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八月二十六日
セラピア・ロックンロール
神北伸之です。ということで8/26〜28にかけて行われた一関でのTRPG合宿のレポートをお送りいたします。
今回の参加面子はオデ・黒乃さん・清三さん・透さん・宮本さん・朔也さん・釈迦くんの七名。このうち釈迦くんは直前まで学校の用事があるため夕方ごろ到着、宮本さんは27日からの中途参加ということになりました。
まずは道中のことから。今回は行きなれた盛岡ルートではなく横手〜湯田〜北上〜一関という初見の道を進んでいくこととなりました。高速道路を使えば割と一発だったのですが、まぁケチれるところはケチろうというやつで(笑)、フツーの道を行くことに。
朝ということで交通量は多くなかったのですが、なにぶん山道をウネウネ曲がったり上ったり下ったりの連続で、正直途中からゲンナリしつつ車を走らせておりました。
それでもまったくの最悪ということもなく、山道でよくくぐり抜けることになるフレームむき出しのトンネルが、見ていてちょっと新鮮でした。通り抜けていると、なんか不思議な気分になるんですよね。コンクリートのトンネルと違って、中途半端に人の存在のようなものを感じるからでしょうか。
山道を抜けて4号線に合流……したかったのですが、下山してからの107号線の長いこと長いこと(笑)。地図で見てある程度は覚悟していたのですが……このときほど朝早く出てきたことを感謝したことはないですね。
そんなこんなで12時すぎには合流、適度に買い物などをしつつ宿へ。
宿に着くなり色々なトークが飛び交ったのですが(笑)、個人的には
黒乃さん「(ギルバート・デュランダル議長っぽく)ええい!」
オラ「それシャアですよね」
が身もフタもなくて俺は面白かったです(笑)。
>一本目 エンゼルギア天使大戦TRPG
>シナリオタイトル:「力の在り処」
>GM:黒乃さん
「キミには適正がある」
唐突に言い渡されたその言葉は、僕を平凡な日常から遥か遠くへと引き剥がした。
適正。あの兵器に乗って、天使を名乗るバケモノと戦う力があるということ。
そんな力があったとしたって、僕にはどうすればいいのかわからない。
どうすれば、どうすれば、どうすれば──。
一本目に名乗りを上げたのは黒乃さんでした。そのときは「うーん、NWとか久しぶりにやれるのかな?」と構えていたのですが、黒乃さんが取り出だしたるは……ゲェーっ!! エンゼルギアのルールブックだァーっ!?
もちろん舌なめずりをしながらキャラクターシートを受け取る俺でした。興味は昔からあったのですが、色々と「これはやれねぇなぁ」と思うところが多く、ルルブを買うのは敬遠していたのです。
シナリオの内容はルルブ付属1ということと、リプレイ化の予定があるということで詳細は伏せますが、大変面白いものでした。
俺は久しぶりにPC1をやったのですが、ハンドアウトの時点で無茶苦茶演り易いセッティングでしたゆえ、もう好き放題やってきました(笑)。GMの黒乃さんには申し訳なく思う所存。でも感謝です。
でも一番申し訳ないのは朔也さんに対してかもしれんですね。いくらダーザインが”他者からの感情”とはいえ、「俺超☆ヘタレプレイしますから、存分に大嫌いになってください」はあるめぇとか思ったり。
で、これだけは言っておかねばならんことをひとつ。
セ ラ ピ ア 最 高 。
もうぶちまけますが、俺がエンギアを回避していた最大要因のひとつが、PC1推奨ナビゲーターのセラピア・パルマコンでした。金髪ツインテのロリ系で口調が「○○なんだよ〜」とくればもう、俺が「っあァっ!!」となるのも必定なわけで。セッション前は「なんでトゥアレタ委員長じゃないんですかぁ」とGMに愚痴ったりもしてました。
でも実際にセッション中でセラピアと交流をしてみたら「ああああぁぁぁぁぁぁ(悶えながら)」という自体に。イヤあれは反則だとわかってはいるのですが、だが良い反則だ!! 俺が許そう!!(そんな許可は要らない)
