4月28日 旧曼陀峠〜雲辺寺山 二人
昨年秋から歩いている阿讃県境歩きシリーズで、今回は旧曼陀峠から雲辺寺山へ。

足のリハビリを兼ねて歩き始めた寒風越からスタート。
我々にぴったりの静かな、人に出会わない、登山道上でゆっくり昼食が取れるコース。
徐々に西へ伸ばし、讃岐龍王から余木崎間で残っているのが今日のコース。
が、地形図では稜線通しに林道が走っているので嫌な舗装路歩きになりそう。
旧曼陀峠手前からスタート。薄い雲に遮られ日光も和らいでいる。
借耕牛が、秋にやせ衰えて越えた曼陀峠。いまは車が走っている。
しばらく進むと右手に立江地蔵の木製の古い標識。
木立へ入り込むが見つからない。
石を積み上げた台座と思しき物だけが残っていた。
次に左手へ古い林道が木々に覆われ分岐していた。
ここへ女房が入るというので、二手に分かれこちらは更に奥の稜線を進むことにする。
山菜取りの踏み跡がかすかに続き、やがて灌木の中へ入り込む。
行く手をイバラの刺で阻まれズボンの上からもちくちく刺される。
しばらくは互いに呼べば声が聞こえていたが、段々離れ声が聞こえなくなる。
尾根沿いに右手へ回り込もうとするが、とにかくブッシュが酷い。
這々の体で進む内に、天国のようなススキの原へ飛び出す。
昔は高原野菜の畑の跡のようだ。 
やがて、林道へ出、しばらくで舗装路へ。
ここで小休止し女房を待つがいっこうに来ない。
携帯で呼び掛けると、まだブッシュと格闘中とのこと。
左手へ上がれと指示を出し紫煙タイム。
このブッシュに懲り、後は林道を忠実に辿る。
道端では地蔵尊・ヤマル
リソウの可憐な小さな花の群生が歓迎してくれている。
徳島側雲辺寺バス停からの遍路道を合わせしばらくで三叉路へ着き、樹林の中へと続く。
杉木立へ入るとひんやりとした感触。斜面にはカタバミが可憐な花を付けている。
山門手前から左手の稜線へ上がろうと踏み込む。上がりきるとスキー場。
巨大な雪上車の脇を通り、大きな冷凍機(人工雪用?)を過ぎ、有料展望台のピークへ。

本殿へ降り、早々に三角点目指す。
途中の尾根で遅いランチタイム。
缶酎ハイ+手巻き寿司+ラーメン+コーヒーと国籍不明の豪華?な昼食。
脇にはフデリンドウが綺麗な紫色の花を付けている。
今日も時間があまり無いので昼寝は諦め1時間で切り上げ。
坂瀬池方面へ、良く整備された四国の道へ入り込む。
途中の両脇には、ツツジのオンパレード。
満開の木、既に散りかけた木、蕾の木等々。もう少しでツツジのトンネルになりそう。
中に、初めて見るシロバナウン
ゼンツツジもある。
広域基幹林道へ下り、今日ののんびり歩きの終了タイム。
それにしても県境尾根の歩き始めは霜柱を踏み、新雪の上の猟犬の足跡を
追っていたのが、桜も散り、ツツジの季節になり色とりどりの花が咲く季節に
なって来ている。四季の移ろいを実感出来る尾根歩きであった。
これで何とか讃岐龍王から瀬戸内・余木崎の西半分が繋がった。
ほとんどが尾根通しに歩け、グループで車を複数使用すれば5回程度で歩けるのでは。
我々は10回に分けのんびり歩いたが。
展望はあまり望めないが、今時の山歩きで静けさが溢れる最高のコースである。
次からのコースを相談しながら高瀬天然温泉経由で帰宅する。