● 明 月 院 ●
め い げ つ い ん
浄智寺を出て、JP横須賀線を渡り、明月院へ。
あじさい寺としても有名なこの場所に、秋も入りたてというのに、半袖で汗をかくような日に訪れました。
線路ぞいから横に入った道を歩いていると、この時期に紫陽花が咲いていたので撮影してみました。


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しばらく行くと明月院の入り口が見えてきました。

門を入ると、左手にこんな石碑がありました。

正面にあるのが、受付です。

拝観料 300円
拝観時間 午前9時〜午後4時
(6月は午前8時半〜午後5時まで 年により変動があるそうです)
拝観受付は、終了時間30分前みたいです。
ちなみに、まわりはほとんど紫陽花です。
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受付を済ませて見えるのは、こんな景色です。

左に行くと、北条時頼の墓に行きますが、まずは本堂をお参りしてから…と思い、正面の階段を上がります。
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石段を上がると、すこしの石畳があり、その先に、少しすれた石段が続きます。
左右は全部紫陽花です。紫陽花が咲いてる頃は、本当に綺麗なんでしょうね〜(* ̄▽ ̄*)

石段の上にある、山門です。

思いっきり逆光です…。
「福源山」と書いてありました。
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山門をくぐり、少し正面の道をあるくと左手に本堂が見えてきます。

中は、撮影禁止と書いてあったので、撮影できませんでした。
写真左手に社務所があったので、こっそり撮影することもできず…。
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正面でお参りをすると、その右側に、こんな景色が見えました。
奈々ちゃんが言っていた、お抹茶をいただきながら、お庭を眺めるのは、この時期できないみたいです。
地図を見てみると、この先には池があるようで、花菖蒲が咲くようです。
道は、そこのあたりまであるのですが、一般の参拝客は入れないようです。

本堂にお参りして振り返ると、枯山水のお庭があります。

こちらは、須弥山をかたどっていて、仏教観を表現しているのだそうです。
後ろには、桜や木蓮なんかがあり、その季節には、さぞかし綺麗なのでしょうね。
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この写真右手に進むと、開山堂があります。
その手前に、こんなかわいらしいお地蔵さんがいらっしゃいました。

「花想い地蔵」と書いてありました。
人は誰しも はかない花の想い出の中で生きています。
大切な人との別れ、いとしい物との別れ
そんな時、ふと目に止まった花が、どんなにか心を慰めてくれたことでしょうか
いつくしみ深き 花地蔵
と書いてありました。
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さて、道なりに正面にある開山堂です。

開山堂(宗猷堂)
このお堂は禅興寺隆盛時代(1380年頃)明月院境内の中に建立された宗猷堂を後に開山堂にしたものだそうです。
ここは撮影禁止ではなかったので、中も撮影できました。

中央には、建長寺開山蘭渓道隆(大覚禅師)の五代目の法孫で当院開山密室守厳禅師
(1390年6月9日示寂)の木造がありました。
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開山堂の左側に、「やぐら」があるので、まわってみようとしたら、ちょっと綺麗だったので撮影してみました。

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この左側に、鎌倉最大の「やぐら」(羅漢洞)があります。
「やぐら」とは、鎌倉時代特有の洞窟墳墓だそうです。

間口7m、奥行き6m、高さ3m、鎌倉市現存の「やぐら」では最大級だそうです。
平面中央には、釈迦如来と、多宝如来の二仏と、両側に十六羅漢のレリーフがあり、
中央に明月院中興開基、上杉憲方公を祀る宝篋印塔、その前には禅宗様式を表した香炉が安置されています。
この左右にも、たくさん穴があって、お墓なのか、石碑なのかがいっぱいありました。
開山堂をぐるっとまわる感覚で、開山堂の後ろをまわり、右側に出ると、
鎌倉十井のひとつ「瓶の井」がありました。

開山堂を後にして、もと来た道を戻って本堂にもどるのではなく
それより右に分かれている道を進んでみました。
少し行くと、絵馬掛ける所がありました。

真ん中の仏さまアップです。

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そのまま、ゆるやかな坂道を下ります。
その道の両側も、びっしり紫陽花です。
その途中に、休憩所があるのですが、その手前に赤い実が…南天ですか???

