● 鞍 馬 寺 ●

く ら ま で ら

 

鑑真和上の高弟・鑑禎上人(かんていしょうにん)が宝亀元(770)年正月4日寅の夜に

鞍を負った白馬の導きで鞍馬山に登山し、鬼女に襲われたところを毘沙門天に助けられるという夢を見たことから

毘沙門天をお祀りしたそうです。

鞍を負った馬がその山を示したことから、鞍馬寺と呼ばれるようになったとか。

 

鞍馬にはそれ以前から、大地の力である護法魔王尊の力が満ちた場所だったそうです。

護法魔王尊は650万年前に、人類救済の使命を帯び、金星より天降ったとも伝えられています。

 

鞍馬山は、古くは2億数千年前、新しくとも7千万年も前の地質で成り立つと言われています。

 

■ ■ ■

 

ゴールデンウィークのとても天気のよい日に訪れた鞍馬山は、大河ドラマ「義経」のおかげか

いつもにもましての人手だったと思います。

叡山電鉄「出町柳駅」より、鞍馬行に乗るのですが、この2両編成の電車は満員でした。

貴船駅で半分の人が降りたのですが、これらの人々に鞍馬山で多く出会いました。

貴船口から鞍馬へ抜けるのですが、たぶん…ですよ、わたしの感じたところでは、鞍馬から貴船に抜ける方が楽な気がします。

 

というわけで、鞍馬をめぐりますが、写真を整理して驚きました。

どんなに抜粋して掲載しても写真の数が70枚ぐらいありました。

鞍馬のページは、何ページかにわけておおくりします。

まずは、撮影場所をしめした地図を紹介しておきます。

01

仁王門還浄水

13

鐘楼与謝野鉄幹・晶子歌碑

02

童形六体地蔵尊普明殿

14

霊宝殿

03

放生池吉鞍稲荷社魔王の滝鬼一法眼社

15

冬柏亭

04

由岐神社

16

牛若丸息次ぎの水

05

川上地蔵尊

17

屏風坂の地蔵尊

06

源義経供養塔双福苑

18

遮那王堂

07

中門(四脚門)

19

義経背比べ石

08

貞明皇后陛下行啓御休息跡/巽の弁財天社

20

木の根道大杉権現社

09

多宝塔

21

不動堂

10

弥勒堂

22

義経堂

11

寝殿

23

魔王殿

12

金堂周辺

24

西門

※マップ上及び上記テキストの紫文字は、写真がありません。

 

■ ■ ■

NHK大河ドラマ「義経」のおかげで、たぶん人が沢山いるだろう…と思い、5月の連休にさだめて父と一緒に登りました。

普段、いろいろなガイドブックでも「女性は一人で登らないで下さい。」ということが書いてあり、

普段は、人の少ない山道だと想像できたため、連休、義経ブーム、父同行…という状態で望むことにしました。

 

叡山電車出町柳駅から、鞍馬行きに乗るのですが、この電車、大学時代はほぼ毎日乗っていたものです。

こんなに込んでいるのは火祭りの日ぐらいだったものです。

それほどの人で、次の電車を待つ時間ももったいなかったので、立って乗ることにしました。

そんなに遠い道のりでもありませんから・・・。

電車が貴船に到着すると、乗客の半数ぐらいが下車しました。

のちのち、これらの人々に鞍馬山で会うことになるのです。

貴船で下車した人は、鞍馬山の西門から登って来られるのですが、わたしの感想としましては、

鞍馬山は、鞍馬寺から登る方が楽なような気がします。登りの半分はお寺の石段で整備されてますから…(^^;

 

■ ■ ■

 

さて、鞍馬駅に到着し、多くの人の波に流されつつ道を進みます。

駅から、仁王門までの道には、ずらりと木の芽の佃煮が並んでいます。山椒のいい香がしました。

ただ、「これから山に登るから…」という理由で購入を断念。…帰りは貴船になるので、もう戻らないのが残念です。

ここで、天狗グッズも沢山見かけたのですが、お寺にもあるだろう…とそのまま先を急ぎます。

すると、仁王門が見えてきます。

山門ともいいます。今あるものは、明治44年の再建だそうですが、左の扉1枚は寿永の頃(1182〜4)のものだそうです。

石段を登りつめた両脇に、狛犬ならぬ、狛寅???