エンギアはまたやりたいですね。ゲムとしてもなかなか(天羅のシステムをうまく改良していますし)いいんですが、プレー回数を重ねないとなかなか経験点が入らないんですよねー。まぁセッション内の解決はロゴスとダーザインでなんとかなりますから、いいっちゃーいいんですが。
−−−−−
参加PCなど。
>PC1:高見俊介(たかみ・しゅんすけ) PL:オデ
>クラス:ギアドライバー・スナイパー(長距離攻撃タイプ)
俺のPC1です。上でも少し書きましたが、極力ヘタレになる方向でOP〜ミドルをやらせていただきました。長い事GMをしていて培った負けプレーをそれなりに形にできたと思っています。
本当にできていたかどうかは、リプレイをお待ちください。
>PC2:白川雪音(しらかわ・ゆきね) PL:朔也さん
>クラス:ギアドライバー・シューター(汎用射撃タイプ)
サンプルキャラがどう見てもアスカなので「超エリートっぽくプレイしてください。そして俺を軽蔑してください」という変態丸出しの要求をした俺を(生暖かく)受け入れてくださった朔也さんには感謝の言葉が尽くせません。
そしてそれを見事に演じていたのも圧巻でした。マルチなロールプレイ能力を持っているのは、すごいなあ……。
>PC3:高原命(たかはら・みこと) PL:清三さん
>クラス:オペレーター(後方支援系)
FEARゲーではサポート系クラスというのは実に強力で、目立たないながらも確実に仲間を支援できるのが魅力ではありますが、エンギアでも例外ではありませんでした。
ただ微妙にロールプレイがやりづらそうだったのが……「萌えキャラをやる!」と事前に言い切ってしまったのが原因なのかしら(笑)。どちらかというとPC4枠のほうがやりたそうな感じが……。
あーでも、なんか俺のキャラと幼馴染みにしようという目論見があったようでしたので、そこに俺が突っ込んでいけばよかったのかもしれず。
>PC4:才賀ジン(さいが・−) PL:透さん
>クラス:機械化兵(サイボーグ)
セッション中にGMの黒乃さんが「あんたら(清三さん&透さん)は逆のほうがよかったんじゃないか?」というようなことをおっしゃられていたのですが、確かにそういう部分があったかもしれず。
透さんのキャラが出てるシーンなのに、清三さんが唐突にPC乗っ取りとかしてましたからなあ(笑)。PC枠適正っていうのは、少なからずあるってことですかね。
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>二本目 ダブルクロス The2ndEdition
>シナリオタイトル:「ガーデン・サンシャイン」
>GM:朔也さん
帰りたいと思った。取り戻したいと願った。
今はもう過ぎ去ってしまった時を。失われた大切なものを。
──悪意は、その純粋な心すらも蹂躙してしまうのか。
一本目を終えてメシ&風呂を済ませたあとは朔也さんのダブルクロスでした。GMの要望でPC指定をしていくうちにPC4の稲場寮太郎以外は全員女子キャラという事態になりました。
それ自体は特に問題はなかったのですが、「ツンデレ」というワードがどこからともなく投下されてから、雰囲気が妙な方向に進んだような気が……(笑)。
セッション中に数分プレイを中断させるほど爆笑させられた出来事があったのですが、どうあがいても俺には文字でニュアンスを伝えることが不可能だとわかりましたので(笑)断念します。他のかたに期待してくだされ……。
あ、セッション自体はとくに詰まるところもなく、滞りなく進みました。
録音されていたように思いますので、リプレイ化に期待です。
−−−−−
参加PCなど。
>PC1:雪原氷雨(ゆきはら・ひさめ) PL:黒乃さん
>シンドローム:ノイマン/サラマンダー
>ワークス:UGチルドレン
俺ははじめてご一緒するキャラクターでした。NPCとしてならこのリプレイで使わせていただいたのですが。
チルドレンで氷使いということでなかなかのクールビューティなキャラでした。俺にはなかなかできない属性でしたゆえ、非常に興味深く拝見させていただいておりました。
