3月21日  東山峠〜大山山  二人


東山峠、香川と徳島を結ぶ静かな峠。

十年程前のまだ元気な頃に、自転車で心臓をパクパクさせながら暗い峠道を
上がったことがあるが、それ以降はご無沙汰のまま。

今回は東山峠から大川山をピストンの予定。
だが家を出たのが九時過ぎのため、ピストンは無理かな?
明るい峠道の途中に、「ここから7.2q急な登り」との標識有り。
途中で自転車での二人連れを追い越す。
今でも峠を目指す人たちがいるものだ。

峠の手前に車を止め、左手の急な登りを上がる。
峠から右手には、二軒茶屋方面へのルートが延びている。
次の機会にはこちらの尾根路をも歩いてみたいものである。

直ぐに伐採跡の上部へ出る。
国見山から寒峰・矢筈の峰が白く輝き望遠できる。
鉄塔保線道を兼ねた尾根路は整備されていて、
周りには灌木・人工林が交互に現れる。
阿讃サーキットの爆音がかすかに聞こえる以外は物音無の静けさ。
足下の小さな霜柱が踏みながらの稜線散歩の風情。

鉄塔を過ぎ、800mピークで右へカーブし大きな六本の杉がある「樫の休場」へ。
ダートの林道が上がってきており、轍がついている。
看板には、讃岐側からはこの六本が二本の杉に見えるそうである。
やはり、ここも借耕牛が通った路らしい。
少し進むと人工林の中へはっきりした踏み跡が続く。
尾根の笹を嫌いこちらへ入るとバイクが一台捨てられている。
「なんでこんな所に?」

人工林を抜けるとイチゴ栽培のビニールハウスが数棟。
舗装した農道も上がってきている。
尾根へ登り返すと踏み跡が。
が、周りには使用済みのビニール等が半ば埋められ足の踏み場もない状態。
猪脅しなのか、毛皮が何個かぶら下がっている脇を抜けると直ぐ横に舗装路が。
一旦舗装路へ出て直ぐに大川山への最後の急な登り。
小鳥が直ぐ脇の枝にとまり何かをつついている。

頂上広場へ出ると、車で上がってきている人が手のひらに餌を載せ鳥を呼んでいる。
神社に参拝すると、神主さんに松平藩の紋が刻まれた石灯籠へ案内して頂く。
途中でのんびりし過ぎたので時間も押し、東山峠へ戻るのが億劫になりSOSを発信。
17時に迎えを頼み、木漏れ日の中で遅い昼食。
昼寝は諦めたが、コーヒーを沸かしのんびり過ごす。

駐車場へ下り、少し林道を進み展望台へ上がり待ち合わせ場所を再連絡。
展望台からは薄い踏み跡が続いていたので、そちらへ踏み出す。
しばらくの間は踏み跡が続いていたが、やがて消滅。
右手のブッシュを掻き分け人工林へ入ると作業路が。
これを辿りしばらくで舗装路へ飛び出す。
後は「だいせんみち」をのんびり下り、迎えとドッキング。

東山峠へ車を回収に向かい、迎えを先に帰し塩入温泉でのんびり湯に浸かった一日でした。


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