1月1〜2日 三嶺 二人


今年の正月山行はローテーション上ではお亀岩泊だが、目的がいろいろあるので、昨年に続き三嶺での一泊へ変更。


天気予報では3日から崩れそうなので、元旦・2日と昨年より一日繰り上げた。 

晴天の下で初日の出を飯野山(讃岐富士)で眺めた後、10時前に家を出発。
出発の頃には小雨がパラパラと降り出す有様。でも「山が雪なら良いなぁ」と。
今回は、雪道の下りでは夏タイヤの四駆と軽四FFではあまり代わり映えがしないので、むしろ狭い道でのすれ違いや、側溝に脱輪しても軽いので楽な軽四で。
林道も雪で何処まで入れるか解らないし?

大歩危から、かずら橋経由名頃へ。心配していたトンネルからの下りも凍結無し。
正月のためかずら橋近くでは四国外ナンバーの車が多数見受けられたが、奥へ入るとひっそりとしたR439。名頃までほとんど路面には積雪無し。
橋を渡り、社宅脇でチェーン装着。

林道沿いに車3台10名ほどが大晦日の小屋泊まりから下山してきて片付け中。
下の登山口には車が2台。そのまま上の登山口へ向かう。
雪が林道の凹凸を綺麗に埋めてくれているので、無雪期より快適な走行。

上の登山口には四駆が一台。その脇へ停車。
支度をしている内に持ち主が下山してきた。
大晦日には20名ほどが小屋で過ごしていたらしいが、その方はテント泊とのこと。
歩き出して、ワイパーを立てるのを忘れたと思い出したが時既に遅し。
(翌日下山してくると、雪だるまの車からワイパーが立っていた。きっとこの方が立ててくれたのであろう)

凍った登山道の上に粉雪。でも、あまり滑ることもなくアイゼン無しで分岐点へ。
結局小屋までの登りではアイゼンは未着用のまま歩いた。
昨年はこの辺りで16時近かったが、今回は14時前。
(昨年ここで休んでいると、ラッセルがひどくて屏風岩から引き返し、心配そうに「今から?」と声をかけてくれた17年連続で正月二日に登っているという方 と、2日に小屋で再会)

雪も少なく、大勢歩いているので夏よりも歩き易い登山道。
ずっと粉雪が舞っているが、気温が高く寒さは感じない。
まゆみの木にも雪がまとわりついている。

最後の斜面も夏道が顔を出し、風も弱く拍子抜けの感じ。
いつもの斜面の写真が撮れない。
しんどいけれども、山には雪がある方が楽しいのだ。 

避難小屋には先客が3名。内2名は偶然にも紫雲出山さんご夫妻。
早速荷を広げる。今回は一泊なので二人で30s強。
女房が「雪を溶かした水は嫌」と4リッター持参。焼酎が900グラム等々。
明日の下りはうーんと軽くなるのだ。 

夕食は定番のパックおでん+酒のつまみ。あとはアルコール。
食べて直ぐに寝るので胃に負担を掛けない流動食。といつも言い訳をしながら。
結局焼酎五合が空いてしまった。

お陰で寒さ知らずの快適な一夜を過ごした。
もっとも、昨年はペットボトルも凍るほどであったが、今年は明け方でもコッヘルの水が凍っていない暖かさ。
これでは、好天は無理と思いながら、5時に外を見ると昨夜と同じガス。

8時過ぎに頂上へ。
強風が吹いているが雪量が少ないので、昨日のトレースが頂上まで連なっている。
雪が多ければ、コメツツジをアイゼンで相当虐めることになるのだが。

頂上では展望無しだが、早速今回の目的黄色い手拭いの撮影のセッティング。
頂上標識への直付けは諦め、先ずはピッケルに巻き付け雪面に刺すがはためかない。
標識に載せると、今度は風でピッケルごと飛ばされる。
はためいてもデジカメのシャッタータイムラグで旨く撮れない。
そんなわけで、ピッケルバンドを金属の標識に巻き付け枚数で勝負しなんとか無事完了。
右手が凍えてしまった。

次は頂上の墓碑へのお参り。
昨年、ネット上でいろいろな方のご協力で経緯が解った昔の知り合いの墓碑。
雪面にタバコを供え、二人で黙祷。

小屋へ帰り、遅い朝食を摂り時間を潰すが天候の回復の兆しなし。
10時を過ぎると大勢小屋へ集まりだしたのですっかり軽くなった荷を纏め下山開始。
屏風岩あたりで頭上にガスの切れ間が見え始めるが、そのまま「下ろう」と。

分岐点近くで、昨年の「びょうきの犬さん」と下りでルートを失っていた丸亀の方達と出合う。
話をしていて解ったのだが、我々と同じように、飽きもせず同じ頃に同じ所へ来る者がいるのだなぁと感心する。

登山口まで戻ると頭上には青空が拡がり始める。
R439へ出ると雲一つない快晴。
蕎麦道場へ寄り蕎麦をと思ったが残念ながらお休み。

観光地の「(昔の?)美人の手打ち祖谷蕎麦」にはあまり興味が湧かずそのままR32へ。

天候には恵まれなかったが目的を達成できた新春の山歩きでした。

ただ、今年のように夏山よりも楽に歩ける時もありますが、昨年のように遭難寸前の人達がいたりするのも雪山です。
くれぐれも、雪山は自己責任で歩いてください。






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