1月13日 雨島峠〜龍王山 二人
Nちゃんから土曜日の笹ヶ峰への招待を、泣く泣く仕事の為不参加。
このグループには誰か雨男・ガス男(女?)がいるらしく、ここ何年かの笹ではいつもホワイトアウト状態。
でも、アルコールさえあれば、との人もいるみたいだから・・・
動画のメールを頂き、見ながらこの休み何処へ行こうかなとの打合?
でも、「人に出会うような所・一度歩いた所は嫌。」との難しい注文。
そんな時に、脛かじりからTEL。「正月に帰っていないから、明日帰る」
また、脛が細くなる・・・というわけで、月曜の午後しか時間がない。
では、と昨年11月雨島峠から927m峰まで歩き、更に稜線通しに踏み跡が竜王山方面へ続いているのを見て以来、いつかは竜王山まで歩こうと思って
いたのでこのコースを。
しかし、ピストンは半日では無理と、「どうせ脛が細るのだから」と夕方の迎えを頼み込む。
下りは浅木原・竜王峠・寒風越・三頭越どこからかでも下れるので。

家を出たのが11時過ぎ。
最奥まで車で走り、歩き出したのが12時過ぎ。
雨島峠まで上がり、先ずは三界万霊地蔵尊にお参り。
前回と同じく、今回も新しいしきびが一対供えられている。
誰がお参りしているのだろうか?
途中の雨島最奥の民家の庭には、二人の人影が見えていたが。
前回の巻き路の記憶違いで、今回はうっかり違う巻き路へ入ってしまった。
ここにも、イノシシ罠の掲示がぶら下がっている。
道には落ち葉が敷き詰められ、所々掘り返されている。
正月の名頃林道で出会った猟師さんの言葉を思い出す。
イノシシの肉は貴重品でキロ8000円位で売れる。
豚肉は良くて1000円台・・・
猪+豚=猪豚。猪豚+猪=猪猪豚。猪猪豚+猪=猪猪猪豚。猪豚+豚=???(延々
と指折り聞いていたが忘れました)の値段はこの中間値。
やがて路面には先日の残雪が現れ、猟犬(?)の足跡に混じり、ウサギの足跡。
所々崩壊しているが、沢筋には苔むした岩で丁寧に石垣が築かれ補強されている昔のメーンルート。
しかし、路は尾根へは上がらずずーっと山腹を巻いている。
どこかへ行けるだろう?と日溜まりのなかをのんびり静かな雑木林を歩く。
しばらくで琴南・浅木原の背後の稜線が目の前に立ち塞がり、路は稜線目指して登り始める。
927m峰からの踏み跡が繋がっている870m地点で、やっと尾根へ上がる。
しばらく尾根路を歩くが、また雪の巻き路へ。
方角がおかしいと思いながら稜線へ出ると、重機の跡が残るぬかるんだ車道へ飛び出す。
浅木原集落の奥にこんな造成地が???
尾根伝いに少し引き返し、周りが伐採されている982m三角点へ。
遠く竜王の稜線の向こうには剣山系が連なっているのが霞の中に望遠される。
つい最近伐採されたのか、真新しい木くずから木の香が漂っている。
切り株に腰を落としコーヒーブレーク。風もなく静かな春の気配である。
小休止の後、地形図を頼りに植林されている伐採跡を下り車道へ。
重機がうなり声を上げている直ぐ脇を通り、鞍部に着き山路へと戻る。
ここからは竜王までずーっと残雪が続いている。
いくつかの小ピークを上り下りしながら段々竜王へ近づいてゆく。
やがて、右手浅木原からの路を合わす。
この辺りにも、罠の看板が至る所に点在。
ここからは、今日何人も歩いたのか雪上に足跡がいっぱい。
少しの急登の後、地蔵尊が鎮座する尾根へ。先ずは左手の讃岐竜王へ。
ここも、昼間大勢歩いたのか雪面に無数の足跡が。
雪に覆われた急階段を上がり静かな広い、展望の効かない山頂へ。
時間が気になるので、直ぐに引き返し阿波竜王へ。
途中の凍結した舗装道路上には多くの轍が。
三角点脇には、赤い梅干しの目の可愛い雪だるま。
櫓の上からは、高松の市街・瀬戸内海・飯野山等が霞んで見える。
振り返れば、剣山系が遠くに。
時刻は15時をとっくに過ぎているので、連絡を取ろうとするが圏外マーク。
解けかけた雪面を走り下り竜王峠目指す。
途中一カ所携帯が繋がり、迎えを17時・川奥に頼む。
途中のNTT無線中継所を過ぎた辺りから、雪面の猟犬の足跡には血が滲んでいる。
「犬は裸足で歩いているのだから、あかぎれだろうか?」と話しながら進む。
何だろうか?、竜王峠近づくとなにか奇妙な音が間歇的に聞こえ出す。
峠の車道へ飛び出すと猟師さんが車を止め、猟犬を呼ぶ呼子を吹いている。
直ぐに、背後ろから猟犬が元気に飛び出して来た。
あとは、雪の車道を歩き、遊歩道へ入り落ち葉を踏みしめ、
社に頭を垂れ横畑集落経由杉王神社へ。
16時55分着セーフ。しばらく待つと迎えが到着し、すっかり暗くなった雨島へ車を回収しに。
今日も誰にも会わずに、静かな山歩きを楽しむことが出来た一日でした。