 

虎キチ親子は、ここでちょっと喜びます(*^^*)

仁王さんは、すきまから撮影してみたのですが、お見せできる状態ではなかったのでご了承ください。

ここの仁王さんは、湛慶作と伝えられているそうです。

ここをくぐると、鞍馬山の結界の中に入るのです。邪な心はすててお入りください。

■ ■ ■

この仁王門をくぐると、目の前に観音様がいらっしゃいます。

観音様の蓮華から流れ落ちる還浄水(げんじょうすい)で手と口を清めます。

先にある石段を思うと、なんてゆるやかなのだろう…と思えるほどにゆるやかな石段を登ります。

この石段の手前に、石標がありました。

 

この石標は「町石」といわれ、本殿までの道のりを示すものだと右下の板に書いてありました。

八町七曲のつづら折の参道に一町ごとに立っているそうです。

それを知って登って行くと、本当にちゃんと立っていました。

それを1枚1枚掲載していたらキリもないので、最初のこの1枚だけを掲載しました。(実は撮影してたりします^^;)

ちなみに「一町」とは約110mだそうです。

■ ■ ■

さて、ゆるやかな石段を登ります。

石段を登ったところにお地蔵様がいらっしゃいます。

こちらは「童形六体地蔵尊」。左の札には

「子供はみんなほとけの子、子供は天からの預かりもの、子供は親の心をうつす鏡」と書いてあります。

天真爛漫な子供のお姿のお地蔵様です。

6人いらっしゃるので、やっぱり意味としては六地蔵と同じなのでしょうね。

京都だけなのかもしれませんが、地蔵盆は子供たちのお祭りですし、お地蔵様は子供の味方なのだと

子供の頃聞いたことがあります。だから子供のお姿なのでしょうか?

でも、このお地蔵様は、親の鏡…なんて書いてあるので、ちょっと違うのでしょうか?

 

■ ■ ■

さて、その横の石段を登ると、ケーブルの乗り場になるようです。

と、思って侮っていたのですが、実は、この右手の建物「普明殿」といい、鞍馬山を参拝する人々に

鞍馬山の本当の姿を教え、すべてのものにいのちのあること、人もこれらのいのちとともに

その大きな力によって生かされていることを知るためのお堂なのだそうです。

中には、毘沙門天の像があったそうです。…ケーブルの駅だとばかり思っていたので、スルーしていました…。

ここで、ケーブルに乗ると、由岐神社や九十九折の道を進まずに多宝塔まで一直線で行けるのですが

そんなことでは楽しめないじゃないですか?!というわけで、ケーブルには見向きもせずに進んでおりました。

…おかげで、ケーブルだと見られる「多宝塔」「弥勒堂」までもがスルーになっています(T▲T)残念!また行きます!

■ ■ ■

さてさて、この「普明殿」から写真左手にはる橋を渡ります。

この橋は「精進橋」といい、正しい願いを持って参拝ください。と書いてありました。

その渡った先に小さな石碑が…。

みすごしそうな茂みの中の小さなものです。

…何て書いてあるのか読めませんでしたが、最後に「晶子」と書いてあることから

与謝野晶子の歌なのかもしれません…すいません…へっぽこな説明で…(><)

■ ■ ■

そのまま広い道をゆかず、右手にある小さな石段を登り進みます。

そうすると、右手に放生池(ほうじょういけ)があります。

生きものを放して逃がすところなのだそうです。

ここに魚や亀を放し、善行功徳を積んで、滝に打たれて修行するのだそうです。

近くに細い滝がありました。この滝でしょうか…。

この滝のまわりは、江戸時代のままの姿を残しているのだそうです。

 

さらに先に進むと「吉鞍稲荷大明神」と「茶枳尼天尊」と2枚の扁額がある社がありました。

このお社の左手の道を進むのですが、そこにこんな石碑も。

右には「吉鞍○枳尼天」(○の中の字が出なかったので○で…)

左には「金龍○戝天」(○の中の字が出なかったので○で…)とあります。

写真奥に写っている石段を登ります。

 

登ると見えてくるのが「鬼一法眼社」と「魔王の滝」

実はこの鳥居、もっと手前からずらりと続いているのです。

道なりに進むと、どれもくぐらないので、少し戻って、1つ目からくぐってすすみました…。

すると、そこのこんな石碑がありました。

もともとは、もっと上にあったもののようですが、どんな理由かはしりませんが、ここに近年にここに移されたようです。

上に登っていく途中に「魔王の滝の横に移しました」という札を見かけていますから…。

鳥居を進むと、最後の鳥居の先に滝がありました。

これが魔王の滝です。手前に「魔王之碑」もあります。

崖の上のお社に、魔王尊の石造が祀られているそうです。

魔王尊は、もしかしたら鞍馬山そのものの霊力みたいなものなのかもしれないなぁ〜を思うのでした。

滝に打たれたいという人が多いようですが、落石があるので滝の下には行かないように!と立て札がありました。

鳥居の横にあったお社です。

「鬼一法眼社」です。

鬼一法眼(きいちほうげん)は、牛若丸に兵法教えたとされる。これが鞍馬の天狗ってことなのでしょうか?

武芸の上達を願う人が多いとか。

気になる名前だなぁ〜と思うのはわたしだけでしょうか…鬼で一つの眼???

 

■ ■ ■

さて、左にぬけて、広い道を進むと、正面に「由岐神社」が見えてきます。

由岐神社へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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