

 ただなー、バンですけど、なーんかあの急にプレイボーイっぽくなるのが違和感デカだったんだよね(笑)。そういう柔軟性がキャラとしての持ち味なのでしょうが、いくらなんでも、

 バン「(フレミングの法則←映画観ればわかる)」
 マリー「……?」
 バン「……きみの、悲しみの時間を止めた」

 ってのには、「お前何言ってんだ!!」とツッコミましたヨ。

 個人的にはマリー(新山千春)が萌え……じゃなくてちゃんとデカレンジャーに変身するカットがあったのが印象的でした。ああデカレンジャーってワンオフじゃないんだなーって。宇宙規模の警察組織だから当然なんでしょうけど。
 あとはボスのディーソードベガがタネガシマライフルだとか、ブレイクのシーン登場巧すぎとか、そういう感じですか。エンディングも劇場版スペシャルバージョンで、スタッフの力の入れ様の伝わる逸品でした。こういうのっていいですよね。

 あ、あとささきいさお出てた(笑)。


>仮面ライダーブレイド MISSING ACE
 でブレイドです。本編のデキと、先週見た予告編のナイスさがあいまってただならぬ期待をして観に行きました。

 ……んー、まあそこまでのMAXボルテージではなかったかなあというのが正直なところでしょうか(笑)。まあ”期待”っても、単に脳内で妄想が凝固して「こうだよな! こういう展開なんだよな!! 黙ってないで、なんとか言えよウヘァ」っていうものと違っていただけなんですけどね。

 ストーリーに関しては、割と単純な筋書きだったのですが、なんでランス&ラルクが死ぬくだりで変なミステリ的ミスリードを入れたのか謎です。いや、ほんとわかんなかったんだよ……。その時点で別に「志村=ジョーカー」であるという伏線すら感じなかったし。殺すんならふつーにグレイブが後ろからブッた斬ったとかでええやんって思ってました。
 設定に関して後付けが多いのは、これは本編がまだ終わってない以上仕方のないことだろうなと。でもそうすっと、TV版では「ダブルジョーカー」というキーワードについて完全スルーってこと? それともTV版と劇場版ではやっぱりパラレルでしたーってこと?
 後者の場合、志村ではないまったくオリジナルのジョーカーが本編に出るってことなのかな……。

 キャラ造形は、ちょっと「さすがは井上大先生だぜ!」という点があるのは否めませんでしたが(笑)、まあ四年経ってるし、どう性格が変化していてもこじつけられるもんなあ。これはうまい設定だと思いました。(そうか?)
 気になったのは、新世代ライダーに対して剣崎が「お前らちゃんと尊敬しろよ」と突っかかっていたことですが、まあこれは新世代(特にランス)の態度が最悪だったのがあるんでしょうなあ。もしくはボードが体育会系体質だったとか。剣崎、橘さんの滅茶苦茶な言葉にも従ってたしなあ……。違うか。

 そんな中で光っていたのは、やはりというかなんというか相川始でした。オープニングの剣崎との最終決戦といい、天音を助けたときといい、最期の瞬間といい、もうめたくそかっこよかったです。正直これを観るために劇場行ってもいいと思います、俺は。ジョーカーの正体も見られるしね。
 あと別の意味で志村役の黒田勇樹氏もなかなかのものでした。なんていうか、”非人間的なオーラ”がうまく出ていたと思います。これは芸暦の長さというやつですね。トンネルの壁にはりついて「……全員集合というわけか」がキモさ満点で素敵でした。

 アクション。今回はストーリーの関係上、これまで以上に乱戦が多かったのですが、そこらへんは割とうまく見せていたと思いました。アルビローチを素手で殴り倒す睦月にはキモ抜かされましたが(笑)。
 特筆すべきは新世代ライダーでしょうか。旧世代とは比較にならないほどのチームワークの良さ(笑)はともかくとして、”得物を振り回すのが主体のアクション”ってものすごくかっこいいよなあって思いました。旧世代は(橘さんですら)徒手空拳でワンツー回し蹴り、みたいな感じですから。
 頻繁に必殺技を使っているのも好感触でした。特にグレイブのスラッシュ多用には、本編での大技多用に辟易していたのも相俟って嬉しいものがありましたね。

 と言って旧世代にまったく見せ場がなかったわけでもなく(笑)、ノーモーションでフュージョンジャックした橘さんがアンデッドを銃剣で突き刺したまま上空に持ち上げ、バーニングショットで撃破したり、とどめとばかりにスラッシュで上空から襲い掛かるグレイブに対し、これまたノーモーションでフュージョンジャックした剣崎がさらに上を取って攻撃したりなど、Jフォーム万歳といった感じでした。

 あともっとも期待の寄せられたブレイドキングフォームでしたが……うーん、活躍時間が短すぎてなんともはや。だって予告編の通りに変身して、すぐ飛んでCMのように畳突き抜けアタックやって終了だったんだもの(笑)。なんか555ブラスターフォーム(TV版)思い出しちゃった。
 本編での活躍に期待してもええんでっしゃろか。なんで関西人?

 ギャグ。これはまあ、井上大先生一流の笑いがふんだんに盛り込まれておりましたな(苦笑)。睦月の面接で木場勇治と村上社長が喧嘩してたのにはどうしようかと。
 あとスポンサーがオロナミンCなのですが(上映前に剣崎版のCMまで入る(笑))、映画本編でも実に絶妙なタイミングで登場していて、思わず噴き出してしまいました。いやあれは不意打ちだったー(笑)。

 最初に書いたとおり、満足度でいうとちと足りないかな……とも思いましたが、なかなかに面白かったです。ラストも余韻のある感じで締めていましたし。エンディングのあとのカットは必要あんのかとは思ったけど(笑)。
 描写にいくつか欠落があった(ように思えた)のは残念ですが、これは後で出るDVDで補完されるのかな。あんまりそういうのは好きではないのですが、仕方なくカットされた部分というのに興味があるのは事実ですねえ。


 っつー感じでした。や、観に行ってよかったよかった。

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