● 鏡 神 社 ●
「義経元服の池」から北に、ほんの少し歩くと左手にあらわれます。

石段を少し登ると、写真左に見えていますが、幹だけの松の木があります。

こちらは、「義経烏帽子掛けの松」なのだそうです。
由緒書きには
承安四年三月三日鏡の里で元服した牛若丸は、この松枝に烏帽子を掛け、鏡神社に参拝し、源九郎義経と名乗りをあげ、源氏の再興と武運長久祈願したのであった。 鏡神社 |
とありました。
元服したときは、牛若丸というよりは、遮那王という方が正しい気もします…とつっこんでみたりする。
その横に、ここ「鏡神社」と義経の関係を書く由緒書きがありました。
謡曲「烏帽子折」と鏡神社 謡曲史跡保存会 |
まる写しなので、ちょっとおかしな文章には目をつぶってくださいね。
由緒書きを読んで、進むと赤い両部鳥居はあらわれます。

入口から参道は思いっきり曲がっています。
由緒書きは、かすれていて、あまりはっきり読めないのですが
祭神は、天日槍尊(あめのひぼこのみこと)
妻を追って渡来した新羅国の王子と言われています。
太陽神ですね。日は太陽、矛は太陽神の依り代で、そこから太陽神祭祀の呪具である矛の神霊とされているそうです。
面白いのは、この奥さんですね。
沼のほとりで昼寝をしていた女性の陰部に日光がさして生まれた、赤い玉の化身したアカルヒメ命が奥さん。
現代風に言えば、おごった夫の暴力だか暴言だかに、「実家に帰ります!」と
里に帰ってしまうわけです。その実家が大阪の比売許曾神社。
その奥さんを追っかけてやってきたというのですが、結局奥さんに会えず(いろいろ阻まれます)
その土地の女性と結婚しちゃうわけです。
その後、各地を転々と移動するのですが、どうやらここもそのひとつのようですね。
さらに、海をわたったところから、海の波風を鎮めるとも…。
天で「あま」−海、日で太陽、矛は太陽の呪具、ということなのでしょうか?
海を渡る、日本から見れば、海からやってくる神ですからね…。で、矛。
ちなみに、ここ滋賀には、もう一つ天日槍尊を祀っている神社がありますが
こちらは『陶器神社』。その名の通り、信楽にあります。
つまり、渡来文化にも関わる神さまで、陶器業の守護神としての姿もあるそうなのです。
で、参道が曲がって、名前は『鏡神社』。
もう、なんだかわくわくしますね。(笑
鳥居をくぐると、左手に手水舎、右手に山…ここは最後に登りますのでのちに…
正面に舞台があり、その舞台の後ろが拝殿でした。

写真の舞台の左横にあったのが

祓戸ノ神と書いてあります。…すいません…よくわかりません…。
舞台の後ろの拝殿

こちらは、室町時代中期に建てられたもので、滋賀県に遺構の多い前室付三間社本殿。
蟇股(かえるまた)を多用し屋根勾配をゆるくみせる外観は優美である。
と、入口の由緒書きに書いてありました。
明治34年8月2日に重要文化財に指定されています。
その横に

これは竈でしょうか?何に使用するのかわかりませんが、火を使ったあとはありました。
…写真の白いのは雪です…(^^;
舞台をぐるりとまわり、入り口に戻ろうとしたときに、ふと舞台の中を見ると

こんな絵が掛かっていました。
祓戸ノ神の方です。
他には?と思い、舞台を一周しながら中を覗きましたが、この1枚だけが掛けられています。
気になる人だけ気にして下さい…(笑
繋ぎ馬は、平将門の…っごほっごほ…(>。<;
…なんだこの神社、いろいろ気になるなぁ…もう…。
来た時、鳥居をくぐった右手にあった山をのぞきました。

すると小さな祠がありました。
どうやらこちらが「八幡神社」のようです。
祀られているのは、誉田別尊(応神天皇)と源九郎義経。
義経の伝承から、ここに勧請された感じかしないでもないです。
祠の前までゆくと、さらに山の上へと続く道があるのに気がつきました。

こういう場合、登らないと!雪がなんだってゆうんですか。
とばかり、登ってみました。
頂上にあったものは

そう言われてみれば、鳥居横に「御幸山」という看板ありました。
すばらしい景色が望めるはずです…この日は何度も言いますが雪降っていました。
この碑には
大正6年11月14日 陸軍特別演習第一日御野立場
と彫られてありました。
なるほど…その向かいに「御野立所」と書いてあります。

大正天皇が、ここから演習をご覧になった…ということでしょう。
どうりで見晴らしが良いわけです。
と、その向こうにも何から大きな碑が見えたので、「御野立所」の横をぬけて見に行ってみました。

「御陵遥拝所」と彫られています。
裏には、陸軍大将鈴木荘六書と彫られていました。
…陸軍がらみが多いなぁ…と思いながら、「御陵遥拝所」ですから、ここから御陵が見えるのかと思うのですが
このへんに御陵ってありましたっけ?
そもそも誰の御陵でしょうか…すみません…調べられてなくてここまでです。
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