Plaza Santiago: Sightseeing (Chile vs Argentina)
Estadio Nacional
サマータイムに入ってそうそうなので、試合開始時間前はまだ 少し明るいサンチアゴ。遠くに見える雪山とスタジアムを埋めるがおわかりいただけるでしょうか?  "Roja"シャツを着ている人、国旗をまとう人、とにかくい上着を着ている人が多いこと! (かく言う私もそうでしたが)TVNのヘリコプターも飛んできて、緊張感が高まります。
午後8時前、チリ警察のバンドが入場。続いて選手が入場してくると ひときわ歓声が大きくなります。チリ国歌は大合唱なのに、アルゼンチン国歌は口笛だの野次だのに かき消されてほとんど聞こえません。(チリ人、そういう態度はよくないぞ!)アルゼンチン応援団は 今まで見たビジターの中でも一番の入場者数。客席を空けてしっかりガードされております。
Primer Tiempo
コロンビア戦、エクアドル戦と、全然いいところがなく、 Olmos監督の采配も振るわず、不満爆発寸前といった中で、強豪アルゼンチンを迎えての試合。 しかし、今日の"La Roja"はすごいっ! すごいがんばっているっ! 今日は気合の入り方が違うのか、開始早々からとても動きがいい選手たち。 ボールを追いかける速さも全然違う。そうなると応援にも力が入り、国旗もあちこちではためきます。
こちらの応援は声が低いっ! 実際スタジアムで観戦していると約6万人の「ウオオオオオーーーッ!」という声が震動となって伝わってきます。 早くも前半4分、Melendezが相手のファウルに倒れ、 チャンスを作ります。ValenzuelaのキックにNaviaが頭で合わせますが、ゴールの上に飛んでいって しまいました。残念ながらも応援にも勢いづきます。 「オーレーオレオレオレー、チーレー、チーレー!」
5分、Salasがアルゼンチンの選手と接触し倒れますが、 審判はファウルを取りません。今回の試合の主審はファウルをあまりきっちり取らない人で、 チリ応援団からかなりのブーイングが出ていました。
10分、Naviaからのパスを受けたFuentesがミドルシュートを放ちますが、 ゴールのはるか上を通り過ぎていきました。もちろんアルゼンチンも押され気味なわけではなく、 絶妙なパス回し(チリはこれができない)と統制のとれた攻撃(チリはこれもできない)で チリのゴールを脅かすわけです。アルゼンチンがボールを占有するとすぐさまピーピー鳴り響く口笛。 ヒヤヒヤしてくるのですが、ディフェンスも何とか踏ん張って守っています。 でもやっぱりアルゼンチンの選手はナマで見るととてもとても技術に優れています。 ボールを軽やかに操り、全く隙がありません。
15分、左サイドのValenzuelaがゴール近くのNaviaにパスを送るのですが、 相手のディフェンスに当たり、はじかれてしまいました。
17分、Salasに対してのファウルでアルゼンチン選手にTarjeta Amarilla (イエローカード)! これはチャンス! "Matador"ことSalasが蹴る態勢に入ると、 途端に足踏みをし始める応援団。その音が地響きのように低く大きく聞こえてきます。 しかし、SalasのFKはキーパーにはじかれてしまいました。サイドからのFK、Valdiviaの蹴ったボールが ゴール近くまで上がったのですが、誰も合わせることができず、 おまけにファウルを取られてしまう始末。
18分、今度はアルゼンチンにチャンス! 距離はありますが、 ほぼ正面からのFK。Alvarez、体当たりで止めました。
21分にも左サイドからのFK。ヘディングではじいた球をすかさず攻撃に回しますが、あっさりと 奪い返され、またアルゼンチンの攻撃へ。相手のシュートをRojasがヘディングで防ぎますが、 あやうくオウン・ゴールになるところでした。サイドキックもTapiaが防ぎ、 「Muy peligroso!」を回避。
24分、SalasからのパスをNaviaが狙いますが、ゴールをかすりもしないで 上に飛んで行ってしました。27分、Salasのヘディングも決まらず、横に転がったボールをAlvarezが 押し込めることもできず。31分、相手の隙をついてValdiviaがキーパーと一瞬1対1!なのに 蹴ったボールは空しくゴール手前で外に転がっていきました。
