The Style
シャンパンの飲み方



1本のシャンパンのボトルには25億もの泡が含まれているといわれます。ワインとシャンパンとの決定的な違いがその発泡性にありますが、そのために、通常のワインとは異なる喉越しが楽しめたり、視覚的にも楽しめたりします。また、とかくお祝いの席の乾杯酒・食前酒とだけ思われがちですが、ビール同様のその喉越しの良さ、キレの良さは、食事にも適しています。それこそ、コース料理をずっとシャンパンで通しても何ら問題はありません。その際、食事内容に合わせて、白やロゼに変えて飲んでみるのも構いません。

かつては、シャンパンを飲み干した後、グラスを頭越しにポイッと放り投げてグラスを割る習慣があったそうです。これは「私のための祝いの酒」「私一人のために注がれた祝いの酒」という思いから、そのグラスをほかの誰にも使わせないために行う行為だったそうです。

飲み頃温度
シャンパンの飲み頃温度は7度前後が適温といわれています。ボトルを首まで氷水に漬けた状態で30〜40分冷やすと丁度良いといわれています。
飲み頃時期
適切に保管された状態で、ノン・ヴィンテージ・シャンパンで1〜2年、 ヴィンテージ・シャンパンで3〜5年、プレステージ・シャンパンで7〜10年は保存可能といわれています。基本的には、飲み頃として最良の状態で出荷されているので、早く飲むのが一番美味しいとされています。
開栓の仕方
シャンパンの栓抜の際、コルク栓を飛ばしたりするシーンがよく見られますが、これは炭酸ガスが吹き出してしまい、味わいを損ねてしまいますので、避けた方が良いです。そのためには以下のようにすると良いです。

(1) シャンパンを開栓する前には、瓶に振動を与えないようにし、また充分に冷やしておきます。
(2) シャンパンの瓶の開栓時は、まず中身の温度を均一にするために、最初に瓶を静かに1回転させます。
(3) 栓抜の際には、不意に栓が飛ぶのを防ぐために、栓の部分を布やナプキンなどで覆います。
(4) 片手で栓を布で抑えながら、もう片方の手で瓶を回しながら栓を緩めます。
(5) 栓が緩まると、炭酸ガスの圧力で、栓が自然と持ち上がってきますので、一気に抜けないように抑えつつ、徐々に引き上げるようにします。
(6) 最後に栓を少し斜めにするようにして、栓と瓶の隙間からガスを逃しながら引き抜きます。

その他
シャンパンには、悪酔いの原因といわれるヒスタミンの含有量が赤ワインの1/8〜1/10しかないため、悪酔いしにくいとされています。