【本尊】閻摩大王
千本寺之内を少し下がった西側にあります。市バスだと「乾隆校前」で降りて下さい。
正式名称は「引接寺(いんじょうじ)」というそうです。
もともと、この地は、化野、鳥野辺と並んで、蓮台野といい葬送の地だったそうです。
寛仁年間(1017〜21)に定覚上人の開基で、室町時代には春の「えんま堂狂言」と
「盂蘭盆会(うらぼんえ)の精霊迎え」で賑わっていたそうです。
とくに「えんま堂狂言」は「壬生寺」「釈迦堂」とともに、京都の三大念仏狂言として親しまれているそうです。
送り火を明日に向かえた15日の夜に行きました。
お盆に訪れるえんま堂というのは、趣きがあってとても素敵でした。

このお堂の中に、閻魔大王がいらっしゃいます。
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すいません…夜間の撮影、ホント下手です…ぼけぼけです…
お堂に入るとまずこちら

梵字で「エン」と書いてありました。
焔摩天(閻摩天)ですね。
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ここを過ぎると、中央に閻魔大王がいらっしゃいます。

ホント写真がぼけぼけですいません…m(_ _)m
最初見た瞬間に「うわぁ〜怖いお顔やぁ〜」と言ってしまいました・・・
閻魔さんが優しいお顔でどないするねんっ!ってつっこみが入りました。
ごもっともでございます。
でも、子供なら泣いちゃいますよ・・・これ。
こちらの閻魔さんは、3mぐらいの大変大きな像です。
この閻魔さんをはさんで、向かって右に「司令尊」。検事さんです。

そして向かって左に「司録尊」。記録係さんがいらしゃる…んですが…

もう、ぼけて何が何やら…(><;)
えっと…
この左右の秘書さんの上に、閻魔さんの片目が描かれているのが、
何やら、なんでもお見通しなんだぞ!と言われているようでした。
でも、写真はぼけてるし、ちゃんと撮れている方はトリミングしてしるし…アカンやんわたし…(><)
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お堂を右手に抜けると、舞台がありました。

この日は狂言があるそうです。
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この、舞台の裏にあるのが下の写真。舞台の写真右手の方より裏にまわれました。
たくさんのお地蔵さんでした。
ここのお地蔵さんに、水をかけるのですが、かなり奥までいらっしゃいます。

けっこう奥まで遠いですよね。
ここにお水をかける…というより、飛ばす感じです。
遠くにかけられればかけられるほど良いと聞きました。
必死で飛ばしてみました。
ゆっくり見ていたかったのですが、どうやら後ろで舞台が始まるようであわただしく出ることにしました。
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そこに

これは、恵比寿さまと大国さまではないしょうか???
こじんまりといらっしゃいました。
どういう理由で、ここにこのお二人がいらっしゃるのかわかりません。
閻摩さんと恵比寿さまと大国さま…何か関係が???
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さて、表の鳥居から、正面がえんま堂なのですが、右手に向かうと鐘があります。
この日は「送り鐘」となっていました。

11日や12日ぐらいに来ると「迎え鐘」になっているそうです。
この鐘をつくと、閻摩さんが、「○○さん、お迎えが来たよ」と呼び出してくれるのだと聞きました。
では、送るときの鐘は何のためでしょう?
鎮魂なのでしょうか?弓鳴みたいな魔除けなのでしょうか?
それとも「これから帰りますよ」とお知らせするのでしょうか?…誰に???
お盆の夜のえんま堂は、暗闇に赤い提灯の光が神秘的でとても素敵でした。
「お盆なんだなぁ〜」とぼんやりとひたりながら家路につきました。
外の塀からのぞく、赤い提灯の列が、まだ一段と素敵でした。