● 報 国 寺 ●
ほ う こ く じ
金沢街道から、少し鎌倉駅に向かって戻ったところ、バス停の横に「はなのはし」という橋があります。
それを渡り進んでゆくと「報国寺」があります。

こちらは「竹の寺」としても有名なお寺さんです。
訪れた時は、茅葺の門がシートで覆われていました。
補修工事か、雪対策か…理由はわかりませんでした。
【報国寺】
開基は足利尊氏の祖父家時といわれていますが、宅間上杉の祖重兼とも言われていて
家時が建てた寺を、重兼が「報国寺」としたのでしゃないかという説があるそうです。
開山は、天岸彗広(てんがんえこう)で、建武元(1334)年の開創といわ、臨済宗の禅寺です。
永享の乱(1438〜39)というのがあります。
鎌倉公方足利持氏は、京都の6代将軍足利義に反抗したため、京都からも鎌倉に圧力がかかり、戦になります。
他にも、鎌倉公方vs関東官僚、守護大名vs守護代層など、さまざまな対立が重なって「永享の乱」となります。
そして、持氏とその子義久は敗れ、義久は、ここ報国寺に入れられ自害させられます。
ちなみに持氏は、「永安寺」(ようあんじ)に入り自害します。
■ ■ ■
門をくぐり、少し進むと、石塔がひしめきあっていました。

これは、何だろう…とうろうろしたのですが、よくわかりません。
そこに「追悼歌」と書かれた石があったので、戦にやぶれた人を追悼するものか…と漠然と思って
ただ写真に撮っただけだったのですが、ここに書いてあったようです。

石塔が邪魔をして読めません…(><)
これに現地で気がついていれば…
元弘三年五月
北条一族と新…と見えるので、新田義貞…だと思います。
で改行して、「合戦の折両軍…」
ここで改行して、「の遺骨を由比ヶ浜…」
改行して「この地に移築す」
北条一族と新田義貞両軍の由比ヶ浜にあった遺骨をここに移築して弔った…ということでしょうか?
…すみません…いたらぬことで…
さて、その先に本堂があります。

中には釈迦如来像があるそうですが、暗くてよく見えませんでした…。

本堂の向かいに鐘楼もあります。
本堂までは無料で参拝できます。
本堂の左手に、受付があって、その奥にある竹の庭には拝観料が必要です。
竹のお庭の中には、お茶席もあり、そこでお茶をいただく方は、この受付でオプション購入になります。
さすがに、先の「浄妙寺」で、お抹茶とか、ケーキセットとか食べていたので、ここでは遠慮しました…。
■ ■ ■
竹のお庭は、なんとも言えない…わかりにくい言い方ですが…竹の香と、しめった土の匂いがして
とても気持ちよかったです。思わず深呼吸。

入ってすぐのところに、6体の仏さまが並んでおられます。
ちなみに…「遥かなる時空の中で3〜運命の迷宮〜」で登場した報国寺は、
この場所を、この写真と逆から見たものだと思います。
…さすがにゲームよりも前に訪れていたので、そのカットが撮影できませんでした…
この道を進むと、お茶席までゆきます。

お茶席に座って眺めると、この景色が見えます。
中央の岩には、「天岸の岩」と書いてあります。

竹のお庭の写真は、「桜素材」のページでも壁紙にしていますので、ご覧下さい。
「桜素材」のページへは、上のメニューバーから進めます。
この写真は、あまりにも暗かったので、色補正で無理矢理色を出してみました。
…もう、5時近かったんです…2月のことですから…だいぶ日がかたむいていたので…。
ゆっくりと竹のお庭を歩き、そびえる竹の中に入って、葉の間からこぼれる光がきらきらとしていて
とても穏やかな気持ちにさせてくれます。
お庭の奥、本堂の裏あたりの岩山にあるやぐらです。

写真では、わかり辛いかもしれませんが、かなりの大きさです。
中の石塔から想像していただけると嬉しいです。
これらは、足利氏のお墓と言われているそうです。
その手前にある、お庭です。

中央に(写真では、やや左)、「山茱萸の木(さんしゅうのき)」と書いてありました。
山茱萸の木って、よくわかりませんでした…すいません…。
ここでも、ベンチがあり、ぼんやりと、このお庭を眺めることができます。
時間がこんな時間でなければ、ぼんやりここに座っていたかったです。
それでも、だいぶ長く座っていたと思いますが…(^^;
というわけで、竹のお庭を後にして、受付で御朱印をいただくことに。
ですが、先の「浄妙寺」で御朱印帳がいっぱいになっていたので
「御朱印帳ごとってありますか?」とたずねてみたのですが
御朱印帳はないとのこと…しかたなく、紙に書いていただくことにしました。
■ ■ ■
わたしの散策は、この日はここで終わりましたが、
散策レポートは、このまま金沢街道を朝比奈に向かって進みたいと思います。
…実は、それは、朝比奈から鎌倉駅へ向かうという逆方向での散策だったのですが…
この順番の方がわかりやすいかなぁ〜と思いまして…
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