戦闘では[Dロイス:秘密兵器/フォールンブレイド]による高い攻撃力が魅力でした。
>PC2:近藤沙希(こんどう・さき) PL:透さん
>シンドローム:エンジェルハィロゥ/ブラックドッグ
>ワークス:UGチルドレン
割とおなじみの透さんの持ちキャラ、近藤沙希です。なんかいつの間にか消費経験点が30点台ということになっていて一同仰天したのですが、まぁ経験点を突っ込むこと自体は別に俺はいいと思ってます。エフェクト取り捲ったって、侵食率の問題がありますし。
ただ経験点をかなり能力値に入れてたのがちょっと……だったかもしれません。HPもイニシアティブも20台っていうのは超ゴイスーっていうか、御無体な(笑)。
>PC3:柊香澄(ひいらぎ・かすみ) PL:オデ
>シンドローム:ノイマン/ソラリス
>ワークス:UGN支部長
実は柊使うのは三回目ぐらいなんっスよね。NPCに片足突っ込んでるんで、使うとイメージに支障が出てくるかなと思ってたり(笑)。
まぁ案の定使ってみるとお嬢様学校に通うマリみて星人withリムジンみたいな導入になってしまったり。ノリって恐ろしいですよね。
戦闘では例によって支援系をぼちぼちと。今回は[Dロイス:特権階級]も使ってみました。「他人に力を託す」っていうのが結構好きなので、柊は気に入ってます。
>PC4:稲場寮太郎(いなば・りょうたろう) PL:釈迦くん
>シンドローム:エグザイル/オルクス
>ワークス:高校生
神崎真白(基本ルルブ付属の2登場ヒロイン)とのラヴキューライフを編み出し続けるマイスターこと稲場寮太郎。今回の彼はいかにも怪しい傷の男に真白をさらわれるというハイパー王道な導入でした。正直うらやましいぜ(笑)。俺(伊達灯二)がその枠ならあかりがさらわれてたんかのぅ。
他のPL(が演ずるNPC)にもっともイジられまくってたのも彼でしたな(笑)。俺もホッツさんも通った道、進めば開かれるサ……(何ソレ)。
>PL5:一ノ瀬飛鳥(いちのせ・あすか) PL:清三さん
>シンドローム:エグザイル/モルフェウス
>ワークス:UGチルドレン
あれ、柊と稲場以外の三人は全員チルドレンだったのか。あまりにそれぞれ性格が違いすぎていて、ちょっと思い返せないでいました(笑)。
ツンデレと言い出したのは確か清三さんだったように記憶しているのですが、ツンはなかなか多かったですね。陣内支部長の机を破壊するのがツンかと言われると返答に窮しますが。
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>三本目 アルシャード・フォルティッシモ
>シナリオタイトル:「ロック・ユー!!〜We will rock you〜」
>GM:オデ
ロックンロール。
それは魂を揺さぶり、心を奮い立たせ、理不尽な暴虐に反逆するための力を与えてくれる最高のミュージック。
その力を巡り、オーディエンスと略奪者が激突する。
打ち合わされる剣戟。交わされる怒号。
──ロックンロール。最高のギグのはじまりだ。
おれは何のゲームのリードを書いているのだろう(笑)。
ということでアルシャード・フォルティッシモでした。使用したシナリオは無印ALSのヴァグランツSSS二本目から持ってきました。
最初は一本目をするつもりでいたのですが、時間が深い(二本目終了時点で11時前後でした)ときには頭を使うようなシナリオよりノリで押したほうがいいということをこれまでの合宿で学んでおりましたゆえ(笑)、急遽二本目に。
内容はもう時効だろうので書きますが、歌声に共鳴して人心を動かすことのできるシャード《ミューズ》を宿すロック歌手・シャーロットを巡り、彼女をモノにせんとする帝国将校と激突するというものです。
この帝国将校というのがまたバカすぎるやつで、いきなり酒場の壁をブチ壊して戦車に積んだ巨大スピーカーからクラシックを爆音で垂れ流し、
「素晴らしい!! やはり音楽は交響楽に限る!!
他のはクソだ! 聴いていると死にたくなる!! だが死ぬのはイヤだ!!