今日は珍しく(?!)こんなにチャンスがあるのに、 どうして最後まできっちり決まらないのでしょう?! やきもきしてきたのか、あちらこちらで「チチチ、レレレ、ビバ、チレ!」が聞こえてきます。 しかしながら0-0で前半終了。ここまでは相手に得点を与えてないだけ、まずまずといったところ。
Segundo Tiempo
後半からはOrralaが出場。背の高い彼ならゴールを守ってくれるような 気がします。しかしながら、前半の疲れが影響しているのか、やや動きが悪くなってきたチリ。 とにかく得点を入れないことにはというあせりからなのか、 10分にはMelendezがミドルシュート! はるかかなたに飛んで行ってしまいましたが、いつもは地道に 守りに徹している彼が攻撃に出るとは! とひそかに応援している私は惜しみない拍手を彼に送りました。
13分、Salasが受けたファウルでほぼ正面からのFK。Salas自ら蹴り ますが、失敗。「オウウウゥゥゥ!」という残念な声がスタジアム全体に響き渡りました。
17分、MelendezとMirosevicが交代。攻撃力を増強を図ります。 20分には、アルゼンチンにシュートを打たれますがTapiaががっちり止めました。23分には交代したばかりの Mirosevicがシュート!しましたがゴール横に反れ、26分にはT.Amarillaが出されました。
上の写真、ベンチ前に立つOlmos監督の後ろ姿がおわかりになりますか? これまで言いたい放題にさんざん集中的な非難を受け、 これでまたふがいない試合をしたらほぼ交代確実という、哀愁漂う姿です。 ニュースでは早くも次候補者の名前が何名か挙がっていましたが、 南米の国でサッカー代表の監督を引き受けようなんて、並みの神経では出来ないことだと思いません? それともみんな「俺が俺が」って一度はやってみたいのでしょうかねぇ……? 監督の心中やいかに。
ともあれ、今日の試合はいつもと違い、一進一退を繰り返す好ゲーム。 34分、Alvarezが運んだボールをゴール前のNaviaにパスしますが、Navia受け損ねてしまいます。 39分はまたもNavia、ヘディングに失敗して落ちたボールをシュートしようとしますが、相手の ディフェンスに両側から挟まれ、完全に塞がれてしまいました。Naviaはブラジル戦のFK以来、 なかなか決めることができません……。
後半44分、Vargasの反則(T.Amarilla)によりアルゼンチンのFK。 しかもほぼゴール正面。アルゼンチンにはまたとないチャンスでしたが、チリの壁が防ぎました。 時間ギリギリまで戦った両者、結果は0-0の引き分け。でもチリ応援団には満足の行く試合内容でした。
Los Protagonistas
Numero Jugador Posicion Equipo
1 Nelson Tapia Arquero Santos (BRA)
13 Jorge Vargas Defensa Livorno (ITA)
16 Ricardo Rojas Defensa Universidad Catolica
5 Pablo Contreras Defensa Celta de Vigo (ESP)
22 Luis Fuentes (*) Defensa Cobreloa
19 Rafael Olarra (46') Defensa Universidad Catolica
2 Cristian Alvarez Defensa Universidad Catolica
18 Rodrigo Melendez (*) Mediocampista Est. de la Plata (ARG)
17 Milovan Mirosevic(*59') Mediocampista Racing (ARG)
7 Rodrigo Valenzuela Mediocampista America (MEX)
14 Jorge Valdivia (*) Mediocampista Servette (SUI)
20 Ignacio Quinteros (*72') Delantero Puebla (MEX)
11 Marcelo Salas (Capitan) Delantero River Plate (ARG)
9 Reinaldo Navia Delantero America (MEX)
- Juvenal Olmos Director Tecnico -

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