☆登場人物紹介☆


―死の螺旋に囚われた世界【スピラ】―
変容を拒絶した美しき悲しき大地
《シン》=罪業 という名の不滅の断罪者によりて
千年にもわたって刻はとどまり続けていた。

しかし螺旋は円環ではない。
ひとえ廻るごとに、閉じてゆく。

螺旋を解き放つ……千年の時空を超えて、男は誓った

◆アーロン◆
元エボン僧兵。巨大な剣を軽々と扱う武人である。
ゲーム登場時35歳。苦労人なのかメッシュなのか白髪混じり。
蓬髪を首の後ろで束ね、フードつき胴鎧の上に緋い着流し風(?)の衣装を纏う。
声:石川英郎。……カッコエエ、渋vv

25歳のとき、召喚士ブラスカのガード(護衛者)としてシンを倒す旅に出る。
ブラスカがガードとしてスカウトした謎の男・ジェクトとは反撥しながら、
いつの間にか互いに惹かれあうようになっていった。
…十年後、アーロンは生まれ育ったスピラとは全くの別世界で、
ジェクトの息子である少年ティーダを見守っていた。
約束を果たすべき刻が、真実を明らかにすべき刻が、迫っている。
アーロンの新たな旅が始まろうとしていた。

◆ブラスカ◆
エボンの司祭にして召喚士。強大な魔力を穏やかな微笑で包み隠した美男。
享年35歳。身体の線が出ない緩衣を纏い、布冠で髪までも覆い隠している。
高位の術者にありながら、エボンの教えに反する民族『アルベド族』の妻を娶って
一女・ユウナをもうけた為にブラスカの地位は破門同然で、
妻の死を契機に召喚士として旅立つ決意をした時には、
自らブラスカのガードを務めようとする者はアーロン一人ぐらいしかいなかった。

召喚士とは、シンを倒せる秘術《究極召喚》を得るために
スピラの各地にあるエボン寺院をめぐり召喚術を鍛えながら
最果ての滅びし土地《ザナルカンド》を目指す巡礼者の事である。
モンスターも多く、危険な旅路にガードは欠かせない。
ブラスカは千年前に滅びた筈の都《ザナルカンド》から来たと主張する謎の男・ジェクトを
強引にガードに加えて同行させることにした。
…ザナルカンドにてブラスカは究極召喚を得、シンを斃す事に成功する
―――自らの生命を代償に。
死によってブラスカの名は大召喚士として讃えられ…
残されし娘ユウナは 父と同じ召喚士の道を志す。

◆ジェクト◆
ザナルカンドでは知らぬ者のない、水中格闘球技《ブリッツボール》の名選手。
傲岸不遜、ぶっきらぼう、酒呑み。喧嘩もブリッツも負け知らず。
漢らしいといえば聞こえはいいが、共に暮らすにはなかなか困った男である。
かたや子供相手にどう対応すればよいのか解らず、ついつい幼い我が子を泣かせてしまうジェクト。
もう一方では、息子放ったらかしでジェクトとイチャイチャしたがる妻。
お蔭で息子・ティーダにはとことん嫌われる羽目になってしまった。
35歳のある日、トレーニングで海に出たまま行方不明となる。

気が付くとスピラと呼ばれる世界に居た。
誰も自分を知る者はなく、あまつさえザナルカンドは廃墟だと言われる始末。
真実は…還るべき場所は何処に。
元の場所に戻れるかもしれないというブラスカの言葉を信じた訳ではなかったが、
ガードとなってアーロン、ブラスカと共にザナルカンドを目指す。
ブラスカがシンを斃して…それきり、ジェクトはスピラでも消息を絶った。

◆ティーダ◆
ゲーム本編での主人公。ジェクトの息子で天才的ブリッツボール選手。
まだまだ小生意気な17歳。『〜〜〜〜っス』が口癖の金髪碧眼色黒少年。

父を超えたいという一心から、あえて父の得意だったブリッツボールの選手になったティーダ。
しかし、周囲はティーダに父・ジェクトの面影をしか見ようとしない。
お前らに眼にもの見せてやる…!ティーダは強靭な決意と共に出番を待つ。
幼くして母も亡くし、身寄りのないティーダの親代わりであるアーロンを、
彼が一番最初に憧憬れた大人の男を、
あっと云わせるような素晴らしいプレイを見せてやりたかった。
敵陣にシュートを叩き込む…完璧な瞬間に、全ては壊滅した。
何故?ティーダは流されるまま、未知なる世界へ放り出される。
知らない筈の世界には、とっくに死んだと思っていた父親の足跡が刻まれていた…
◆シーモア◆
グアド族と人間のダブル。グアドの族長の一人息子であったため、
父の死とともにエボンの寺院を統べる四老師のひとりとなった。

若くして族長と老師を兼任するだけあって、彼の力量はかなりのもの。
今でこそ望まれて高い地位におかれてはいるが、
人間である母と混血ゆえに蔑まれた彼の少年時代はかなり悲惨なものであった。
魔力に秀でているだけではなく、人望も厚く、母に肖て美貌である。

確実に人心を捉え、権威への階段を昇りつめるシーモア。
その精神の奥に巣食う昏い翳りは………正か邪か

FF10おしながき