● 満 福 寺 ●
ま ん ぷ く じ
国道134号線から、少し入っていくと、ありました。

ここを折れると正面に石段が見えます。

手前にあるのは、江ノ電の線路です。
江ノ電の線路を渡るとすぐそこに石段があります。
こういう風景を見ると、江ノ電というのは、地元の人の本当に生活の中に溶け込んでいるんだなぁ〜と思います。
線路がまるで道路のようにそこに存在するんですから。
さて石段を上がります。

【満福寺】
山号:龍護山
開山は行基といわれているそうですが、定かではないとか。
中興開山は承安3(1173)年に没した高範と言われています。
元暦2(1185)年、源義経が、頼朝に鎌倉入りを止められ、ここに滞在して「腰越状」を書いたという。
小さいけれど、立派な山門をくぐると、正面に本堂がありました。


上の写真の左側に小さな石碑があるのがおわかりになりますでしょうか?
それが、弁慶の手玉石です。

弁慶が、この石をお手玉のように扱っていたとか言われている石ですが、ホントに持てたのでしょうか…
わたしが持ってもびくともしません。
とりあえず弁慶は、それぐらい力自慢だったということなのでしょうか。
御霊神社にあった、「袂石」と「手玉石」と同じような考え方でいいのでしょうか。→御霊神社へ
弁慶の伝説は、人知を越えたものが多いですから…
■ ■ ■
さらに、この左側には、弁慶の腰掛石があります。

この日多く訪れていた観光客のおっちゃんたちが、かわるがわるにすわっていました。
他にも小さな女の子の姉妹が、二人並んで写真を撮ったりしていました。
誰でも腰掛けていい状態にあるのことが、なんかいいですね。
■ ■ ■
振り返ると、鐘楼があります。

その右側に

水子地蔵がありました。
右側に弘法大師の名前、手前には笹竜胆の紋がついています。
■ ■ ■
本堂の左手に向かうと、その先は墓地になっているようでした。
その手前の岩の中に狐がいます。横にある「永代供養」の幟の上にも笹竜胆。

その小さな祠の下に「硯の池」とありました。

弁慶が硯の水をとったという池らしいのですが、このフェンス向こうの小さな水たまりがそうなのでしょうか?
池というには小さく思えました。

フェンスごしだったのでこんな角度ですいません。
それでも水は綺麗で、赤い金魚が何匹か泳いでいました。
■ ■ ■
さてさて、本堂の中へと入ります。
中に入ると靴を脱ぐのですが、そこの天井が、これは…鎌倉彫りでしょうか?

靴を脱いで、上がると賽銭箱があり、お気持ちをお入れくださいというようなことが書いてあります。
これだけの文化財を守るためにも、ただで回るわけには行きません。
その正面に、七福神の一人「寿老人」が。

お参りをすませて、右手にあるガラスケースをのぞきます。

これが、有名な「義経の腰越状」
弁慶筆といわれるものだそうですが、当時のものではないという話もあります。
当時のものではないにしても、古いものにはかわりないのでゆっくりのぞくのですが
さっぱり読めませんでした…(^^;
また、その下には、江戸時代の木版があります。
腰越状の木版で、昔は、これで刷られたものがお土産として人気があったとか。
ほかにも、瓦やら、弁慶の茶碗やらあるのですが、写真がうまく撮影できていなかったので、これまでに。
■ ■ ■
本堂の方へ進むと、その天井には、武士の家紋でしょうか…びっしりと並んでいます。
ひときわ大きいのは、やっぱり笹竜胆。

こちらが本尊。

ご本尊は、薬師三尊。
薬師というあたりで、山伏…弁慶…を連想できますね。…違うかもしれませんが…(^^;
いや、なんとなくです。なんとなく。
本堂へ進む中、その部屋ごとに襖で区切られています。
その襖絵は、立派な漆画の数々。
義経と弁慶の話が描かれています。これは、ほんの一部です。

ご本尊を過ぎて進むと、テーブルがあり、訪れた人々が書き残しているノートがありました。
…なにやら、痛々しい匂いがぷんぷんして、そろりと開いてみましたが
オタクっぽい書き込みはほとんどなく、まじめな感想や、うたまで詠まれていたりしていました。
入り口に戻り、本堂とは逆に進むと、奥にもいくつか部屋がありました。
法事や、お彼岸などで、多くの人がここに集まるのでしょうか?
その周囲にもいろいろ歴史的に何かありそうなものが並んでいたのですが、よくわからず
一つ鎧だけ撮影してきました。

胸に笹竜胆があるますが、これが、義経のものだとかいう表示はありませんでした。
とくに誰のものというのではなさそうです。
ぐるりと一周して、帰ろうかと思っていると、事務所のドアに「大河 義経」のポスターがありました。
まだ、放送前に訪れたのですが、放送中は、きっと多くの観光客が押し寄せるのでしょうね。
さて、ご朱印をいただいて、満福寺をあとにします。
向かうは、道をはさんだ小動岬にある、小動神社です。
・小動神社へ(準備中)
そやから、はよぅ小説通りにすすまんかいっ!
・江ノ島へ向かう(準備中)
■ ■ ■