The Regulations
シャンパンの規定



A.O.C.は1935年に制定されました。それには、上記の葡萄の品種、生産地域のほか、栽培条件、1ha当たりの収穫量、収穫方法(手摘み)、搾汁量、搾汁方法、発酵方法、醸造方法、貯蔵や熟成方法・期間、ラベリングに至るまで、全ての工程において細部にわたる様々な厳しい規程が定められており、それらを全てクリアして初めて「シャンパン」と呼ぶことが認められています。

また、遡ること1908年の法律制定に拠り、「ヴァン・ド・シャンパーニュ」が「シャンパーニュ」と地名を名乗る資格が出来ました。また、1911年には「スパークリング・ワイン」を以下の4階級に区分した表記法が制定されました。

(1) Champagne premiere zone シャンパーニュ・プレミエール・ゾーンヌ
ランス山とマルヌ谷の間の一等地(プレミエール・ゾーンヌ)を独占しており、形容詞が付かず単に「シャンパーニュ」と表記します。
(2) Champagne deuxieme zone シャンパーニュ・ドゥジェーム・ゾーンヌ
 マルヌ県の一等地に洩れた部分。必ず二等地(ドゥジェーム・ゾーンヌ)と表記します。
(3) Vin mousseux ヴァン・ムスー
上記2地域以外のフランス国内産「ナチュラル・スパークリング・ワイン」の総称です。(mousseuxは泡)
(4)Gazeifie ガゼイフィエ、Fantaisie ファンテジー
「ガゼイフィエ」は「ガスを吹き込んだ」の意味、「ファンテジー」は「変性」の意味です。炭酸ガス添加したスパークリングワインは必ずどちらかを付記しなければなりません。

なお、日本のスチルワインに炭酸ガスを吹き込んだものはムスーやファンテジーとは異なります。
 
 ※上記(1)と(2)の区域内のシャンパン法による製品に限り「シャンパーニュ」と表記する権利があります。