5月4〜5日 甚吉森〜千本杉、野根山  二人


5/3

しばらくの間県境歩き等で一方的に旦那中心のコースを歩いていたので、今回はコース選択を女房に任せた山歩きに出かけた。
久しぶりに後部座席で横になりぐっすり寝込み、南国インターで起こされる。

R55を東に走り、途中で運転を交代し安田より馬路村を目指す。
途中の田は既に田植えが終わっている。魚梁瀬の集落を過ぎると千本山方面全面通行止めとの標識があり、道が半分塞がれていた。
路面には車が何台か通った跡が伺えるのでそのまま進む。

橋を渡りしばらくでやっぱり全面通行止め。
仕方なく引き返し、地形図にある中川林道からの甚吉森はどうだろうかと林道へ入る。
しばらくで地元の猟銃を抱えた人達と出会う。
鹿が繁殖しすぎているので駆除をしているとのこと。

甚吉森のルートを尋ねるが4人目までは知らないとのこと。
中には無線で確認してくれる人もいて、親切に応対して頂く。
5人目でやっと登山口の情報を入手。
いつもは林道をチェーンで塞いでいるが今日は夕方まで皆いるので入れるとのこと。
また、千本山への中川口からの登山口も橋を渡れば直ぐにあるとの情報を入手。

どちらへ行こうかとの急遽開催した家族会議では、「折角だからと甚吉森」へ2対0で決定。
所々にある落石を避けながら林道を走り、自宅から192qで登山口に到着。

歩き始めると直ぐに小さな滝。
やがて人工林の急坂を上り杉林を終わると道の両脇には白・ピンクの雲仙ツツジのオンパレード。
登山道は鉛筆ほどの太さのスズタケが綺麗に刈られていた

ルートは25000地形図とは異なり1150m鞍部へ上がる。
ここには左千本山、右甚吉森の字が消えかかった古い標識が。
右手に進むが依然として雲仙ツツジが咲き誇っている。
尾根へ上がると胴周りが3m以上の巨大な杉が幾本も聳えている。

 

ここからしばらくでブナが現れ始め、アケボノツツジも山肌に点在している。
登山口から丁度1時間30分で静かな無人の頂上へ到着。
見渡す限り山また山。ブナの新緑の下で小休止。

鞍部まで引き返し2回目の家族会議。
女房へ「このまま尾根伝いに千本山へ行ってみたら?」
「行く」との返事に「じゃ車を下まで下ろし、中川より千本山へ上がり15時に頂上でドッキングしよう」
ということで二手に分かれることに決定。いつもの携帯は通じない山域なので少し心配だが。

女房によれば、稜線もルンルン気分で歩け分岐から1時間15分程で千本山へ到着したとのこと。
旦那は車へ走り下り、念のため林道ゲート外へ車を停め「千本山へ40分」の言葉を信じ14時に歩き始める。
でも???標高差550mもあるのに「幾ら山仕事をしている人達でも40分では?」とは思いながら。
汗を垂らしながら歩くが、道はどんどん西の方角へ巻いている。頂上は北西のはず
なのに・・・あちこちからは猟犬・鹿の鳴き声が聞こえている。

結局45分要して着いたのは立派な新しい展望台のある傘杉堂。
ここからは頂上までガイドブックでは1時間。15時着は絶対不可能。
「女房に遅刻を怒られる」と巨大な杉には目もくれずに頂上へ。
頂上着が15時30分。「1時間も待って寒くなった」との冷たい言葉。こちらは汗たらたら。

三角点脇に座り込み小休止。
下りは杉を見ながら1時間40分で登山口へ。
これで女房も少しは「一生懸命に登ってきた」と理解してくれた様子。
林道近くまで下ってくると、猟犬を呼ぶ笛の音。

登山口にはまだ地元の人達がいたので、コース整備の礼を述べ、「魚梁瀬・うまじどちらの温泉が良いですか?」と聞けば、
「うまじが食べ物が美味しい」で、うまじ温泉へ直行。
湯上がりに山菜のテンプラ・アマゴの塩焼き・山菜の煮物&○ー○。
女房は大満足、旦那は標高差600m+550mの2度の登りでクタクタの初日でした。

5/4

翌日は、まず岩佐の関所経由野根山へ上がりここで朝食。
今日の計画の打合。いつも無計画な軟弱ペアそのものです。
結果は、女房は東の四郎ヶ野峠へ街道歩きに決定。
西は次の機会に置くことにする。
街道上で10時に別れる。

旦那は、車で宿屋杉を見物後四郎ヶ野峠へ走り、12時30分ドッキングの約束。
しかし、蛇谷林道は道が非常に悪く時間がかかり宿屋杉へ着いたのが11時45分。
時速10キロ以下のスピードである。

写真を撮り、無線中継所近くの尾根道で携帯で連絡を取れば、女房もゆっくり歩いているので少し遅れるとのことで一安心。
R493へ下り、四郎ヶ野峠へ着けば女房はまだ着いていない。
昼食の荷物をまとめ花折峠目指して歩く。途中でドッキング。
登山道脇でスパゲッティを茹で、パン・缶酎ハイ・コーヒー等で久しぶりのゆっくりした昼食。
足下にはギンリョウソウが一杯。でも皆恥ずかしがって下を向いている。

峠へ下り、帰りはどうしようか?と相談。
「ミセスオリーブさんの宍喰温泉」か「春さんの二十三士温泉」か。
折角野根山を歩いたのだから、縁のある二十三士温泉に決定。
途中高速道路並のバイパス?を走り田野町へ。

湯船で体を温めた後で、屋外で奈半利川の川風を受けながら裸で杉の香がするベンチに横になり目を閉じると眠りそう。
帰途安田の港で、休んでいる肝臓に少し仕事を与え南国インターへ。

ここで一大事。南国→大豊渋滞10qの電光掲示。仕方なく大豊へ行こうとR32を直進。
途中で高速道上では数珠繋ぎの車の列が見え隠れ。
大豊へ着けば、大豊→新宮渋滞4qとのこと。

前の徳島ナンバーがそのまま直進するので、結局池田インターで前車が高速へ上がるまで後を追う。
南国から猪ノ鼻峠経由で自宅まで2時間で到着。夜のため高速利用との差は30分程度。

2日間で500q走行。
どこかの著名な花の山とは異なり、山中では野根山街道で3名のみに出会うだけの自然を満喫した静けさ。
(旦那は+千本山への登りで1パーティとすれ違い)
甚吉森・千本山・野根山街道と女房にとって長年の念願の山歩き+温泉二つが出来、旦那はアッシー君に徹した連休後半の山歩きでした。


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