だからそのギグを即刻中止しろ!!」
とかのたまうような奴で、さらに戦闘前にそのスピーカーが割れてなかから主砲がコンニチワするというブッちぎれた男でした。主砲を出すのはアドリブだったんですが、どういう精神状態だったんだ、俺(笑)。
PLのみなさんもそんな俺のアホっぷりになにか感じ入ってくださったのか、黒乃さんのドヴェルグを筆頭にロックンロール精神で無理矢理押し通すという無茶苦茶ハイテンションな展開になりました(笑)。
でもノリがいいっていうのはTRPGにおいてとても大事なことだと思いますので、ノって下さったPL諸氏には本当に感謝しています。
セッションは大変楽しくできたのですが、後悔としては録音してなかったことでしょうか……準備は万端だったはずなのに、つい忘れてしまうんですよね、カセットテープ……。
よし、次こそは必ず録音していこう。「録音するためにやる」という決意が俺のマスタリングを強めてくれる……かもしれませんし(弱気)。
−−−−−
参加PCなど。
>PC1:シー・シース PL:朔也さん
>クラス:ヴァグランツ1/スカウト1/ブラックマジシャン1
主人公枠には定評のある朔也さんにPC1を担当していただきました。ヒロイン役のシャーロットとの交流は見事の一言であったかと。
GM側から「シナリオで必要なんで得意な楽器決めておいてください」とオファーしたところ三味線を弾き始めたのには驚かされましたが(笑)。うーん、こういうのも余裕で受け入れられるアルシャードが本当に恐ろしいぜ(笑)。
>PC2:レンディア PL:釈迦くん
>クラス:アルフ1/ウィザード1/ホワイトメイジ1
前回から引き続きの釈迦くんの女アルフです。今回は同士であるハワード・マッキンタイヤの依頼で《ミューズ》のシャードを調査するという役どころでした。
セッション全体に漂うロック魂にいささか押されていたようではありましたが、締めるところはきちんと引き締めてくれていて、派手さはないながらとてもよいロールプレイであるなと感心しておりました。
超越者プレイは抑え目でしたが、やるな、釈迦くん!
>PC3:金剛獅子丸(こんごう・ししまる) PL:清三さん
>クラス:ファイター2/サムライ1
清三さんの枠は反帝国組織プリムローズの協力者としてシャーロットを護衛するというものでした。
今回のシナリオハンドアウトはこのへんから自由度が上がってきているのですが、唐突に虎十郎なる部下ができてすぐ死んでエンディングで復活したり、最初は武人風だったのにだんだんロックンロールに汚染されていき、エンディングではラジカセをかついでロックンロールに聴き入るという超キャラに生まれ変わりました(笑)。
やはり今回のALFはテンションが異様だったとしか言えない(笑)。
>PC4:ジグ・モールト PL:透さん
>クラス:エージェント2/スカウト1
透さんといえばエージェント、というように俺のなかのアルシャードでは決まりつつありますね。今回も上司であるパトリック・ウォンの無茶苦茶な命令で死地に赴くことになりました。嗚呼社蓄は辛いよ。
今回のキャラは無印ALSで使っていたザグ・モールト同様サンプルキャラクターのエージェントを使用していただきました。俺自身としては名前も一緒でコンバートということでもよかったのですが、透さんとしては似てるけれど微妙に違うキャラということのようでした。
でもザグが「碧眼・銀髪・白肌」でジグが「赤眼・金髪・褐色肌」って、まるで2Pカラーのような配色だったのは、いったい?(笑)
>PC5:”赤髭”のリュウザ
>クラス:ドヴェルグ1/ファイター1/パンツァーリッター1
今セッションの最大の功労者と言える黒乃さんのキャラです。テーマがロックンロールということで、PC5ながらガンガンシーンに登場し、ことあるごとに「(超渋い声で)ロックンロール」と煮えまくるという、イカしすぎるロールプレイを炸裂させてました(笑)。
戦闘でもそのスタイルに変わりはなく、パンツァーに乗ったまま《テイクオフ》で跳躍→《ロックンロール》で降下攻撃をかますという非常にナイスな戦い方をしてました。実際強いしなぁ。帝国兵の攻撃が当たらんのだよ(笑)。
黒乃さんは本当にドヴェルグ(ドワーフ)が好きなのだなあと思い知るセッションでした。無印ALSでもドヴェルグサムライを作られてましたし。そちらにも活躍の場を設けたいところではありますねー。
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ALFが終わったあとは割とポッキリと寝ました。
明日に続きます。
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