紫陽花ばかりではなくて、秋の草木もあちこちにあるのです。
綺麗だったのでアップも撮影してみました。

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休憩所を過ぎ、桂橋を渡ります。
こちらが桂橋…だと思います。

木造なので、階段を下りながら、アスレチックの匂いがするなぁ〜と思いました。
下りると、秋の花がいっぱい咲いていました。
のぞきこむと、カマキリがいました。カマキリ、ものすごく久しぶりに見た気がします。
でも、現在、このカマキリはまったく擬態に成功してないなぁ〜と思ったので、写真にしてみました。

この向かいに、月笑軒がありました。
この日は、座布団なんかを日干しされてました。中には入れませんでした。

その隣に、「最明入道 北条時頼公 御廟所」がありました。

ここの左側の道を進むと、「鎌倉幕府五代執権 北条時頼公墓所」があります。

写真手前の石碑です。

ここには、北条時頼公が、最月寺の境地をうたった詩が彫られてありました。
春流高如岸
細草碧於苔
小院無人倒
風来門白開
その左側に、お墓がありました。

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お参りをして、お墓をあとにしました。
受付の横の出口を過ぎ、そのまままっすぐ行ってみました。
「孟宗竹林」という立て札があったので、ちょっと行ってみました。
陽射しもさけられ、秋らしい風が吹いてました。(この日は10月なのに夏のような暑さだったのです)

綺麗ですよね。ぼんやり歩くには、とてもここちいい感じでした。
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そのあと、出口をでて明月院を後にしました。
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さてさて、小説では、ここで、棚旗姉妹はタタルさんと待ち合わせしてる喫茶店に行きます。
小説に、ふわりと暖簾をくぐる…とあったので、暖簾のある場所を行きがけに探していたのですが
暖簾があるのは、2軒です。
暖簾をくぐる…という表現からして、長い暖簾だろうと思ったので、
とりあえず、明月院出てすぐのお店「茶寮 風花」に入ってみました。
(もうひとつは暖簾が短かったので…)

こちらの名物は、うさぎ饅頭だそうです。
冷抹茶のセットを頼んでみました。

蒸篭に入ったうさぎ饅頭がとてもかわいいです。
セット850円なり。
お饅頭は暑いのでご注意下さいね。
お店の方も、なんだか感じのいい方で、いろいろお話しました。
(この時間、お客さんはわたしだけだったのです)
荷物を見て、スケッチに訪れたのかと間違われました。
明月院には、草花などをスケッチに来られる方が多いのだそうです。
お抹茶をいただいて、会計の時に、「これからどこに行くんですか?」と聞かれたので
この先のスケジュールを話すと、頼朝のお墓が2〜3年前、破損したという話を聞きました。
このあたりの石は、とてももろくて、誰かしらないけど、ハンマーかなにかでたたいて一部崩れたそうです。
今は大丈夫なんでしょうかね〜などというお話を聞きました。
ただ、メニューを見て、沙織ちゃんが食べた「あんみつ」がなかったので、
待ち合わせの場所は、ここではないことが判明。
でも、うさぎ饅頭はおいしかったです。
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では、もう一つのお店でしょうか?
さすがに、もう一軒入る時間に余裕がなかったので表から…

こちらでは、お蕎麦とかなどのメニューがあって、喫茶店なのかなぁ〜と思いましたが
「抹茶セット」と「あんみつ」がありました。
ただ、わたしなんかの身長では、ふわりと暖簾がくぐれないのですが…。
線路沿いの道から、明月院の真ん中あたりなので、待ち合わせをするには中途半端な場所かなぁ〜とも…。
だとすれば、道に入ってすぐのここでしょうか???

「抹茶セット」も「あんみつ」もありました。でも、暖簾がありません。
はたして、待ち合わせの場所はどこだったのでしょうか…
そんなことを考えながら、小説では、このまま源氏山に向かうのですが、
この日のわたしは、このまま建長寺に進みました。